世間は忘年会シーズンでございます。今年は体感的には忘年会が多い様に感じますし、実際に通りがかるお店などを見ましても結構、繁盛してらっしゃる様にお見受け致します。
そう言えば当会は先日、拓殖大学様の忘年会にお招き頂き出席させて頂きましたが、当会自身の忘年会をする習慣がありません。無論、個々の代で会ったりという事はございますが、全体で忘年会を行うという文化がないのであります。
理由を深く考えた事はありませんが、敢えて考察してみますと、一つは現役團員はこの時期、後期試験対策期間として日常生活がかなり緩和されている事が挙げられます。我が校では年明け早々に後期試験が行われる事になって居りましたので、12月の最後の1週間の講義はとりわけ重要でありまして、普段、大学に来ない連中もこの時期だけはやって参りますので、俄かに学生でキャンパスが溢れかえります。
故に我が團も講義終了の1週間前に練習も打ち上げを行い、最後の1週間は試験対策に充てるシステムになって居った訳であります。そういう時期にOB会で忘年会を行うとなりますと、現役團員に気を遣わせてしまう結果になりますので、大人の配慮でこの時期は團活動を控えようという理由が考えられます。
もう一つは年明け早々に恒例行事である奉納乱舞がございます。地元神戸の生田神社や奈良の橿原神宮で演武・乱舞を奉納させて頂くのでありますが、この際、結構な数のOBが見学に訪れるのが恒例でございまして、演武終了後、自然の流れで近くで一献、という次第に相成り、体の良い新年会になってしまうのが常でありました。よって今、思い出すと「どうせ新年早々会うんだから、年末はいいか」という空気があった様に感じます。
現役がいない今、試験も奉納乱舞もありませんので、OB会忘年会を企画しても良いのではないかと思っております。取り急ぎ時期が時期ですので、本ブログをご覧になられておられ趣旨に御賛同頂ける方だけでも集まってみてはいかがでしょう。
八代目甲南大學應援團OB会
忘年会企画本部