またネットで宅配レンタルビデオを借りてしまった。
今回は『清左衛門残日録 第一集』とイタリア映画『Il Portiere di notte(英題: The Night Porter)』。
清左衛門残日録は30年前にNHKの金曜時代劇で放送されたもの。家督を息子に譲り隠居した清左衛門のお話。今はテレビを敢えて持たないのだが【出来の良い】時代劇は好きである。単に娯楽として借りました。第六集まであるので順次借りることにしよう。
もう一枚借りたのはイタリア映画『Il Portiere di notte』。40年以上前にテレビ放送でいちど観た記憶が。清左衛門を借りるためにレンタルビデオのサイトを探していた時に、ふとこの映画のことを思い出し。
映画の舞台はオーストリア、元ナチスの親衛隊員が戦後1957年に身分を隠して働いているところにある人物が・・・。
この映画をネット検索したらファンが多いらしく、監督が女性だったということを初めて知りました。
とても「良くできた」映画です。脚本も演技も編集も。回想のカットが所々に差し込まれて。
オペラ『魔笛』の演奏場面もあります。
常々映画はハッピーエンドものが良いと思っている。この映画は「物凄く良くできた映画」ではあるが、自分にとって良い映画であったかどうかはわからない。観た後味が、罪悪感のようなものが・・・
(英題+full movieで検索するとロシアのサイトでアップロードされているので日本語字幕はないが観ることは出来ます・・)
映画ではウィーンのホテルだったところ、まだ建物があったとは驚き。