奈良旅行2024年①東大寺 | どんぐりの小径

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徒然に気まぐれに

5月10日(金)から13日(月)まで奈良に行ってきました。

奈良には中学の修学旅行と高校卒業時の友人との卒業旅行はあちこち観光をしました。

大学の時には明日香村に行きました。

そして30代に京都のお茶会の後に足を延ばして朝護孫子寺に泊まった弾丸旅行以来です。

 

ほぼ30年ぶりです。

神社に興味を持つようになってから、

ずっと大神神社と桧原神社に行きたかったので、やっと念願が叶ったのです。

 

初日は奈良の大仏さんを見に行きました。東大寺ですね。

中三の修学旅行以来ですからほぼ50年ぶりです。

行きは奈良駅から歩いて行きました。ずっと登りなんですね。

 

途中、右手に奈良国立博物館があって空海展をやっています。

今回は日程が合わず入れませんでした。残念。

東大寺のエリアに近づくと鹿さんたちがおいでになります。

 

外人さんたちが鹿煎餅をあげながら写真を撮っていました。

インバウンド、肌で体験してきましたよ。ほんとに多いですね~。

白人もアジア系もです。一番少ないのがアラブ系ではないでしょうか。

 

修学旅行の時の写真の中に、私が鹿さんにお煎餅をあげている写真があるのを思い出しつつ、

楽しいそうな外人さんたちを横目に見つつ、ゼイゼイ汗をかきながら坂を登って行きました。

大仏さんは大きかったです。

昔もこんなに傍から見上げたのかな~と思うくらい、覚えていないのですね。

鹿さんのことは覚えているのに・・・大仏様、ごめんなさい><;

 

帰りはそのまますぐにホテルに戻りました。

もう歩きたくなかったのでタクシーを拾いたいと思いましたが、乗り場が分かりません。

表通りに出た処に運よく空車が来ました。

 

手を挙げると、女性ドライバーさんが「そちら側に行きます」と言うので、

「私がそっちに行きます」と言って、

信号を越えた先の駐車できるスペースで停まっていてもらいました。

その方がホテルまでが近いのです。

 

乗り込むと「本当はタクシー乗り場で乗せることになっているけれど

お客さんは足が悪いのでここで待ちました」とのこと。

「運転手さん、ありがとうございます。助かりました。もう足が限界だったのですよ」と私。

 

その時点でタクシー乗り場がどこか分かっていなかったのですが、

私が乗せてもらった処から20m先なだけでした。

疲れていたし見つけられていなかったので本当に助かりました。

そのくらいへばっていたのです。

 

ホテルに戻り、かなり立派な会席の夕食を頂きました。

そこに奈良漬けがついていたのですが、今まで食べてきた奈良漬けより美味しかったです。

今までは奈良漬けって味が濃すぎるし酒が強いので苦手だったのですが、

食べ方が違っていたのかもですね。

 

滞在に使ったホテルは有難いことに大浴場がありましたが、結局、疲れていたのと、

部屋から出るのが面倒くさくなってしまい、一度も使いませんでした。

奈良駅から近くの宿でしたが、思ったほど外人さんも少なくて落ち着いたホテルでしたので、

また来ることがあったら利用したいと思うほど快適でした。

でも、さすがに裏方の従業員は外人さんでした。

 

夜は家族に電話をして、一人で奈良まで来れた武勇伝を語りまくりました。

旅行することからずっと離れていた私にとって鉄道を使うってだけでハードルが高いのです。

まず、切符を買う処からまごつき、なんとか新幹線に乗ってやれやれで、

次は京都で奈良線に乗り換えるのにドキドキで、10時16分に奈良駅に着きました。

 

そこでやっとおトイレを使い、朝食のつもりで駅ビルのファストフード店でパンを食べました。

そこでも要領が分からず、列に並ぶのも注文するのも、

珈琲に入れるクリームやナプキンの置き場所も分からず、マゴマゴ・ドキドキでした。

 

そこから、駅に近いはずのホテルの場所が分からなくなり迷子になりました。

大通りに出てしまって、人が歩いていないんですね。

道を聞こうとして、やっと来た最初のおじさんには無視され、

次に来た地元の女性が一緒に道を戻りながら教えてくれてやっと辿り着いたのです。

 

お姉さん、ありがとうございました。

初日はハラハラドキドキで、朝も6時に出発したので疲労困憊でバタンキュウ~でした。

ではでは、まずは一話目です。