浮気、不倫を繰り返す夫とは離婚したほうがいいのか、どうしたいか気持ちが固まらない妻 | 浮気、不倫、夫婦問題専門カウンセラー|河野匡利のブログ

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夫の浮気、不倫を解決し、離婚を回避
 夫婦の絆を取り戻したいあなたへ

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。

 

 

一度だけならまだしも(ダメですよ)、過去二度、三度、四度浮気を繰り返してきた夫。

それも違う相手だった。

で、妻にバレてもめにもめ、夫は二度としない、離婚したくない、家族が大事だと言っていた。

 

なのに、しばらくしてまた違う女性と関係する。

その間隔もまちまち。1年以内もあれば数年もある。3人の子供たちの妊娠出産(後)のタイミングの方も多く、3人だから過去3回で、今回で4度目となります。

 

ただ今までの浮気と違うところ。

過去のときは、離婚を言わず反省モードで許しを請うてきた。

けど今回は離婚を言ってくるわ、妻の不満を並べたり難くせをつけてくる。

 

妻としたら今度の女とは本気なのか!?

今回はかなりやばいと心はざわめきます。

 

まあ、それだけ女に入れ込んでしまったわけですが、本日言いたことは、このような夫をどうとらえるべきか?いったい夫はどうしたいのか?という妻の疑問に答えます。

 

 

 

 

はっきり言いますが、夫の不倫は夫婦関係が決定的原因ではない。

夫が妻の不満を並べ立てても、それは論点のすり替え。

これまで幾度となく言ってきましたが、妻自身も振り返り自省するところがあれば改善努力すればいいだけのこと。

なぜ夫が問題行動を繰り返すかは夫自身の問題です。

 

例えばですが、妻の出産の度とか、妻がいない期間とかに浮気に走る夫。

妻と関係がよくなかった頃に浮気に走った夫。

 

なぜケンカをした、多かったのかの原因は別として、妻が悪い、夫が悪い、どっちもどっちなのか?も別として、夫にとって不満を感じること、欲求が満たされないことが起こると、

 

なぜ女に逃げるのか!?ってところが、根本的問題なのです。

 

ケンカもなく夫婦仲は良かったのにと思っている妻もいるでしょう。確かに悪くはないのです。

しかし、夫の腹の中はわかりませんよね。妻と同じように思っているかはわかりません。

 

夫だけが不満を感じて欲求が満たされなくて(体の関係のことだけを言っていまぜん)逃げるという戦略をとるわけです。

 

だからよく言います。

夫はなぜそんなに欲求不満を感じるのか。

その結果、夫はなぜ女(不倫)に逃げたのか?と。

 

その原因は夫自身の心の問題。ネガティブな部分が影響している。

自分の父母との関係もあまりよくない。

逃避癖はその頃からあった。

 

感情に向き合ってもらえない子だった。

それがその後の人生にどう影響を及ぼすか。

夫は自分の感情にも向きあえなし、他者の感情に向き合えることができない。

人間関係を築くのが下手。

友人のいない人が多い。

そしてそもそも精神的に安定していない。

 

だから夫婦でネガティブな出来事が起きると過剰に反応し、スイッチが押されてしまうわけです。

 

夫は結婚後とか、不倫してからこうなったわけではありません。

そういう人格の部分は妻と知り合った前に形成されており、ネガティブな感情に陥ったとき出てきます。

本人は気づいていません。無意識に行動しているわけですから。

 

 

 

 

要するに浮気不倫に走る夫の衝動を抑止するのは、妻では難しい。夫自身の課題ということです。

 

「もう救いようがないってこと?」

「じゃあ、今回やめてもまたするってこと?」

と聞こえますが、今、かなり悪態をついているはずです。

これまでと同じように夫婦をやっていくと堂々巡りでしょう。

 

夫がもう逃げなくてもいい。逃げる必要がない、逃げるのはよくないこと。と認識する必要があるからです。

 

難しい課題ですよね。けど、妻が影響を与えることはできます。

 

だからこんな夫の逃避、回避癖にどう向き合っていくかを個々に取り組んでいく。

またそれは、弁護士を入れて女を叩くとか、そういう方法ではありません。

その前に夫婦(妻)としてできることをすることです。

 

しかし夫の逃避回避癖の改善に向き合うことは大変です。

妻にもかなりの欲求不満耐性が求められます。

 

だから何度も何度も浮気不倫を繰り返してきた夫のことより、自分に向き合うことを考え、自分(妻)の価値を見出し自信をつけながら、離婚の方向で考える生き方も間違っているとは思えませんし、実際そういう方も少なくありません。