浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
すでに浮気の事実を自身でおさえている方、
探偵の証拠をとっている方のなかにも、
夫婦間はもちろんですが、
不倫相手との交渉でなかなか解決しない、
前に進まないという方はいます。
調停で話しあったら解決すると期待されていた方もいますが、
浮気問題の解決に向けて、調停員を挟んだだけでは進まないことも多いことは確かです。
しかし弁護士を入れたら、
前に進んでいった事例を紹介します。
◆調停で夫の浮気に対して(探偵の証拠まであるのに)
「たまたまではないんですか?」と言った調停員に「頭きたっ!」妻
夫は、家を出て浮気相手のアパートに転がり込んでいました。
浮気相手は同じ会社の女性。
調査によって、夫が浮気相手の部屋に帰る、朝、出て行くの繰り返しを4回(夜4回、朝4回)証拠撮影。
あとは、スーパーで食材を一緒に買っている場面とか。
その証拠を武器に、調停で調停員に夫は不倫をしていると主張した奥様。
すると、その証拠を見た調停員は、
「女性のアパートに居るんですか?
たまたまじゃないのですか?」
と言ったそう!
しかし「たまたま」とは失礼な調停員。
まるで、浮気している夫がよく言うフレーズです。
奥様は、心中「こりゃだめだ!この調停員は。
わかっていない」と感じ、
その足で(翌日です)、弁護士事務所に相談に行ったのです。
すると調査報告書を見たその弁護士は、
「たまたまって言われたの?
大丈夫ですよ、十分使えますから」
と言われたのでした。
妻はこの弁護士に依頼して、次の調停は弁護士も入り一挙に話が進んだという。
夫も不倫を認め、不倫相手への慰謝料請求を行い、
慰謝料もとったそうでした。
妻が目的とした解決は、夫とは離婚でいいと決断したうえ、二人に不貞を認めさせ、慰謝させることでした。
あのまま調停にこだわっていたら、
2回、3回とだらだらと回を重ねていただろうでしょう。
やはり弁護士の力(法を味方につける)で勝負をして良かったのです。
「あの、調停員、まじむかつきます」
私に報告してきた奥様は印象的でした。
◆不倫相手に自分で内容証明送ったけど・・・
交渉しに会いに行ったけど、
なかなか結論が出ない!
確たる証拠を抱えたまま、自分で相手と交渉する方も少なくありません。
が、これはケースバイケースで、相手次第です。
相手によってはひるんでしまって、
こちらの言い分をのませられた場合はラッキーです。
しかし、一度や二度はやりとりしたとか、話したとか、会ったとかという過程があっても、
「いったい、いつ、幾ら、どんな方法で」とかいう結果に至らなくて困っている方も多いようです。
やはり、進展しない場合に関しても、
弁護士の力を借りることで、
相手の反応は違ってきます。
ここ数年の間でも、
「弁護士をたてた途端、和解に応じてきました」
という結果は連発しております。
こっちが弁護士たてたら、相手も弁護士たてた。
それもおおいにけっこうです。
相手もたててくれた方がいいんです。
本当に慰謝料を払うつもりがあるのか、
お金がないから月々分割でと言っていた不倫相手に業を煮やし、弁護士を入れたら、満額振り込んできた女もいましたから。
いずれにしろ、費用対効果も考えねばなりませんが、
いかがなものか?な調停員に解決を導いてもらうことを期待すること
自分と浮気相手と一度交渉したが、
結論に至りそうもないと感じた場合、
いつまでも堂々巡りになりかねませんので、
ご注意ください。