信州小諸 雑穀を使ったレシピ集
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山国信州の伝統食・雑穀を食べましょう!

このブログは、信州小諸の伝統食である雑穀の栽培と消費を広げようという農家と地域の女性の仲間でつくっています。
信州では、昔から雑穀類をよく食べ、いろいろな伝統料理も伝わっています。
雑穀は水田を必要とせず、乾燥地や寒冷地や山間のやせ地でもよく生育し、病害虫にも強く、保存性もよい、たいへんつくりやすい作物です。そのうえ、山国の人に不足しがちな栄養を豊富に持ち、味わいも豊かです。
 小諸では明治時代まで、特にアワとイクサ(エゴマ)をたくさん作っていました。
このブログでは、そこに信州人が信州人が大好きなそばを加えて、おばあちゃんに教わった伝統の食べ方や、新しくみんなで考えた料理を紹介します。

信州小諸 雑穀を使ったレシピ集


小諸雑穀プロジェクト実行委員会

会長:渡辺龍治(いくさ生産農家)
参加団体:
あわ・いくさ生産者連絡会 (雑穀生産者が参加)
こもろ味づくりの会 (停車場ガーデンを拠点に料理教室、レシピ開発)
NPO法人こもろの杜(停車場ガーデンの運営、雑穀商品・メニューの提供 )
協力:小諸市農林課、長野県佐久農業改良改良普及センター

連絡先:〒384-0025長野県小諸市相生町1-1-9 停車場ガーデン内 
TEL&FAX 0267-24-2525 E-mail:house@t-garden.org 













あわ、いくさ、そばのレシピ本の紹介

このブログに掲載されているレシピが、かわいい本になりました!
ご家族、友達にも広めて下さい!
よろしくおねがいたします。

A5版 32ページ 1冊 300円   (送料5冊まで200円、5冊~無料)


信州小諸 雑穀を使ったレシピ集-book

申込先:停車場ガーデン

停車場ガーデン
〒384-0025長野県小諸市相生町1-1-9
TEL&FAX 0267-24-2525(できるだけファックスでお申し込みください)
E-mail:house@t-garden.org


(本のもくじ)■主食 ◆おかず ●おやつ ★調味料

雑穀って何? 
■雑穀ごはん、こねつけ 3
■ヘルシーライスコロッケ 4
■雑穀入り薬膳がゆ  5
   
いくさ(えごま) 6
★「いくさ味噌」の作り方 7
■●いくさのおはぎ 8
●いくさしるこ 9
★◆野菜のあえもの 10
●豆乳プリン ◆くず豆腐 ●◆サクサクキャンディ 11
   
あわ/あわのゆで方 12
◆あわとレンコンの大根蒸し 13
◆あわあわ帽子 14
◆あわクリームグラタン 15
★あわでつくる自然派ソース 16
●あわ入り甘酒 ●あわぜんざい 17
   
そば粉・実  18
■●そばがき ■そばすいとん 21
■●そばおやき ●そばまんじゅう 22
■●そばガレット 23

スープごはん    
■そばの実スープ 22
■そばの実入りそばスープ 23
■いくさと玄米団子のシチュー 24
■あわごはんのすいとん 25

雑穀を栽培してみませんか? いくさ26
あわ、そば 28

裏表紙/地場産の雑穀を買える店・そば打ち体験案内








あわ、いくさ、そばを栽培してみませんか?

雑穀は、米や野菜に比べて肥料も手間も掛かりません。乾燥に強く、土地を選ばず荒地でも育つので、昔から信州では盛んに育てられていました。週末だけの農業とか、学校の体験畑にもぴったりです。庭や畑の空いている場所に、試しに種をまいてみませんか。みんなでつくって食べれば、楽しさも倍増です!
 
空いている農地で、あわ・いくさを栽培し出荷してくれる生産者さんを募集しています。

希望があれば、いくさ(えごま)の栽培方法の講習会を開催します。


 
問い合わせ ☎ 080-3545-8890 (平日10時~18時)

6月末まで作付け可能です、ぜひチャレンジしてください。

 ※個人で少しだけ作りたいという人は、停車場ガーデンでタネを販売しています。
 「まずはプランターで」というのもOK!

渡辺龍治さん
(こもろ雑穀プロジェクト会長、あわ・いくさの会会長)

いくさ栽培のベテランです。「私の畑に来てくれれば、いくさをつくりたい方を教えます!」

信州小諸 雑穀を使ったレシピ集


人気no.1 いくさ味噌



定価 420円(税込み)内容量120g

原料 小諸産いくさ100%、みそ(大豆遺伝子組み換えでない)、シロップ、添加物なし

賞味期限 製造日~6か月以内
食べ方 おはぎ、和え物、ふろふき大根や田楽、パンにつけてご賞味ください。
ガーデンで人気のいくさしるこ、おはぎのもとになるいくさ味噌を、ご家庭でも手軽に使っていただこうと開発。
ガーデンの仲間が、何度も試作して味を決め、味噌の老舗・すや亀(長野市)に加工を委託しました。
お取り寄せ→ http://www.t-garden.org/otoriyose/menu/



信州小諸 雑穀を使ったレシピ集





「雑穀」って、何?

雑穀って何?
学問的には、イネ科の粟(あわ)、稗(ひえ)、黍(きび)のことですが、お百姓さん達は昔から、農産物でお米以外の植物の種を「雑穀」と呼んでいたようです。豆も「雑穀類」とする場合もあります。雑穀は、「成分的にも、人間の生命活動に必要なほとんどすべての成分をバランスよく含み、免疫力を高める成分とミネラル、繊維が豊富で、環境ホルモンなどの有害物質を吸収し排出する力が強いことが解明されている」*などなど、最近は注目度が上がって来ています。
*引用:「雑穀 つくり方・生かし方」/ライフシード・ネットワーク編/創森社刊
  
地元産の雑穀を楽しもう!
地元の雑穀を、ご飯に入れるなどして毎日食べましょう。小諸周辺で栽培し、買うことができるのは、下の表の8種の雑穀です。それぞれ栄養・食感・味・香りが違います。自分好みにブレンドして楽しむこともできます。
表は粒の小さい順です。雑穀は粒の小さいほど栄養価が高いと言われています。
*注:いくさは穀物ではないので、ここには入っていません。

(小諸でとれる雑穀の紹介)
種類       栄養的特徴             食感・味・香りの特徴

アマランサス カルシウム・タンパク・アミノ酸    クセがなく何にでも合わせやすい
もちあわ    鉄分・ミネラルバランス        甘みがあり、もちもちして粘りが出る

もちきび    ミネラルバランス            コクがあり、タマゴのような風味
赤米       ビタミンB1・タンニン         プチプチ食感で、色はあまり出ない

黒米      ビタミンB2・アントシアニン      粘りがあり、赤紫色が出てくる
大麦       食物繊維               ぷりぷりとした歯応え

そばの実    ルチン                 香り高く、大粒なのにふんわり食感
たかきび    マグネシウム・マンガン        挽肉に似た歯応えで、赤い色が出る

 
保管について/無農薬で栽培されたものは一粒一粒が生きているので、虫がつきやすい。(暖かい時期は特に注意)1ヶ月分くらいをこまめに購入し、ペットボトルやガラスビンに入れて冷暗所に置いておく。冷蔵庫に入れればさらに日持ちする。

村松商店、停車場ガーデンでは、オリジナルの雑穀ブレンドを商品化しています。違いを試してみてください。
●停車場ガーデンブレンド「五穀米」 200g360円 
特徴・・・小諸産の雑穀の中でも小粒のものをブレンド。初心者でも食べやすい。

●村松商店ブレンド「七穀米」 200g 350円  
特徴・・たかきび・そばの実・大麦入りで歯応えがある。黒米から色が出て、お赤飯のような感じになる。


信州小諸 雑穀を使ったレシピ集



いくさ(えごま)の栽培

いくさの葉は、韓国では大人気で、日本でもコリアンハーブとしても注目されはじめています。
市場にあまり出ない葉や“おろのき”を味わえるのは、栽培した人だけの楽しみですよ!
収穫まではあまり手がかかりませんが、脱穀や選別には人の手がかかります。
でもそれも、ぜひ家族、仲間といっしょに楽しんでみてください!


信州小諸 雑穀を使ったレシピ集信州小諸 雑穀を使ったレシピ集

土づくり
植える前に土を耕して柔らかくしておく。土がやせすぎている場合は、鶏糞・堆肥・石灰などを混ぜる。農家では12月と春に土をおこす。

種まき
6月上旬~下旬。発芽適温は23℃(最低12℃以上)。
ある程度の畝幅をとって条まき(すじまき)する。土をかけすぎない(深くても2cmくらいまで)。
梅雨時期にまくので、あとは自然の雨に任せればOK。
10日~2週間くらいで芽が出てくる。※乾いた土だと芽が出にくい。
※条まき(すじまき)・・・土に直線の溝を付け、その溝に沿ってパラパラと種をまく。植物が一列にそろうので、その後の作業がしやすい。

間引き
枯れたりしないように、2回くらいに分けてするといい。
もったいないと思うが、間引いたものは移植できるうえ、15~20cmの柔らかいうちなら茎も食べられる。(炒め物、おひたしなど)
茎丈が、1~2cmほどで1回目の間引き。3cm間隔に1本になるように苗を間引く。茎丈6~10cmほどになったら2回目の間引き。
最終的に30cm間隔くらいになるようにすると、枝がぶつからない。

土寄せ
ある程度の丈になったら土を寄せると、枝が倒れるのを防止できる。

開 花
8月下旬~9月上旬 ※花が咲く前の柔らかい葉は食べられる。
韓国料理ではよく使う。(焼き肉をまいて食べたりキムチにしたり)

収 穫
落花後1ヶ月(9月下旬~10月上旬)
茎葉の2/3程度が黄色くなり実が黒く熟して
きたら、根元から刈り、立てかけて5~10日
乾燥する。ギザギザの付いた稲刈り鎌が便利。

脱 穀
ビニールシートの上でたたいて実を落とす。
ふるいで選別し、とうみにかけるか扇風機で
軽いほこりやしいな(未熟粒)を飛ばす。

洗 う
いくさを入れたザルを水槽に浸し、軽くかき混ぜるように洗う。
泥や土が沈んだら水を取替え、汚れがなくなるまで最低3回は洗う。
洗い終わったら、大きな紙の上に広げて天日乾燥させる(3日程度)。
※ザルに入れるいくさは少しずつ。混ぜにくいほど入れてはだめ。

選 別(道具)
取りきれなかった殻やしいなを手作業で取り除き、完了。
ふるい/実よりも大きな目、細かい目のものの2種類があると便利。
とうみ(唐箕)/風の力でゴミを飛ばして選別する伝統的な機械。
摩擦選別機/実だけをより分ける機械。
水分計/乾燥の目安となる水分量(7%)を計測する。
▶選別機、いくさ水分計を利用したい場合は、ご連絡ください。
問い合わせ:村松商店へ→ http://www.kokushou.net/history/

そばガレット

お好み焼きやピザに似たフランスの田舎料理。クレープ状の皮で好きなものを包んで焼きます。栄養バランスを考えて、サラダで飾ってみました!
*具は好みで、ベーコンとしめじ、キャベツと豚肉、チキンとじゃがいもなどを炒めたもの、焼きそばなど。ジャムを入れれば、おやつにもなる。

信州小諸 雑穀を使ったレシピ集


材料(∅26cmなら6枚、15cmなら10枚)
<皮>    
そば粉 ・・・ 1カップ 塩 ・・・ 少々
卵水(・卵1個+水) 400cc
<具の例/ハム、卵>
ハム ・・・ 2枚 卵・・・ 1コ 
ピザ用チーズ 適宜 サラダ野菜
 
(作り方)
生地をつくる/
❶ そば粉と塩を粉ふるいでふるう。

❷ 中央にくぼみを作り、卵と水を溶いた「卵水」を加える。

❸ 粉を少しずつ崩しながら、なめらかになるまで泡立て器でまぜる。

❹ ラップをして冷蔵庫で一晩おく。
*そば粉の1/3を薄力粉に代えると、1時間ねかせるだけでよい。

焼いて盛りつける/
❶ フライパンを中火にかけバターを全体に広げ、余分なバターを拭き取る。

❷ 弱火にしておたまで生地をフライパンの中央に流し入れ、手早く回しながら広げて中火にして焼く。表面が乾いてきたら裏返して2~3分焼く。

❸ 中央に生卵、半分に切ったハムを上下左右に並べ、包むように四方の皮を内側に折り込み、上にピザ用チーズをかけ、ふたをして軽く焼く。

❹ 皿に移して、野菜を飾る。


ガレットの皮の保存方法:焼いてから冷凍し、自然解凍して使う。

そばまんじゅう

香りのよい新そばで、一度は作ってみたい伝統のおやつです!

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材料( 16コ分)
<皮> 地粉(中力粉) ・・・ 400g
そば粉 ・・・ 200g  砂糖 ・・・ 100g
重曹 ・・・ 大さじ2 卵 ・・・ 2コ
水 ・・・ 200ml   酢 ・・・ 大さじ2
サラダ油 ・・・ 大さじ2
ベーキングパウダー ・・・ 大さじ2
<あんこ>
小豆 ・・・ 280g  砂糖 ・・・ 200~260g

(作り方)
❶ボウルに砂糖、ベーキングパウダー、重曹、卵、サラダ油、水を入れよくかき混ぜる。酢を加え、さらに混ぜる。

❷小麦、そば粉を入れ,耳たぶの軟らかさに練り16コにまるめる。

❸あんこをつくり16に分けて冷ます。

❹皮を丸め、中心を厚く周りは薄くのばし、中心にあんこを入れて丸める。

❺蒸し器で10分蒸す。


毎日つくりたて!のお店紹介
そばおやき そば蔵丁字庵(本町☎23-0820)野沢菜、丸茄子など5種類 1個160円~
→ http://www.choujiya.jp/



そばまんじゅう お食事処 やまへい(平原☎23-4147)3個入472円、5個入787円
→ http://www.yamahei.com/

そばおやき

おばあちゃんの味
小諸特産のじゃがいもを皮にいれると、翌日でもやわらかです。
材料(15コ~18コ)
じゃがいも ・・・ 350g
そば粉 ・・・ 500g 水 ・・・ 800cc
具 (切り干し大根、おから、茄子の味噌あえ、小豆あんこなど)

(作り方)
❶じゃがいもは皮をむき、いちょう切りにして、分量の水でやわらかくなるまで茹でてから、軽くつぶす。

❷❶にそば粉を入れてかき混ぜながら、とろ火で少し煮る。そば粉が透き通るようになったら火をとめる 。

❸手に水をつけながらよくこねる。

❹❸を15コくらいになるようにちぎって丸める。それを円形にうすく広げ、具を入れて包み、まんじゅうのように丸める。

❺蒸し器に並べ,15分くらい蒸す。

❻フライパンで焼き目をつける。




そばすいとん

「すいとん」とは 小麦粉に水を加えてひとくち大に丸め、汁で煮込んだもの。
季節の野菜をたっぷり入れ、手軽でヘルシーな軽食に。
昔の人は、朝の味噌汁の残りをすいとんにしてお昼にしていました。これはごちそう風。


信州小諸 雑穀を使ったレシピ集


材料(4人分)
そば粉 1カップ 牛乳または水100ml
野菜 500g
(大根、人参、白菜、長ねぎ、いんげん)ちくわ 1/2本 油揚げ 1枚
☆ ごぼう、きのこ、鶏肉でもおいしい
だし汁 4カップ しょうゆ 大さじ3

団子をつくる
❶温めた牛乳(または水)にそば粉を入れ、よく混ぜる。

❷沸騰した湯の中に❶をスプーンですくってまとまるように落とし、浮き上がってきたらすくいあげる。

汁を煮る
❶大根・人参は薄いいちょう切り、白菜は2cmの長さ、ねぎは斜め切り、いんげんを塩ゆでして斜め切りに。

❷油揚げは熱湯で油ぬきをして、細く切る。ちくわは2mmの輪切りにする。

❸ だし汁と❶❷を鍋に入れて具が柔らかくなるまで煮て、しょうゆを入れる。

❻ 団子を入れひと煮立ちさせる。




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