ここまでの経緯を踏まえ「大学応援団の在り方に関する研究会神奈川」という研究会が発足致しております。以前からご紹介している「大学応援団の在り方に関する研究会」の分科会という位置付けであります。
これまで本ブログでご紹介申し上げた通り「大学応援団の在り方に関する研究会」は関東の大学応援団OB有志が個人資格で大学応援団の未来を考える場として発足させ、これまで2回を数える「大学応援団フェスタ」の実行母体となっております。大学応援団の置かれた現下の厳しい状況を打破し、未来に大学応援団を残すため、大学応援団とはどういう存在なのかについて(その存在意義、魅力等)研究し、それらの成果を具体的な活動に落とし込み実行していく事を目的としております。
全国各地で応援団OBが盃を傾けながら現役時代を振り返ったり、現在の状況を悲憤慷慨したりする場面は多々あるものと思われますが、複数の大学応援団OB同士がアルコール抜きで順序立てて応援団に関する様々な事項を議論をし、その結果をまとめていくという場はこれまで余り見聞した事がございません。ましてや連盟や地域、硬式野球のリーグの枠組みを度外視した超党派の集まりとなれば猶更でありましょう。
この研究会はこれまで20校以上の大学応援団OBが参加する場になっておりますが、現在も活動中の応援団OBも多数おる事もあって、当然の事ではありますが苦戦する現役応援団の活動を補助できる動きが最優先となります。応援団フェスタもその一端であると言えます。業界全体の底上げが遠大ながらも第一の課題であるためであります。【以下次稿】
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会