先日、TRULYの「教えて小室さん」で、50代からの恋愛についてお話ししました。
恋愛相談のはずなのに、気づけばかなり「お金」の話をしていて、自分でも笑ってしまいました。
編集さんも、びっくりしていたんじゃないかな。
「恋愛相談なのに、経済の話!?」って(笑)。
よくそのまま記事にしてくださったなあ、と。
ありがとうございます(笑)。
でも私にとって、恋愛とお金は別々の話じゃないんです。
どちらも突き詰めれば、「自分の人生を自分で選べるかどうか」という話だから。
🌿「このまま一人だったら」って真剣に考えている
私自身、今はシングルです。
一人でいること自体はけっこう好きですし、むしろ一人の時間を楽しめるタイプだと思います。
ただ最近、母の物忘れが増えてきて、「介護」という言葉が少しずつ現実味を帯びてきました。
母を見ながら、いつも感じるんです。
「私も、いつか同じようになるんだな」
他人事なんかじゃないです。
そのとき一人だったらどうするんだろう。
仕事ができなくなったら?
お金はいくら必要になる?
そう考えると、不安はどんどん倍増していきます。
不安を不安のまま抱えたくなくて、80歳までに必要なお金を考えて、そこから逆算してみました。
- 何歳まで働くのか
- それまでにどれくらい稼ぐのか
- どれくらい資産を作るのか
- 今のうちに何をしておく必要があるのか
痛いです。
耳も、目も、心も、めちゃくちゃ痛いです。
でも今やらなきゃいけないから、やりました。
いざ数字にしてみると、不思議なことに不安が少し小さくなりました。
「怖い未来」が、
「今からやること」に変わったんですよね。
不安を無理やりゼロにしようとしなくていいと思います。
というか、ゼロにはならない。
それより「今の自分にできること」に分解してみる。
私はそれだけで、かなり気持ちが楽になりました。
不安を少しでも軽減しながら準備する、といいますか。
物忘れで例えるなら、認知症の進行を完全に止めることは難しくても、状態に応じて進行を緩やかにするためにできることはある。
そんな感覚に近いです。
💰どうして恋愛の話で「お金」が出てくるのか
これは、離婚後の経験が大きいと思います。
離婚して、自分で稼がなきゃいけなくなりました。
しかも当時は、「小室友里®︎としてのビジネスを、これから作る」という時期でした。
未来の仕事は育てたい。
でも、今日のお金も要る。
致し方なくホステスとしてお店に入っていた時期もありました。
向いていたかと聞かれたら、正直、
「向いてないなあ」
と毎日思っていました(笑)。
それでも、今のお金を作るには働くしかなかったんですよね。
このとき痛感したんです。
お金がないと、
「やりたい・やりたくない」だけでは
物事を決められないんだ、と。
だから私が言う経済的自立というのは、
「たくさん稼ぐ女性になりましょう」
という話ではありません。
自分のお金について、
自分で決められる状態を作ること。
恋愛でもまったく同じだと思っています。
🙋♀️40代・50代の「あるある」
相談を受けていると、一つの悩みから話がどんどん大きくなっていくことがよくあります。
- 恋人がほしい、でも老後も心配
- 仕事を変えたい、でも収入が落ちるのが怖い
- 本当は嫌なのに、相手を傷つけたくなくてNOと言えない
- 自分のことより親や夫、子どものことを先に考えてしまう
- 「あなたはどうしたい?」と聞かれると、答えが出てこない
これを全部いっぺんに解決しようとすると、身動きが取れなくなります。
だから私はまず、
「あなたは何がしたい?」
を大事にしたい。
周りがどう思うかより前に、自分がどう思っているのか。
簡単そうで、これが意外と難しいんです。
❤️昔の私は「こんな私でも」と思っていた
20代の頃の私は、恋愛をするとどこかで、
「こんな私でも好きになってくれた」
と思っていました。
今振り返ると、この「でも」がなかなか厄介です。
自分を少し低いところに置いて、相手から愛されることで自分の価値を確認していたんだと、今だから振り返ることができます。
結婚したときは、小室友里®︎としての活動をかなり制限しました。
お相手のプライドと結婚生活を守りたかったからです。
でも、それがだんだん自分のストレスになっていきましたね。
誰とも連絡をとりたくない
暗黒時代もありましたね(苦笑)。
そして気づいたんです。
結婚相手に私が与える最大のリスクは、
「小室友里®︎でいること」なんだ、と。
それを消さなければ成立しない関係なら、お互いにしんどい。
だから私は離婚を選びました。
🔑「私は私でいい」に変わったきっかけ
大きかったのは、「影響の輪」という考え方を学んだことでした。
簡単に言えば、自分では変えられないことばかり見るのではなく、自分が働きかけられることに力を使うという考え方です。
それを知ったとき、私は思いました。
私は社会に影響を与えられる人間でいたいんだ、と。
AV女優だったという経験がある。
性のことを学んできた。
男女のコミュニケーションを長く見てきた。
私にしかできないことは、確実にある。
だったら、それをやればいい。
そこから少しずつ、外から評価してもらうより先に、
「私は私でいい」
と思えるようになっていきました。
✨51歳の恋愛で、何を選ぶか
今の私が魅力的だなと思う女性には共通点があります。
- 自分の性を否定しない人
- 嫌なことにはNOと言える人
- 「でも、だって」を言わない人
- 「私は私が好き」と言える人
これは男性から「選ばれるための武器」というより、
自分で相手を選ぶための力
なんだと思います。
私自身、今後ものすごく好きな男性が現れたとしても、小室友里®︎をやめてほしいと言われたら別れます。
それは、私を応援しているとは言えないと思うから。
AV女優時代の話ばかりする人にも惹かれません。
私はもう、そこだけにいる人じゃないので。
「なんで今それをやろうと思っているの?」
「あなたのためにできることはなに?」
「あなたは十分、社会に貢献しているよ」
そんなふうに、今の私に興味を持ってくれる人がいい。
そしてもう一つ。
「小室友里®︎」だけじゃなく、
その鎧を脱いだ素の私も好きでいてくれる人。
小室友里®︎は私にとって大切で、時には斧のように振り回すこともできる、かなり強力な武器です。
でも、その武器を扱っているのは素の私です。
その素の私が何者なのか。
実は51歳の今も、まだ作っている途中です。
そんな私が、私でいるために大事にしたいのは、
- 素直でいること
- 感謝すること
- 正直でいること
- そして、美しくあろうとすること
完成していないんですよ、私も(笑)。
でも、それでいいと思っています。
🌈50代の恋愛に必要なのは?
誰にも頼らず一人で生きられる女性になること。
私は、それが自立だとは思いません。
人を好きになっていい。
頼っていい。
愛されたいと思っていい。
自由でいい。
ただ、誰かがいなくなった瞬間に、
自分の人生の決定権まで
失ってしまう状態にはしたくないです。
自分の仕事を捨てない。
自分のNOを捨てない。
自分の人生を選ぶ権利を渡さない。
これが私のルールです。
昔の私は、
「こんな私でも好きになってくれた」
と思っていました。
今は違います。
「この私と一緒に生きたい人を、
私も選ぶ」
年齢は、もうわりとどうでもいいです(笑)。
* * *
📝今日、ひとつだけ考えてみよう
もし今、恋愛や将来についてモヤモヤしているなら、紙にひとつだけ書いてみてください。
「私は、何を手放したくない?」
お金でもいい。
仕事でもいい。
一人の時間でもいい。
大切な人との関係でもいい。
自分が守りたいものが見えてくると、
「どんな人と一緒にいたいか」
も少しずつ見えてきます。
恋愛を始める前に、自分の人生との関係を整える。
50代の恋愛は、そこから始めても遅くないと思っています。
性を教養に。人生を自由に。
※本記事は一般的な意識啓発および情報提供を目的としており、個別具体的な法的・心理的・金融的助言を保証するものではありません。専門的な相談は各自の機関へご相談ください。
