過敏性腸症候群の発症メカニズム

あがり症、発声時頸部ジストニア、書痙を自力で開発した心理療法で克服したトラウマ治療セラピストの川畑律子です。


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過敏性腸症候群の発症メカニズム


１．子どもの頃に、ガミガミと口うるさく叱りつけてくる両親に育てられる。


２．小児期に暴言を受けたことで、

①「左聴覚野」に有意な容積増加が認められるようになる。



②扁桃体の樹状突起が拡大する。

③前頭前野の樹状突起が萎縮する。


ストレスと脳



３．脳が変形したことで、モラハラ、パワハラ上司の暴言に対して過剰反応するようになる。



４．過去の状況と照らし合わせて「危険か、そうでないか」を判断する役割がある扁桃体が、「また、あの時みたいにお前の全てを否定されるぞ！」「危ないから、逃げろ！」と警告を発する。


過敏性腸症候群の発症メカニズム


５．扁桃体からの指令を受け取った身体は、副腎髄質からストレスホルモンであるアドレナリンやノルアドレナリンを分泌する。


ストレスについて


６．自律神経や腸内フローラが乱れ、過敏性腸症候群を発症する。



幼少時のストレスが脳と腸内フローラに与える影響



となります。



したがって、過敏性腸症候群を治す為には、小児期に受けた毒親からのストレスを心理療法で癒すことです。




毒親から「個」を奪われるまでガミガミ叱り付けられた悲しみや怒りや悔しさや恐怖を、徹底的に吐き出させて肯定してあげます。



「怒っても良いんだ」

「悲しかったのは当然なんだ」

「怖かったのは当たり前なんだ」

「悔しかったのは当たり前なんだ」



と、充分にネガティブな感情を肯定してあげます。



すると、潜在意識から不快な感情が消えて無くなります。



トラウマとは、「不快な感情を伴う長期記憶」のことを言います。




トラウマから「不快な感情」を取り除けば、長期記憶は短期記憶へと変化します。




短期記憶は「覚える価値がない記憶」のことです。


記憶の分類




例えば、1人暮らしの方の「一昨日、1人で家で食べた晩ごはんのメニュー」くらいの、すぐに思い出すのが困難なほどの記憶です。




短期記憶に変化すれば、フラッシュバックが無くなります。



フラッシュバックが無くなれば、扁桃体が反応しなくなります。



扁桃体が反応しなくなれば、ストレスホルモンが分泌されなくなります。



ストレスホルモンが分泌されなくなれば、自律神経や腸内フローラが乱れなくなります。




そして、過敏性腸症候群が治ります。





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