以前、寮歌・浪歌について記事 を掲載させて頂きましたが、これらの歌が時の流れの中に埋没してゆく事を憂うお声を幾つか頂戴致しております。
各校で應援團等の団体が勢威を誇っておりました時代では「この歌は我が校にその源流を求める事が出来る」という主張があったり、またそれに対する反論があったりと、本家元祖争いがない訳ではございませんでした。
例えば各校で盛んに歌われておりました歌の一つが「蒙古放浪歌 」でありますが、今となっては誰かが歌い継がねばいずれ消え去ってしまうのでは、という危惧さえ持ってしまいます。
以前、ご紹介させて頂いた我が團も出演させて頂いた「神州男児熱血歌唱祭」では、この「蒙古放浪歌」を始め我が團が歌わせて頂いた「男なら節」(大東塾 作)「狼の歌」「一献歌」「日本魂の歌」「若き支那浪人の歌」「亡命者の歌」「押忍」「青年讃歌」(野村秋介 作 我が團團歌)等々、数々の名吟が披露されました。
残念ながらその時の模様は余り状態が良くないビデオテープでしか残っていない様であります。そこで当時の歌い手を始め志を同じくする者が集まり、これらの歌の保存を試みる集まりがあるとの情報を得ました。
一応、出演者の末席を汚しておりました我が應援團OB会からも何名か参加させて頂く予定でございます。
こちらの活動も進捗がございましたら、改めてこのブログでご紹介させて頂きたく存じます。
八代目甲南大學應援團広報委員会