《+追記》モントリオールからNYへ、アムトラックで11時間近くの列車の旅 | フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

アメリカ生活27年目。
18年以上のカリフォルニア暮らしから1年にも満たないポートランドを経てフロリダ南端へ。フロリダで始めたズンバと猫x2とアメリカ人の配偶者との、パラダイスリビング、ネイプルズでの日々の記録です。

ステイ先のホテルからアムトラックの駅までは朝のダウンタウンをタクシーで8分。NYへ列車へ行くと言う私たちに運転手さんの30年前にNYからモントリオールへやって来た時のお話をしてくださり、それを伺ううちにあっけなく到着。

建物の中へ入り、電光掲示板で発車ホームを確かめて、その番号の近くへと移動しました。



駅には軽食を買えるお店やベーカリー、お花屋さんや小さなコンビニもありました。列車の中にもカフェはあるそうですが、美味しいと評判のベーカリーでランチとお夕食のサンドイッチとペストリーをお買いあげ。


大きなスーツケースふたつは地下のプラットホームに降りる前に係りの方に計量されて今日の日付の入ったシールをペタッ。飛行機と同じ重量制限、50lb(23kg)でした。まさか列車で制限があるとは思わなかったので、ひとつのスーツケースはギリギリの49.3lb。係りの方に「これ以上お買いものをしてはダメよ!」とウインクされちゃいました。

乗車プロセスは予定時刻通りに開始され、乗車券(切符、アプリ、プリントアウトと様々でした)をお見せして階段、荷物が大きな方々は指示をされエスカレーターで地下へ。全員列車の最後尾からの乗車でした。

頭上に広いスペースがあるのをサイトで見ていたので、キャリーオンや手荷物はそこに置けるのはわかっていましたが、スーツケースは「どこに置けるの?」で少々不安でしたが、この通り。問題なし。



足元のスペースも充分にあり、座席もサイドのレバーでリクライニング+フットレスト。なかなか悪くはありません。飛行機のエコノミークラスや新幹線よりはずーっと快適です。


まずは車掌さんが「切符を拝見します。」


今回のモントリオールからNYへの列車移動は、飛行機では見ることのない景色をのんびり眺めて行こうという配偶者の発案でした。列車での長旅に一抹の懸念もありましたが、いやいやどうして楽しい時間を過ごしています。ニコニコ




3時間ほどでカナダ🇨🇦とアメリカ🇺🇸の国境に着くと、税関と入管のチェックがそれぞれありました。オフィサーは通路順に質問なさりながらパスポートなどを確認。そういえば、アムトラックの駅で並んでいた荷物計量の時にも「カナダとアメリカのパスポート以外の人は?」の質問がありました。永住権保持者の私は気にも止めませんでしたけど。
ここではグリーンカードを機械に通し、その後で左右の人差し指の指紋を読み取っての本人確認。笑顔の全くないオフィサーに痛いところはないはずなのに緊張してしまい、無事に終わって長い「はぁ〜っ。」
国境は何ひとつない場所でしたのよ。表示くらいはあるのかしら…と思っていたので拍子抜け。

で、安心したのでランチ。照れ
小さな保冷バッグを持ってきて大正解でした。アップネイプルズにはない美味しさのパンにひとり感動。パンが美味しいってね、お米が美味しいのと同じくらい嬉しいかしら。

ヨーロッパカルチャー色の濃い、でもアジアもしっかり存在していたダイバーシティーを感じた街、モントリオール。フランス語圏の英語のフレンチアクセントも心地よく、サービスを受ける時だけでなく街中でのちょっとした会話にも優しさを感じる街でした。第二言語の英語で、それも片言でも英語で話してくださる方々には特に、私自身が英語が第二言語なこともあり、ありがたかったり嬉しかったりもいたしました。ニコニコ


今回、かなりのスピードで走る列車の窓越しにiPhoneで写真を撮るのが結構難しいことも学習中。走る車と同じガラス越しですが、頭上の電気が窓ガラスに写ります。汗




途中2時間ほど気持ちよく眠り、あと1時間でNY。バケーションもいよいよ終盤のフェーズに入ります。


《 追記 》


壮大なパノラマを眺めながら Pennsylvania Station、通称ペンステーションに到着。


エスカレーターで上の階にあがり、さらにもうひとつエスカレーターで上がり地上へ。


ニューヨーク!
早速パトカーと救急車のサイレンの洗礼を受けました。そしてすぐにタクシーを拾えるしあわせ。ラブ

これまた10分でステイ先に到着。
サクッとチェックインしてお部屋に… 

の、はずがお部屋変更。
結果オーライなのでよいのですけれどね。

続きはまた明日にいたしますね。
おやすみなさい。