まだまだだわぁ…と思う朝 | フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

アメリカ生活27年目。
18年以上のカリフォルニア暮らしから1年にも満たないポートランドを経てフロリダ南端へ。フロリダで始めたズンバと猫x2とアメリカ人の配偶者との、パラダイスリビング、ネイプルズでの日々の記録です。

カードカルチャーのアメリカで暮らすようになって26年余り、お礼状代わりのサンキューカードは好みのデザインのものを目にしたらお買いあげするようにしており、常に5、6種類のものが引き出しに入っています。

こちらは昨日仲間入りしたもので、左が16枚入りで$3.99、右が14枚入りで$4.99。定価の35%ほどオフのお値段で、どちらも白紙のカードでイラストのお花の色と同じ色の封筒とのセットになっています。左はライラック、右のカードの封筒は甘いピンクです。



今はお空の人々となったLAの義理の家族の習慣を素敵だと思ったのが始まりでした。特に車で10分の距離にいらしたグランマがそういう方で、些細なことでもカードが届き、そこには流れるような美しい文字と優しい言葉でありがとうが綴られていました。

今でもサンキューカードを見ると懐かしい文字が目に浮かびます。


伝えることの大切さ。

わかっているつもりではいても言葉足らずになりがちな私が見習いたいと思ったことのひとつでした。

今朝も母と話していて、そういえば母もお礼状をきちんと封書で送る人であったと思い出しました。楷書も草書も美しく、賞状を書くのを頼まれるほどでしたしね。成人した後に平仮名で50音を書いてもらい、当時流行っていた6つ穴の大きな手帳に入れて持ち歩いていたこともありましたのよ。


年齢だけは重ねても、なりたかったオトナにはなりきれないままの自分。習慣や所作も至らないことが幾つもあるし、強さも優しさもまだまだぜーんぜん足りないままです。未完のままなのかしら、私…。笑い泣き


フロリダ南端、そろそろ大マダム。

なのにまだまだだわぁ…と思う朝でございます。

諦めずにはまいりますけれどね。