50からは収穫期と過去ログの獣医 | どんぐりの小径

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徒然に気まぐれに

今日は久しぶりに涼しい日ですね~

4月中旬並みだそうですよ。

さっき、「遠くの動物病院に行った日」という2019年の過去ログを読みました。

 

思い出すと結構、その時の憤慨を思い出しました。

病院名を晒してやればよかったと思いましたが、しなくてよかったんですね。

今は名前も場所も世田谷だったか品川だったかすら思い出せません。

鍼灸のある動物病院ってだけです。さようなら~横柄な獣医さん~。

 

あの頃と今では随分、家庭環境が変わりました。

一日の時間の使い方もなにもかも変わりました。

5年分、歳を取りました。

 

どんな5年だった?と思いを馳せれてみれば・・・。

実り多き月日でありました・・・です。

50歳も過ぎると大抵の人はそれまでの人生の収穫が始まります。

 

論語は本当に凄いと思います。

“15にして学を志す”から始まって“50は天命を知る”ですよ。

“60にして耳従う”も本当にみんな本当でした。

有難いお言葉を美しい旋律で残してくださったのです。

 

自分一人で大きくなった人は誰一人いません・・・という事が分からないうちは青いのです。

よく、親が「自分一人で大きくなったつもりでいやがる」って

吐き捨てるように言っているの聞いたことありませんか。

そんな言葉でしか表現できないけれど、そう言う親は一所懸命生きてきた人です。

 

そのお子さんはただただまだまだ青いだけなのです。

青いものは青いのですから、ものが分からないのは仕方がないのです。

青いうちは種を蒔いて育てている時期だから結果はまだ先の先です。

思う通りに思う存分、好きに生きればいいんです。

 

その収穫は50を過ぎたら自ずと手にします。

要らないと言ってもやってきます。

一人で大きくなったつもりの人はそこで文句厳禁ですよ。

 

そこから先の学びは、若い時以上に多種多様になります。

私は、一定以上の健康が維持できているからこそですが、

本当に有難く楽しく面白いと思う日々です。

 

家族が減って寂しいですし、老いが迫ってきて、

行動範囲も狭くなり、無理もきかなくなって、

物忘れも一杯で、確認作業に随分な時間が必要になっていますけれどね。

 

それでも、歳を取った今だからこそ理解できるようになったことが一杯あって

若い時から抱えてきた保留事項に次々に自分なりの答えを見い出せるようになりました。

ほんとに長生きしないと損ですよ・・・ね。

なんか徒然で落としどころがないですね。

ではでは。