8年前の桜の春。
母と出掛けた桜並木の写真が出てきました。これ、以前もブログに載せた記憶があるのですが、「ま、いっか。」
目にすればその時の思い出が心に浮かんでくる、今はもうそこにはない時間がいつまでも鮮やかに残されている写真というものが持つ力。写真っていいなぁ…と思いながら、懐かしい時間をひとり思い出しています。
こちらはその翌日に両親とお参りに出掛けた観音寺での嬉しかった大吉のおみくじ。結ばずに持ち帰った日の父との会話も思い出しました。「風吹けば風吹くままに港よしか。お前の人生にはこの上なく良い言葉だな。」とにっこりと笑った父。一枚の写真で思い出すことのできた時間と父の笑顔を大切に胸にしまいました。
大怪我をして入院中の認知症の父。どうしているのかとつい考えてしまい泣き出しそうになる自分を「考えてはダメよ。」と心の中で説き伏せる夜。
頭では理解しているつもりなのですけれどね。わかっていても、悲しみや切なさは消えてくれません。自由であるはずの心は時としてとても不自由です。
今日は午前中、4月の後半に代行を頼まれたガールフレンドのズンバのクラスでご挨拶を兼ねて2曲ゲストリードをしました。クラスが終わった後は近くのダイナーでブランチをご一緒して、王道アメリカンなハッシュドビーフスキレットに目玉焼きを2個のせたものをライ麦パンのトーストと完食。グレイビーソースが重すぎず美味しくて、ちょっと感動したかしら。珍しくこちらもお料理にのせての完食となりました。
父の入院以来母とのお電話の時間も増え、夜もよく眠れないことがあったりもするせいか、午後はうとうと。お夕食はお出掛けをする気にも作る気にもなれず、クラブハウスが土曜日のみに美味しいピザをメニューに載せることもあって「ピザとBBQチキンでいいですーっ！」と配偶者にテイクアウトを頼みました。笑ってそれを許してくれる彼にはありがとうです。
明日はお楽しみズンバでスタート予定。
落ちないように沈まないように、抜きたい時の手は抜いて、できるご機嫌取りはぜーんぶして、自分ありきでまいります。