リーダーの向き【前編】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

良い時代になったもので、最近はYouTube等の動画投稿サイトで様々な大学の演武や応援風景を見る事が出来ます。
現役時代、話には聞いた事はあるものの実際に見た事がない他校の名物演武も今では視聴可能になっていたりします。東京農業大学の大根踊りなどはまさに最たるものでありましょう。

【平成22年「全日本学生応援団連盟 第60回記念祭」】

こういった舞台を観て、ふとリーダーの向きが気になられた方はいらっしゃらないでしょうか?上記のリーダーは、観客席に背を向け演じております。ところが知名度が高い東京六大学の舞台を観ますと、リーダーは観客席の方を向いております。
【平成24年「六旗の下に」】

様々な大学の舞台を見回してみますと、後者の方式が多い様に感じますが、前者の方式も大学も結構ございます。ちなみに我が應援團では後者の方式であります。

考察してみますと、応援の現場での並びを踏襲しているのが前者の方式でありまして、それを舞台用にアレンジしたのが後者であると言えましょう。応援会場と舞台とでは観客との位置関係が変わる為であります。
どっちを向こうが余り変わりないのでは?と思われる向きもあろうかと思いますが、結構、違いがあるものなのであります。【以下次稿】

八代目甲南大學應援團OB会