我が甲南大学では親睦団体「三武会」というものがありました。現在は「二武会」で運営されてはない様でありますが、加盟団体は空手道部、少林寺拳法部、應援團の3団体であります。武道系クラブは伝統的に親密な付き合いがありましたが、体質が似通っているこの3団体はとりわけ親しく昭和50年頃より三武会として、定期的に合同練習や懇親会を通じ、切磋琢磨して参った歴史がございます。
此の度、少林寺拳法部 二十八代目主将 上島豪太甲兄(平成3年卒)が結婚されたとの報を頂きました。この場をお借り致し衷心よりお慶び申し上げる次第でございます。
上島甲兄の時代は三武会が極めて親しい年代でございまして、懇親会も定例のもの以外にも頻繁に行われておりましたし、正月の奉納乱舞、2月の節分祭などにも三武会が勢揃いして各部の演武を奉納するという事もやっておりました。当時の團員達にとって、空手道部、少林寺拳法部の先輩、同期、後輩は極めて近い存在でございました。
三武会関係者の慶事は細かく拾って参れば枚挙に暇がございませんが、敢えて上島甲兄を取り上げさせて頂いたのには理由がございます。名前をご覧になってピンと来られた方もいらっしゃるかと思いますが、上島豪太甲兄は今はかのUCC の代表を務めておられます(本年9/30にUCC上島珈琲の代表を実弟の上島昌佐郎甲兄に禅譲し、自身はUCCホールディングス社の代表に就任されております)。
斯様に社会的知名度のある方ですので、その情報発信力は絶大でありましょう。是非とも少林寺拳法部並びに三武会の奮起を、そして甲南大学の体育会全体の活躍について、大いに訴えて頂ければと祈念申し上げる次第でございます。
【平成2年発刊の「至道」に掲載された上島甲兄の寄稿文】
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会