昨日、忘年会に関する記事 を書かせて頂いたところ、早速
「甲兄の此の度の壮挙、我、まさに意気に感ず。不撓不屈の精神を以てこれを扶翼せんと欲す」
といったメールがあれよあれよという間に集まりまして、関西屈指のお洒落スポット尼崎で集合する事が忽ち決議されたのであります。こういう場合の我が会の動きの機敏さは、瞠目するものがございます。
さて目的地尼崎に到着しますと、右手にワンカップ、左手に競艇新聞と云う出で立ちのおっちゃん達が既にあちこちで酩酊しておられ、年の瀬のハイソサエティタウンを彩っておられます。
昭和の匂いがする居酒屋が立ち並ぶ一角を通り過ぎ、我が應援團OBが20年以上通う屈指の名居酒屋に向かいます。
暖簾をくぐりますと、既に我が会の重鎮と少林寺拳法部OBの方が酌み交わしておられます。さながら應援團-少林寺拳法部合同忘年会の様相を呈しております。
以前 にも書かせて頂きましたが、少林寺拳法部は三武会の一翼を担う我等が兄弟の間柄でありまして、先輩-後輩の作法は同一とされておりました。
しかも出席の少林寺先輩は現役時代は夜の三宮では「異種格闘技の鬼」と恐れられた御仁であられまして、失礼があろうものなら他流派、不良学生、某ヒシ形ブランド系企業と死闘を繰り広げられた伝説の拳で一撃されてしまうのが目に見えております。
気分は一気にウン十年前に遡り一回生の心構えで、ゴツゴツした手で注いで頂く酒をしかと盃で受け止めるのでありました。
宴もたけなわになりますと、もう誰が應援團OBで誰が少林寺拳法部OBか分からなくなってしまい、あるのは甲南大学を卒業した先輩-後輩の強固な縦のラインだけでございます。それだけ三武会の絆が強く、皆が皆、甲南愛に溢れている証左でありましょう。
こう書くと語弊があるやもしれませんが、現在、我々が取り組んでいる現役應援團再建に関する活動について、甲拳会は並々ならぬ関心を持って下さり、ある意味では当会のメンバーより危機意識を持っておられる様に感じます。三武会の各部は互いに切磋琢磨し、成長してきた歴史がございます。甲拳会の心意気を大いに糧とし、更なる活動の充実を期し散会となりました。
まだまだ忘年会は受け付けております。万夫不当の勇者のご連絡を切にお願い申し上げます。
八代目甲南大學應援團OB会
忘年会企画本部