第4回・福岡からラー麦の「予測とカンの匠」が登場! | つながれ国産小麦の輪!~おらが故郷の小麦自慢~

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ニッポン放送(土曜20:30~)・ABCラジオ(金曜20:40~)・KBCラジオ(木曜20:35~)にて放送中の番組ブログです!

第4回の放送には・・・

「国産コムギ大使・代表」の森脇健児さん!

「国産コムギ大使(九州)」の徳永玲子さんが登場!


徳永玲子さんといえば・・・福岡ではまず知らない方はいない方!
    
●福岡県太宰府市(だざいふし)出身。
●KBCラジオでは、毎週月曜から金曜の「徳永玲子のお昼ドキッ!」を担当。
 https://www.kbc.co.jp/radio/ohirudoki/
●ラジオだけでなく、TVの朝の情報番組「アサデス。」でもおなじみ。
●まさに、KBCの「顔」という存在!


徳永さんが「国産コムギ大使」として、注目してきたのが「ラー麦ラーメン」!
実は福岡には、ラーメンの麺専用の国産小麦「ラー麦」があって、
この「ラー麦」を使ったラーメンのことを「ラー麦ラーメン」と呼んでいるんです。


※「ラー麦」ホームページ

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/ra-mugi.html


そんな徳永さんが紹介して下さったのが

「ラー麦の予測とカンの匠」こと、

JA糸島(いとしま)麦部会・部会長の、小金丸満(こがねまる・みつる)さん!




小金丸さんは・・・


●福岡県の北西部、玄界灘に面した「糸島市」出身。
●農業に携わって35年の55歳、孫3人、9人家族の大黒柱。
●麦作りの功績で「農林水産大臣賞」を受賞!


実は小金丸さん「ラー麦」を栽培しようということになった時、
直感的に「これはイケル!」と思っていたとか。
そもそも福岡県は、北海道につぎ日本で2番目の小麦の産地。
ふるさとに誇る「博多ラーメン」がありながら、
「なぜラーメン用の小麦がないのか?」となって、
福岡県の福岡県農林業総合試験場が5年という短期間で、
日本初となる「ラーメン専用小麦・ラー麦」を開発したんだそうです。


小金丸さんは「ラー麦栽培」の「予測とカン」も冴えていて、
小麦の穂が出そろった頃の収穫の前に、ちょうどいいタイミングで
肥料をやるとタンパク量が増えるのだそうです。
このために小麦畑には毎日行って、生育の様子を観察することで、
小さな小麦の花が満開になるタイミングをねらって、
ジャストのタイミングで肥料をやるのがポイントなんだそうです。


そんな小金丸さんの夢は、

まだまだラー麦」のたんぱく質を増やすこと。

それというのも、たんぱく量があると、

コシがあって歯切れがよい麺ができるんだそうです。

実際、試験栽培の最初の頃は、タンパクの量が10%~11%だったのを、

栽培の管理を徹底することで12%にまでひきあげた実績もあるんですね。

「ラー麦」を栽培し始めて6年、いちごの「あまおう」のように、

全国に知られたブランドになるよう、

「よりよいラー麦」を目指して頑張っているそうです。


ちなみに、小金丸さんおススメの「福岡のラーメン」は、

糸島のラー麦100%で作っている「まる糸ラーメン」。

九州大学の先生や市役所、JA、生産者、製粉会社さんが一体となって

糸島ラーメン・プロジェクトを立ち上げ商品開発したものだそうです。


※「まる糸ラーメン」

https://www.city.itoshima.lg.jp/site/topics/20120308-maruitoramen.html