実家大好きな妻と浮気夫|私の親との関係性になぜ不満を言うか!? | 浮気、不倫、夫婦問題専門カウンセラー|河野匡利のブログ

浮気、不倫、夫婦問題専門カウンセラー|河野匡利のブログ

夫の浮気、不倫を解決し、離婚を回避
 夫婦の絆を取り戻したいあなたへ

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。

 

 

 

 

 

実家大好きな様子の妻の行動や、妻と親との交流を批判的に見る夫はいます。(逆に妻の場合もあります)。

 

自分の親と過ごしたり旅行に行ったり、結婚して離れて暮らしていても関係性はよく子供を連れて頻繁に会いに行く(親が来る)。

もちろん妻に悪気はありません。

夫に何かしら言われても、これが普通と思うし、間違えたことをしていると感じない。

それより夫がどうしてネガティブに感じているかわからないし、理解できないのは普通です。

 

そんな夫が浮気不倫した。

自分は歓迎されていない。

自分は愛されていない。

自分っていう存在は何だろう。

妻に自分の存在価値をないがしろにされた気分になっていた夫がとった自己防衛は浮気不倫(風俗)だったのか。

 

浮気不倫がばれて、夫が妻に言った不満のなかに、

俺をさしおいて自分(妻)の親と旅行に行った。

俺をさしおいて子供とちょくちょく出かけてた。

は、よくあります。

 

ちょくちょく行ってたことは妻に心当たりはある。

しかし、夫は仕事で忙しいと思ったし、行けないと夫が言ったこともあり妻にも言い分はあります。

 

それに自分の親と仲良くしたり、孫に会いたい親のところに子供を連れて行くことがなぜいけないのか。

意味がわかりません。

 

また、よくある事例ですが、「おまえ(妻)が働き始めてからおかしくなった」みたいなことを言う夫はごまんといます。

「別にあなたが働かなくてもやっていけるのに!」などと言う夫たちもいる。

夫は妻がなぜ仕事するか、妻の感情を理解できていない。

 

いずれにしろ、俺を相手にしてくれる時間、俺との時間が減った状態にしたのは妻のせい。そうやって浮気不倫の原因を妻になすりつけているかのようです。

 

 

 

 

どうしてこうなるかは明白です。

夫の幼少期にも問題があった。ではありませんか?

 

やはり両親(片親も多いけど)の愛情が不十分。

親との関係性(兄弟姉妹との関係性にも及ぶ)がよくない。

我慢を強いられた環境でつらかったはずです。家庭がこの子(夫)にとって守られて、居心地がいい居場所ではなかった。

進学を諦め早くから家を出て行く子も多い。

 

相談者の妻が該当する場合もありますが、自分と違う幼少期を過ごしただけで認識や自己価値感はこうも違ってくる。

 

自分の親との関係がそうではないから理解できない。受け入れ難い。

妻の振舞いを(妻(〇〇家)一族ととらえてもいい)耳にしたり目にすると辛くもなる。

自分には縁がなくずっと諦めていたことだから。

しかし深層心理では自分が求めていたことだった。

だから妻と親との関係性がうらやましくもある。

 

妻と実家との関係性。妻の親への振舞い。妻の親の振舞い。ときには妻一族にまで批判的なことを言う夫。

 

過去のことではあり、夫にも妻にもどうすることもできないことだけど、夫が妻の親や親との行動についてネガティブなことを言うのはそういうことです。

 

もちろん浮気不倫という行動をやめるのは夫の責任ですが、こんな夫なんだと理解して自分がどうするべきかは妻の課題です。

 

これが普通、これが当たり前って自分が思うことが、相手にとっては理解できない、おかしい!ということは往々にしてありますから。

 

ということは、相手が不快感や嫌だと感じていることはしない、劣等感を抱いていることには触れないことで、不倫問題も解決しやすくなる方は一定数いると常々感じます。

 

あなた(夫)がそんなに苦しいことは、こういうことですよと夫の認識を変えようと説得しても難しいでしょう。夫自身が気づく努力をすれば別ですが。

 

ただの同居家族でいい、離婚でもいいなら別です。

でもそうではないなら、自分がどんな相手と一緒になったか理解したほうがいいし、いい夫婦関係を維持(再構築)したければ受け入れる意識も必要です。