扇形に生けたはずのラナンキュラス。
昨夜も「あら、すっと立ち上がってきてるわね。」と思いましたが、今朝は殆どのお花が上を向き、茎の形状までもが変わっていました。その力強さたるや、繊細で可憐なお花であるだけに心に響くものがあります。
生きているということ。
生きようと変わっていくこと。
そして自分を全うすること。
今ある場所で自分を咲かせる。
そんなシンプルな短い命の営みの美しさに打たれてしまうのは、患っている大切な家族があるせいでしょうか。それとも私自身がシニアライフに入ってきて人生との向き合い方が少し変わってきているためかしら。