『クラウド化する世界』 ニコラス・G・カー著
どこで作られているかなど考えもせずに日々電気を使っているように、
家庭でも当たり前のようにブラウザを立ち上げる環境になった現代。
拡大を続けるグーグルの巨大データ処理プラントは、まさに
“情報時代の原子力発電所” と呼ばれている。
多様な情報へのアクセス可能性は民主化・相互理解のツールになる反面、
個人化アルゴリズムとフィルタという2大機能が社会の分裂化を増幅している。
同じ意見や価値観を持った人々は群れたがり、意見の偏向は強化されるのだという。
我々の頭脳は空を見上げて何を想うのだろう。
