こなみのこみみ -4ページ目

こなみのこみみ

ひとは言葉で生きている。

Can't you hear.....
Noise of Angel,Wisper of Lucifer.


寒ーいなか神保町まで行ってまいりました。
前作『山怪』がベストセラーとなって、はやくも第二弾です。
うれしい!
捜索ではなく取材ありきの本ですから大変でしょうね。

トークでは、この本を書くことになったきっかけ(マタギに同行取材しているときの長い待ち時間に聞かされて不思議な話と、同じ話でも聞くたびに語り口が洗練されて面白くなっていくことに気づいて意識的に集め始めた)や、取材の苦労(雲をつかむような・・・)、今後の展開(日本地図を眺めながら、九州、、青森、北海道に手をつけたいと考えている)が聞けました。
また、タヌキを食べた話も面白かったです(たぬきってあまり美味しくないんですね)。

私よりも熱心のファンの父あてにサインしていただきました。
ありがとうございました。

 

『株式会社カラー10周年記念展 過去のエヴァと、未来のエヴァ。そして現在のスタジオカラー。』 と題した展示を見てきました。

エヴァンゲリヲン関係の原画、背景画からシンゴジラの雛型造形まで、カラーにおける庵野ワールドをつめこんだスタイリッシュな展示でした。

会場限定上映超短編アニメ『おおきなカブ』は庵野&安野夫妻の愛が感じられる暖かい作品でした。

お土産いろいろ。
豪華パンフレットは入場者に無料で配られたもの。
巨災対ボールペンは丸井のゴジラストアに寄って買いました(笑)


 
この夏はLIVEツアーも無いので淋しくのんびりかなーと思っていたら、大変なことになってしまいました(笑)
公開前から期待していたものの、それをはるかに上回る出来で怪獣映画が復活したのです。
VSものではない、純粋に怪獣と人類が戦う構図が好きなのでハリウッド版はいまひとつ話にのめりこめなかったのですが、しんごじくんは違いました。自衛隊など歯牙にもかけない、なにものも寄せ付けないあらぶる神でした。
これまで人生で一番好きな映画は平成『ガメラ』シリーズだったわたくしですので予想はできたのですがここまでとは・・・
そして社会現象にまでなってしまうとは。
結局、劇場では
MOVIX(3)
IMAX(1)
立川シネマシティ(2)
の計6回見ました。

立川市役所のロケ写真展示も見にいきました。


見納めとして立川ではあけみさんと御一緒していただきました。

ふたりとも6回目です(笑)


そして実はエキストラとしてモブ参加もしているのですが、いまのところ目視確認できるレベルでは映っていないのでちょっとがっかり(´;д;`)ウッ…
参加記念品は宝物です。

『カルラ舞う!』連載30周年&『霊験修法曼荼羅』完結を記念して行われた、永久保貴一さんの原画展とトークショーに行ってきました。

会場となった瀧泉寺は目黒不動尊として有名なお寺ですが、これまで参詣したことはありませんでした。広い境内が立体的に構成されて「お山」という感じがする古刹です。

 

大本堂も堂々たる構え。

まずはじっくりとお参りをし、御朱印をいただき、護摩木を納めました。

 

そして仁王門前の滝見茶屋に移動して、美しい原画の数々を鑑賞。

とくにカラー原稿の美しさといったら! 漫画なのに日本画のような、濁りのない清浄な輝きがあるのです・・・なんてお寺に似合うんだろう(笑)

記念グッズもいろいろ販売されていて、私は歓喜童子の木製ストラップ(御祈願済み)を購入しました。

 

定刻になって大本堂での護摩に参加。

先日の高幡不動とはまた流儀が違うもので、太鼓の律動が印象的でした。

焚き上げた後の灰が持ち出され、手をかざしていただいた熱を治したいところに当てることができたのですが、とても効きました!護摩木を書いてよかったー。

 

護摩終了後は副住職さんの講話と境内案内を経て、書院でのトークショーへ。

広いお座敷に130人もの聴衆、幸い前方正面で近くからお話を聞くことが出来ました。

最初に副住職さんによる「お葬式」についてのお話。亡くなった方を「送る」という遺された者の気持ちが大切だということ、そして葬儀に欠かせない3つのものについてわかりやすく説明していただきました。

 

続いて副住職さんと永久保さんによるトーク・・・と思ったら、「特別ゲストです」と招き入れられて登場したのはなんと!あの漫画に登場するあの僧侶の方!

場内のみなさんがふわーっと息を呑みましたよ。

カルラ神の話はもちろん、諸宗派の裏話や師僧のエピソードなど面白いお話をたっぷり聞けました。

 

最後は永久保先生が質問に答えるコーナーで、なんと最初に質問を読まれてしまいました。

サイン入りネーム原稿まで頂いてしまって嬉しい☆

とっても充実した内容でした。

ありがとうございました!

私好みの面白そうな海外ドラマの試写会イベントがあったので参加してきました。(スペースFS汐留)




「SCORPION/スコーピオン シーズン1」第21話・第22話(最終話)、そして「SCORPION/スコーピオン シーズン2」第1話が特別上映されました。

この作品のことは知らなかったのですが、「トータルIQ700」の4人組、チーム"スコーピオン"がそれぞれの専門分野で超人的な才能を発揮し様々な難事件の解決に挑む。そして社会性ゼロの天才4人組が、事件を解決していく過程で成長していく人間ドラマも楽しめる作品ということで。

実際観てみたら、現代版「特攻野朗Aチーム」のようなテンポのいい活劇でした。


どんな危機的な状況でも最後まで絶対あきらめない!自分なら解決できる!と信じる心の強さが見ていて気持ちよかったです。


チームのメンバーで一番好きになったのはメカの天才ハッピー。

とってもキュート☆



クリアファイルなどお土産もいただきました。

ありがとうございます。




*


そして、試写会の帰りにはねぎしで牛タン食べるのが恒例のようになってきました(笑)




7/16(土)~9/19(月・祝)の会期初日に行ってきました。



江戸時代の貴重な妖怪絵巻や版画、昭和の妖怪ブームを起こした水木大先生の妖怪図鑑、そして現代の妖怪絵本まで、バラエティ豊かな展示がされていました。
京極さんの妖怪えほんシリーズの原画はどれも美麗でとっても素敵でした。
百物語をしている座敷を再現した暗がりゾーンは幽霊画が掛けられてひやりとする怖さが。

展示でお気に入りは、月岡芳年の鉄鼠と、夜中に枕元に現れて話をせがむくせに、いざ話してあげると熱心に聞くふりはするのに何も聞いていないという妖怪「聞き流し」 の像。なんだそれ!(笑)

豆腐小僧とツーショットで写真が撮れるコーナーもありました。



地元・町田に伝わる妖怪を紹介したマップは初めて知ることも多くとても面白かったです。

*

千と千尋のサウンドトラックを掛けながら走ったせいか道に迷いつつやっとたどり着いたお店でハンバーグを食べて帰りました。







よみうりカルチャー恒例講座第五弾は、奇しくも20年前水木大先生のもと世界妖怪協会立ち上げに携わった、多田克己、京極夏彦、林巧というお三方の顔合わせでした。

アジアの妖怪について、多田さんの考える「照葉樹林帯伝播説」と、「複数地域同時多発的発生説」を常時行き来しながらの考察となりました。

冒頭から林さんによる首狩り族の話にびっくり。
「誤解されてるんですが、しょっちゅう首を狩っているわけではなくて、7年に一度の祭りで…」という解説に、それでも十分怖いです!

ポンティアナという頭(と内臓)だけ飛ばして相手をのろう呪術の話から、ろくろ首へ言及。
首が伸びるなら細くなるのが道理なのに(現に初期のろくろ首の絵では首が細い)見世物小屋や大映の映画では太いまま。あれは質量保存の法則に反する!と(笑)
不覚にも、細くつながったまま魂が身体を離れる状態とろくろ首とを同じに考えたことがなかったのでほぉと思いました。幽体離脱といえばスピリチュアルな響きですが、飛頭蛮と呼べば妖怪…。
それと、ヴァンパイアを本邦で吸血鬼と初訳したのは南方熊楠ではないかとの説も。

話題は沖縄のブナガヤ、タイのナメク・パカノ、台湾のお盆「鬼月」、天狗、オランウータン(!)、等々に触れながら、妖怪と幽霊はどう違うのかという根源的な問題へ。
そもそも日本以外のアジアでは、妖怪と幽霊をはっきり分けて認識していない。

少なくとも人間の形態を保っていれば幽霊で、異形(キャラ化)すると妖怪になってしまう。
百鬼夜行の鬼も本来は死者の霊(=見えないもの)だったのが例の絵巻が百鬼夜行だとすることですっかり誤解されてしまった。
異形のキャラで神仏関係(顕現した姿、はたらき)以外のものはすべて妖怪にカテゴライズされたきらいがある。

「怖いことを怖くなくすための装置が妖怪なので、昨今のなんでもかんでも妖怪にしてしまう怖いもの知らずな態度はどうかと思う」という京極さんの嘆きが刺さりました。

*




NHK Eテレの人気番組「100分de名著」に登場したことのある
土屋恵一郎さん(明治大学学長)と中沢新一さん(明治大学野生の科学研究所所長)が
日本の古典と文化・芸能をめぐって対談するイベントが明治大学グローバルフロントホールで行われました。



初めて来ましたけど、綺麗な会場ですね。




まずは土屋先生のお話から。
世阿弥が目指した能はイノベーションの芸術であり、
絶えず新しいもの、珍しいもの、楽しいものを創り出していく変化のエネルギーである。
源氏物語から取り出した題材を解体し、構築しなおすことで登場人物の真の姿が見えてくるようなことを世阿弥は行った。

続いて中沢先生。
吉本隆明曰く、空海は福沢諭吉である。
真言密教を作ることで、それ以前にあった古代宗教を見えなくしてしまった。
それと同じように室町期の能は分水嶺の芸能として古代の芸能を闇の中に隠してしまった。
その隠されてしまったものを掘り出そうとしたのが世阿弥の娘婿の金春禅竹。

そしておふたりによる対談へ。
ピカソ好きの土屋先生vsセザンヌ好きの中沢先生
お互いの好きな画家をdisりながら対談開始(笑
同じように能に関するおふたりの御著書「世阿弥」と「精霊の王」も裏表・背中合わせの関係だと。
金春禅竹の代表作「定家」「芭蕉」をS・キングのホラーに例えて、
動植物と人間との境界のあいまいさに言及。
世阿弥作品の幽霊との異世界交流と比較。

能自体を鑑賞するよりも研究者の話や本を読むほうが面白い。
そして近々土屋先生プロデュースで3D映像演出による「羽衣」が観られるという!

見えないものを想像させることができないならテクノロジーの力で見せてしまえという方法論が勇ましい。
ラディカルで刺激的なお話でした。

映像収録していたのでいずれどこかで放送されるのかもしれませんね。


発起人・加門七海さんをはじめとする猫馬鹿作家之会の主催で、
原発事故により福島県飯館村に取り残されてしまった猫のためのチャリティイベントに行ってきました。
(浅草寺のすぐそば、雷5656会館ときわホール)

餌やり、保護、里親さがし・・・事故から5年経ったいまでも動物たちは過酷な世界に取り残され、
そんな命を支えるための活動を続けている人たちがいる。

そんな知られざる現状を多くのかたに認識してもらいたい、そしてひとりひとりが出来ることで支援してもらえたら。そういう趣旨の集会です。

町田尚子さんの司会進行で、女子の部、男子の部の前項編爆笑トークショーでした。
女性チームは波津彬子さん、深谷かほるさん、加門七海さん。
今いるねこちゃんとのなれそめや普段の暮らしについての猫馬鹿トーク。

男性チームは伊藤潤二さん、京極夏彦さん。
まさかのケモ耳肉球手袋姿の京極さんに場内騒然(笑

犬家畜だが猫は獣、そして借りるもの。あらかじめ年季を言い渡してからでないと働きが悪いという薀蓄が。
そして京極家のねこの名前が「くるみ」「バニラ」であることが町田さんのツボに入ってしまって笑いが止まらなくなり(笑

終始たのしくなごやかな、そしてちょっぴり深刻な会でした。
わたしにできること、なんだろう?

*

購入してきたチャリティグッズの一部。




ライトアップされていた夜の浅草寺。

さる4月24日(土)の午後2時過ぎに、クリオさんは虹を渡っていきました。
9歳半でした。
3日前の夕方、水浴びのときに発作を起こしてしまい、翌日も仕事を休んで見守っていたのですが、ずっと頭を振って辛そうにしていました。
その翌朝になってやや落ち着き、止まり木に止まって餌を食べられるまでになりました。
このまま収まってくれるかな安心したのですが。

(亡くなる前日の、最後の元気な姿)





翌朝、ケージの床で眼を閉じてうずくまっていました。
そのあとはずっとわたしの膝のうえで温め、撫で、名前を呼びました。
ときおり羽をばたつかせ、膝から落ちそうになりました。
食べられなくて弱っているかもと、はちみつ水をくちばしのすきまから吸わせると喉をこくこく動かしました。
そうして静かにお昼が過ぎ、眼を開けてくれないまま最後の発作のあと。
とても穏やかな顔でした。
くちばしもまぶたもきちんと閉じて、いつもどおりの美人なクリさんでした。



今はまだケージの上にお骨と遺影とお花を載せて、お水と餌を毎日あげています。
気配は日に日に薄れているけれど、まだ居るような気がします。




前のブログの時代からクリさんのことを見てくださっていたみなさん、ありがとうございました。