「水木サンの猫」を読んだ。
アマゾンの猫キーワードで芋づる式に購入したものだったので、開いてみるまでエッセイなのか漫画なのか知らなかったが、漫画だった。
目白押しで水木さんの描く(化け)猫ワールドが繰り広げられるのだけれど、それでも人間を守る(化け)猫が出てきたりして、猫を飼ったことのある人ならわかる距離感というか、ブレない価値観のようなものが感じられる。猫の目が怖いとかいう人にはわからないだろうこの信頼感。
解説を書いている町田康さんの言葉に目からうろこ。
「そうした人間の人間中毒をときに解毒してくれるのが猫である」
もうこの一言で町田康さんの本読んじゃおうかなって思ったぐらい、真ん中入りました。
どんな人なんだろうと思って検索したら、なんと!オフィシャルサイトのトップ写真が猫とじゃなくて犬二匹と写っている!!!しかもかなり人間風の犬(プードル??)。
http://www.machidakou.com/
猫派には対犬派でいて欲しかった、犬も好きならただの動物好きなんじゃん!的ながっかり感を味わったが(主観入りまくり)、上記名言を信じ、次回の帰国時には随筆一冊は購入しようと思う。
で、水木さん。彼の目線は好きだ。昨今水木さんがクローズアップされているのに完全に乗り遅れていて、何がどんなドラマだったのかまったくよく分からんのですが、お元気であられることがじんわりうれしい遠い人の一人である。
それにしても実家で小学生の頃読んでいた鬼太郎を、めぐりめぐって地球の反対側で読むことになるとは感慨深い。
水木サンの猫 (講談社漫画文庫 み 3-10)/水木 しげる

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