さて、メインイベントのミッションが終わったので、
後は少し緊張を緩めてゆるりと・・・と思うのですが、貧乏性なんですね。
ついつい欲張ってしまいました。
前日まで行く予定にしていなかった倭姫宮に寄ろうと思いつきます。
荷物を閉めることができたので、タクシーを頼みました。
運転手さんに、伊勢市駅まで行きたいけれど、その前に少しだけ倭姫宮に寄ってくださいと頼みました。
なるべく歩かないですむ側の入り口に停めてもらい、お参りをしました。
昨年11月の御遷座100年の行事には出られなかったのです。
境内は人が1人しかおらず、その方はすぐに帰ったので、結構、声に出して神様に報告をしました。
たぶん、10分くらいです。
戻る時、タクシーのナンバープレートが見えました。
「22」です!またしてもぞろ目です。
エンジェルナンバーという本があります。そこにある22のメッセージは
「貴女の深い確信が、奇跡や新たな素晴らしい機会を生み出してくれます。
信じる心を持ち続けてください。」というものです。
自分的には「人と親交を持とう」という意味を持たせています。
かなり驚きました。
エンジェルナンバーは携帯のメモに記録していたのです。
そのくらい最近、年中、目にしていたので、旅先でも思い出せるように直前にメモに入れたのでした。
なんとも言えない感動を覚え、運転手さんに事の次第を簡単に説明しました。
そして、「運転手さん、この車に乗せて下さってありがとうございます」と言いました。
すると運転手さんはこのちょっとぶっ飛んだ話をちゃんと聞いて下さった上に
「いいお客さんを乗せられてありがとうございました」と返して下さりました。
また、いい出会いがありました。
今は運転手さんの名前が表示されなくなったので、お名前を覚えられないのが残念です。
神宮会館から宇治山田駅まで3,320円でした。
寄り道すると高くなるんだな~と勉強になりました。
まっすぐ窓口に行き、近鉄四日市駅まで切符をもとめました。
丁度、特急に間に合う時間でした。
宇治山田駅は殆ど使ったことがなかったので、改札がどこか分かりません。
うろうろ頼りなさそうに歩いていたのだと思います。
エスカレーターで登った上に改札があり、駅員さんが見えました。
彼はこちらを見ているようでした。
エスカレーターで登った後、改札に切符を入れて通り、次にどちらに行ったらいいのか見渡していると、
駅員さんがすっとやって来て「こちらです」と手差しをして教えてくださいました。
安心して「ありがとうございます」とお礼を言ってホームに向かうエスカレーターに乗りました。
小さな親切にほっこりです。
ホームについてから10分くらい時間があったので自動販売機でジュースを買ってベンチで飲みました。
いよいよ電車が入ってくると、自分の乗る2号車が2つ前の方だと分かり、急いでホームを移動しました。
かなりすぐにドアが閉りそうな気配があり、急いで乗り込むとすぐに閉まりました。
停車時間1分?と思いました。危なかった~。
四日市まで1時間くらいです。
席は空いているので横に荷物を置いて2つ分使えます。
足が痛かったので途中で足を座席に上げました。
かなり楽になりました。
12時過ぎに四日市に着きました。
改札の手前にバス停の案内は見当たらないので、外に出ました。
そこにも案内板はありません。
椿大神社はこちら・・・みたいな案内板もありません。
伊勢とはだいぶ違います。
何と言っても大抵の人が四日市というだけで名前を知っている大都市です。
たぶん、三重では一番大きな産業都市でしょう。
仕方なく1階に降りることにしました。
しかし、1階に下りたら閑散としていて何もないのです。
人もいないので聞きようがありません。
ビルの外に出ると横断歩道が右手にありました。
そこにいたスーツの男性に「交番は何処にありますか?」と聞いたのですが
「分かりません」と一言答えてくれましたがそっぽを向かれました。
関わりたくない氣一杯です。
これ以上、先に行ってもなさそうなので、駅ビルに戻りました。
15m先のデパートの入り口があります。
通路の様でドアの内側に人はいません。
それでも、駅ビルのデパートなら人はいるだろうとそちらに向かって歩き出しました。
少しして左を見ると20m先に観光案内所?の看板が見えました。
助かった!と思い、そこへ行き、椿大神社に行きたいのだけれどバス停はどこにありますか?
と尋ねると、この道をまっすぐにかなり行った処ですとのこと。
この道といっても、ここはビルの中です。
でも、まあ兎に角、ビルを出てそのまま進めるアーケードのある道を進みました。
大通り沿いです。
するとバス停の標識が見えてきました。
標識の下に張り紙があります。
読んでみると、バスターミナル工事のためバス停が移動したことと新しいバス停の場所が書いてあります。
しかしですね・・・現在位置を示す点がないのですよ。
なんだか、少しずつのことですが四日市に来たら不親切だと感じ始めました。
しばし悩んだ挙句、やっぱり分からないので、通行人の男性に声をかけました。
「申し訳ないのですが、この地図の中で現在位置がどこになるか教えてください」と言いました。
彼は「俺も分かんない」と言いながら「ここら辺だから」「⑥に行きたいのですが?」
「アーケードの屋根がなくなった少し先だと思うよ」と教えてくれました。
お陰様でバス停まで辿り着けました。
見ず知らずのおじさんありがとうございました。
バスの時刻を見ると次は14時10分発でした。
時計を見ると13時頃、十分、お昼を食べる時間があります。
でも、あまり遠くに行く気力がないので、アーケード沿いに少し戻った処の餃子屋さんに入りました。
ランチが750円です。
入り口になぜか段があるのです。
スーツケースを持ちあげなくちゃいけません。
で、ドアを入る時にまた降りるのです。不思議な作りですね。
入る時、ドアを開けてくれたお兄さんはレジを済ませたお客様の後ろ姿に軽くお辞儀をしていました。
なかなかできたお兄さんだな~と思いました。
でも、言ってはいけないかもしれないけれど、帰る時に、スーツケースを
その段の上に上げてくれると嬉しかったな~と思いました。
これは期待しすぎでしょう。
何も手を出さないって今の若者にとっては普通ですよね。
さて、外に出ると13時40分頃でした。
まだ十分時間はあるけれど歩き回る気力はないのでバス停の傍のベンチに座りました。
そこで、会社に電話をかけ、少しだけ状況を聞き、指示を出しました。
もう、任せても大丈夫になってはいるので余計なことは言いません。
後は本を読んでいましたが、数分前にバス停の標識の前に立ちました。
誰もいないと思われてスルーされたら大変だと思ったのです。
でも、さすがに近鉄四日市駅前です。
私以外にも結構乗る人がいました。
私は、外を見たかったので、一番前の左の席に座りました。
終点の椿大神社前まで約1時間(870円)です。
途中の景色が開けていて遠くまで見渡せたりするので良かったですよ。
終点まで行ったのは私一人でした。
その一つ手前で女学生さんが降りました。
毎日1時間もバス通学しているのかなと思うと大変だなと思いました。
バスは2時間に1本です。
さあ、やっと念願の椿大神社に着きました!
しかし、ここで一旦とめます。
ではでは。