奈良旅行2024年② 石上神宮 | どんぐりの小径

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徒然に気まぐれに

2日目は最初に石上神宮に行きました。

そこの境内の先から山の辺の道が三輪の方まで続いています。

天理駅からタクシーで石上神宮に連れて行ってもらいました。

 

その道中、運転手さんが教えてくれたのですが、石上神宮は最古の神社なのだそうです。

「石上神宮が最上位で、お伊勢さんはその次やで~」とのこと。

読み方も「いそのかみじんぐう」だと教えてもらいました。

 

今回、他の場所でも、地元の皆さんが奈良に誇りを持っているのが

伝わってきていたので嬉しく思いました。

郷土愛・・・大事です。

 

日本人なのに日本人が嫌いという人がいますね。

私が若い頃、ツアーで外国に行くと必ず一人や二人、そういう人がいました。

付け加えて「日本人のいない処に行きたい」と言っていました。

“だったら、なぜツアーなん?”さっさと外国に移住すればいいのに・・・ね。

ま、いっか。話を戻します。

 

朝早く8時前に静謐な空氣の石上神宮に着きました。

鳥居を潜り少し歩いたところでニワトリさんたちが鳴いていました。

これは歓迎の印なのだろうか?単にいつでも鳴いているのだろうか?の思う程、

鶏舎の中にニワトリさんは一杯いました。

 

楼門を潜った先には一人先客がいただけでした。

後は神職さんたちと常連のおばあさんだけです。

澄んだ空気の中、ゆっくり参拝できました。

 

石上神宮には、あの不思議な刀、七支刀があります。

お土産のお守りになっていたので買いました。

いざって時にいいのだそうです。

 

以前、七支刀は戦士千人に値するという記事を読んだことがあります。

神功皇后の時代に百済から献上された七枝刀にあたるのではないかと言われているのです。

神功皇后ってかなりサイキック?と思ぼしき処があるじゃないですか。

刀の本当の使い方を分からないことにしているだけかもしれませんね。

分からんけど・・・(笑)。

 

8時半から朝の礼拝?が始まりました。

祝詞の栞を買った人は昇殿して、中で宮司様たち、巫女様たちと

一緒に祝詞を唱えることができます。

 

私は昇殿せず、木札に「家内安全」と書きました。

確か500円か300円です。

お神籤を引いたら末吉でしたので結びました。

 

楼門を出て目の前の階段を登ると出雲建雄神社と猿田彦神社と天神社のある高台があります。

なぜ?出雲?と思いますが、石上神宮の南東の地域に出雲という地名があるんですよ。

国譲り神話が絡んでくるのでしょうか?

 

出雲建雄を素直に諏訪湖に逃げた建御名方神(たけみなかた)と考えていいのかなと思ったら、

草薙剣の荒魂である出雲建雄神(いずもたけおのかみ)をお祀りしているそうです。

隣に猿田彦神社があります。なぜ?みんな仲良しなの?

この辺で区切ります。

 

蛇足のメモですが、現地でもらった無料のガイドブックによると、

石上神宮は最古にして最高の神社です。

拝殿と幻の大寺・内山永久寺から移築された出雲健雄神社拝殿は国宝です。

御祭神は布都御魂神(ふつのみたまのおおかみ)と言われる神剣。

 

奈良時代から神宮の号は伊勢神宮とここだけです。

次は山の辺の道です。

ではでは。