先日、Chat GPTに相談してみたら、対策のアドバイスが超模範的な回答になって、相手にあわせた回答は人間じゃないと対応できないよね、といった内容のお話を書いたんですけれど、わたし、間違ってました。

 

「誰も思いつかないように奇想天外な対策のアドバイスがほしい」といった指示を生成AIに出せば、それに応えてくれることが分かったんです。

 

今回は、珍回答になる指示をだしてから、前回と同じ内容で「職場で他の同僚の噂話や悪口をいう人たちがいて嫌な気持ちになる。どうしたらよいか」とよくある質問を入力したんですよね。

そうしましたら、AIから次の回答が。5つ回答をもらえたのですが、そのうちの3つをご紹介。


同僚同士で悪口をいうと職場の雰囲気も悪くなって他の同僚への迷惑になるし、気に入らない相手への嫌がらせやいじめにつながることもあります。


またそういった行為は、職場ですると、誰かのお金を得る大切な場所。趣味がらみですると、趣味を楽しむ大切な時間を破壊する行為に繋がります。


人によっては、見ているだけで不快になるものです。自分が、そういった人たちにストレスを抱えたら?


Chat GPT相談相手になってもらうこともできます。

※こちらは、ChatGPTの、具体的な利用方法や相談方法を説明した記事です☆

AIの回答 

職場での悪口や噂話に巻き込まれるのは、確かに不快ですね。ここでは少し奇想天外な方法を考えてみました。

1. 「カオスボール作戦」
あえて話の流れを完全に崩すユニークなリアクションをしてみましょう。例えば:
「そういえば、昨日の夢で全員イルカになったんですけど、〇〇さんが一番泳ぐの速かったです!」
これでその場が混乱し、悪口の流れを断ち切ることができるかもしれません。

2. 「噂話にストーリー性を追加」
噂話が始まったら、無関係なドラマチックな設定を付け加えてください。
同僚A: 「〇〇さん、本当にミスばかりだよね。」
あなた: 「それって彼が夜な夜な宇宙人と交信してるから眠れないせいじゃないかな?」
相手が笑うか呆れるかで、その場の空気が変わります。

3. 「マスク+QRコード戦術」

自分のマスクや持ち物にQRコードを印刷し、それを見た人がスキャンすると「ポジティブな言葉」や「噂話の有害性について考えさせる記事」が表示される仕掛けを作るのも面白いかも。間接的にメッセージを届ける方法です。

これらの方法は少し変わっているかもしれませんが、楽しくて効果的な対応策になり得ます。どれか試してみたいものはありますか?

さらに珍回答をおねだりしたら? 

欲がでて、もっと奇妙な回答はありますか?と入力しましたら、AIは快く回答。7つの回答がきましたが、そのうちの3つをご紹介。以下、Chat GPTからの転載。

 

もちろんです!さらに奇想天外で珍妙なアイデアをお届けします!

1. 「哲学的な反撃」

急に「それって存在論的にどういう意味?」とか「この噂話、プラトンの洞窟の比喩と関係あるかな?」と哲学的な質問を投げかけます。みんな困惑して話題を変えるでしょう。

2. 「持ち運び式小道具作戦」

小さなハンドベルを持ち歩き、悪口が始まったら鳴らして「ここで止めましょう!」と神妙に言います。あるいは指笛を吹いて「次の話題に進もう!」と切り替えを促すのも一興です。

3. 「イミフな格言を繰り返す」

噂話をする人に向かって、毎回違う謎めいた格言を言い続けます。
「飛べない豚はただの豚だよね。」
「人生はパスタを茹でるみたいなものさ。」
「雨が降っても、傘は風を止められない。」
意味不明すぎて相手が言葉を失うでしょう。

いかがでしょう?試したら面白そうなもの、ありますか?
 

人生相談も、やはり、AIには勝てないのか… 

以上、AIによる回答でした。電車の中で読んでいたら吹き出しそうに。個人的にはこういう回答、好きです。とくに、AI回答の「マスクプラスQRコード戦術」がお気に入り。

 

QRコードをスキャンすると「噂話の有害性について考えさせる記事」が表示される仕掛けを作るって…AIはこのアイデアをどこからもってきたのだろう?

 

自分のマスクがミラー状態になって、悪口を言っている相手の顔を映し出し「そんな意地悪な顔ばかりしていると、歪んだ顔の筋トレ状態になっちゃいますよーネガティブ」という可愛いマークつきの警告メッセージが流れても面白いよねぇ。って私は思いました。

 

「哲学的な反撃」の作戦で「この噂話、プラトンの洞窟の比喩と関係あるかな?」も好き。

 

誰かにこの難解なセリフを言ってはみたいですけれど、こういうことが相手に言える強者は、そもそも噂話や悪口では悩まないと思います。笑いのツボが同じ相手とこういう会話でふざけるくらいでしょうか。

 

でも。真面目に相談していてこういうかえしをされたら腹がたつかもしれませんが、自分の希望で指示を出した場合の回答であれば、笑えるものです。


笑っていたら、悩みもふっとんでしまうかも。

 

誰かに共感してほしい。誰かに寄り添ってほしい。といったことが目的ではなく問題解決を望む場合は、AIに人生相談してみるのがよいのかなと思いました。Chat GPTだと通信料金以外のお金もかかりませんし。

 

ちなみに、認知行動療法には対応しているのだろうか?と思って試してみましたら…できました!

 

わざと思い込みや歪みをいれた相談の文章のあとに「自分の認知の歪みがあれば修正してほしい」と指示をだしてみたんです。AIが、その文章から考えうる限りの認知の歪みの可能性とその対策を提案してくれました。AI、想像していたよりはるかに実用的!

 

 

それでもやっぱり人間にしかできないことを

 

 

AIに相談してみて、なんでもできそうだなぁ…って思いました。それでもやっぱり、人間にしかできないことって、まだまだ残っていると思います。それは何か?考え続けたいものです☆ 


数ヵ月使って失敗したこと、活用できることをまとめました。