ゼンタングル一式と水着をキャリーケースに詰め込んで。札幌から沖縄までガラガラと旅してきました。

 

5日間、沖縄で過ごし、色鮮やかな海、初めて見る南国フルーツ、そして亜熱帯植物の癒しに包まれました。その新鮮な印象が残っているうちに、旅先で感動をタングルで描いてきました。

  4枚の思い出タングル

「思い出タングル」とは、旅先や日常で心に残った出来事をタイルに描きとめるものです。

 

ブログでもたびたびご紹介してきましたが、今回は沖縄での感動を表現した4枚の「思い出タングル」を、撮影した写真とともにご紹介しますね。

その1:景色の思い出タングル

万座毛。ぞうの鼻のような形の岩と、鮮やかな南国のブルーに魅せられて。

「万座毛と沖縄ブルー」

 

その2:南国フルーツの思い出タングル

はじめて食べたパッションフルーツ。中に茶色の種が入っていて、食べてよいのかどうなのかわからず。(食べました)甘酸っぱいお味に好奇心満足。

「つぶつぶ入りのパッションフルーツ」

 

その3:お魚の思い出タングル

美ら海水族館でみかけたお魚。ハリセンボン?なんだか不器用そうで応援したくなりました。

「お魚は今日も一生懸命」

 

その4:亜熱帯植物の思い出タングル

熱帯ドリームセンターの温室。色鮮やかな亜熱帯の花がお出迎え。

壁からにょろん。個性的な植物たち。
蝶々たちが楽し気にパタパタと。南国の植物に囲まれて、元気がチャージされたのでした。
「亜熱帯の楽園」

  上手い下手がわからない

 旅先で感じたことをゼンタングルにするのは楽しいですが、「絵が下手だから…」という声を聞くことがあります。

 

以前、ダンスを習っていたときに先生がこんなことを教えてくれました。
「上手い踊りはプロに任せておけばいい。私たちはただ楽しく踊ればいいのよ!」と。 

 

その言葉に気づかされ、気楽に踊れるようになった経験があります。

 

ゼンタングルも同じで、自由に楽しく描けばOKです。技術は続けていれば自然と上達するものですし、それ以上に「楽しい時間」が一番の宝物です。

  無知ゆえのワクワク感

 無知だからこそ、時々突拍子もないアイデアが浮かぶことがあります。

 

例えば、沖縄旅行の当日の朝。シャワー中に「タイルをくり抜いて額縁のようにしたタイルを、沖縄の風景とコラボさせたら面白そう♪」と思いつきました。出発直前の朝に思いついたのでまでカッターでタイルを切り抜き始め…、JRに乗り遅れそうになりました。 


 

現地では植物園に持参して「沖縄ブルーのタングルと花をコラボさせよう!」と張り切りましたが、スマホで撮影するとどちらかが必ずピンボケに…。

懲りずに鑑賞用パインと、くり抜きマラスさんをコラボ。失敗!
さらに美ら海水族館では「ジンベイザメとコラボできないか」と壮大な妄想までしましたが、現地でサイズ的に無理と気づきました。でも、こういう思いつきこそが楽しくて。

 

思いつきの失敗に気づくまで、美ら海水族館で「くり抜きタイルwithジンベイザメ」などと壮大なことを考えて、はしゃいでいた時間が宝物です。

思い出タングルのすすめ 

思い出タングルを楽しむコツは、結果にこだわらず「どうなるのかな?」という好奇心でペンを走らせること。

 

旅先で感動したことを、自分が慣れ親しんだタングルパターンに繋げて表現してみるんです。 

 

 完成したタイルをあとから見返すと、「あのときの感動がよみがえる!」とか、「こんなこともあったな」と笑顔になれる作品になります。気持ちを込めたタングルは、「自分だけが知っているワクワク時間」や「自分にだけにわかる感動の印象」の残像。

 

 

唯一無二のオリジナル作品になりますよ!

 

タングル時間を贅沢に使って自分のための思い出の一枚、いかがでしょう☆