浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
夫が風俗に行くのは仕方がない。
つまり風俗ならまだ許せるけど、一般女性はダメ、許せないということです。
この認識は手放した方がいい。
では、どうして妻は夫の風俗はまだ許せると思うのか。
〇特定の女性(一般女性)は気持ちがもっていかれるようで嫌だから。
〇子育てや家事、仕事をしている方は仕事にいっぱいいっぱいで、夜の夫婦生活どころじゃない。夫の性的欲求に応えられない妻もいる。頻度が問題な方もいるし、夫の性癖に抵抗がある方もいる。
〇妻自身、夜の夫婦生活の欲求はあまりない。
なくてもいいと思っている方もいるでしょう。
また、夫はそんな私(妻)に不満を抱いていると感じている人もいる。
でもどうすることもできない(夫に合わせることが難しい)から、まあ風俗程度ならいいかと思ってしまう。
もちろん夫にストレートには言わない(言ってしまった妻もいます)が、夫は妻は冷めているなと感じてはいます。
だから段々と誘わなくなってくる。
それは妻にとってむしろ都合がいいこと。
そんな感じで少なくなっていく。レスになる。
年月を経た頃、「夫が誘わなくなりました」と変換される方も少なくありません。
しかしカウンセリングで、「夫の性を受け止めてあげられなかった」と言われる妻も一定数います。
でも、仕方がないことで、夫寄りでとらえれば妻がいけない感じにされますが、夫も夫で問題はあり、妻の性の価値感に理解を示す必要はある。
つまり自分本位の夫が少なくないということ。
夫は自分の欲求をいつ何時でも、どのようなやり方でも受け入れてくれる女性と結婚したわけではない。
夫はセクシー女優、風俗嬢と結婚したわけではない。
ブログではこれ以上は言えませんが、夫も夫婦の性愛の認識を変える努力はするべきだった。
ただ、ここに夫はいないし、愚痴不満を言っても変わらないから、妻はどうするかにロックオンするわけですが、その過程で、「夫の風俗は仕方がない」という認識はかなり危険だとお伝えしています。
この認識の場合、不倫期間がかなり長かったという事例ばかりです。
いずれにせよ風俗に気づいたら、問題にしなければダメです。
風俗はまだ許せるという認識も手放しましょう。
それに一般女性との浮気不倫は気持ちがもっていかれるから嫌という認識も違います。
そもそもあの一般女性との浮気、不倫。
気持ちまでもっていかれている夫がどれだけいるか?って話です。
正解は、「体はもっていかれている」です。
まあ恋愛ごっこの感情程度は抱いている。
風俗だって恋人気分を楽しむ男性は多いのも事実です。
結局、職場の女との浮気も、近所のあの女との不倫も、もっていかれているのは気持ちではなく体なんていう夫はごまんといます。
奇麗ごとを言っているだけ。
風俗と普通の浮気不倫の線引きをしてはなりません。
妻にばれずに行っている夫もいますが、結局妻に見つかった夫も多い。
妻に病気を移してバレた夫なんて最悪です。
夫だけの問題ではなくなってきます。
そのリスクって高いですよ。感染しなかった方は、運がいいだけ。
でも、こんな愚行を見て見ぬふりしていたり許していたらいつもらってしまうかわかりません。
そしてもう一つのリスク。
風俗なら許せる夫が、風俗だけで済むはずがない。
「割り切って風俗は行くけど、一般女性との浮気不倫は絶対にしない!」と偉そうに言う夫も多いけど、風俗女をくどき、普通に付き合おうとしている輩もけっこういます。
元風俗とか、職業が風俗女と不倫関係に入ってしまう。
であれば、会社の女、何かのきっかけで知り合って、できる女性だったら、黙っているはずがないのです。
風俗に行くぐらいですから、どれだけ女性(性行為)が好きか。どれだけ女性に積極的になるかを知ってください。
夫は言います。妻が俺以外の男と関係するのは絶対に無理!と。
知ったら、大騒ぎして暴れるでしょう。
「おまえもすればいいじゃん」はよくある常套句。(例外はあるけど)うちの妻はそんなことはしないと思ってるから言えちゃうだけか、そのときかなり言い合ったりネガテイブな感情になっていた際の暴言です。
でも、淡々と「風俗ならまだいい」なんて言われたら、普通はです、えっ!?まじか?ずいぶん冷めているな。俺に気持ちがないのかな。俺とはしたくないのかな。と思うでしょう。喜んではいませんよ。
どう終わらせるかはカウンセリングでのテーマで個々のケースに合わせて対処していきますが、風俗はダメ!自分以外の女としている夫なんて気持ち悪くて嫌だ!という認識をもってください。