2023年11月26日
いいフォローの日、です。
東京都渋谷区の落書きを「クリーン」と「アート」の力で解決するなど、持続可能な社会の実現に貢献することを目指す一般社団法人CLEAN&ARTが制定しました。

日付は語呂合わせで「いい(11)フォロー(26)」の響きに近い11月26日としたもの、だそうです。

俺ちゃんも、地域情報発信ブロガーの1人として、フォロワーの方に楽しい情報が伝わって、当地の事を知って貰えたらいいなあなんて思っています。

こんにちは、信州小諸の楡(にれのき)です。
立科町と東御市に跨がる(四等)三角点、大平を探しに行ってきました。


今日の目的地は東御市と立科町の境界にあります、四等三角点大平です。
地形図を見ながら登山計画を考えますと・・・畑に囲まれた、のどかなお気楽三角点訪問・・・の予定です。

登山アプリ、YAMAP見られる方はこちらもどうぞ。


川西リサイクルセンターの近くに車を停めます。




まずは車道近くの御小嬢穴へ。
戦国時代に武将の姫君が隠れ住んでいた穴だとかのいわれがあるそうです。

今なら熊の隠れ家になりそうな・・・。


御小嬢穴から、三角点方面への実線道を辿って行くことにします。
しっかりした道があるといいなあ。


という期待と願望は見事に打ち砕かれました。
左の竹藪に続いているのが、道、です。
立派な廃道ですね。
覚悟を決めて突っ込んでみます。


既に竹藪ですけど、路面だった所は平らで、道だったのは間違いないです。


部分的にはこんな感じで、歩きやすい道なのですが。


少し進んで、畑跡の終点付近には廃棄物も。
生活の跡か、あるいはゴミを捨てに来たのか。
勝手に歩くだけの俺ちゃんが言うののも何ですけど、山は大事にしたいです。


地形図ではここから山を一気に登っていく感じです。


斜面を削って道が付けられています。
台地へ続く生活道路だったのか、当地に多数ある砦の跡だったのか、地形を追って歩くだけの俺ちゃんには知ることも出来ません。


踏み跡を追っていたら地形図の廃道を外して、現役の畑の側に出ました。
車も通れる道に出ると有りがたさが解ります。


上手いことショートカットして三角点の真下に着きました。


現役の畑の脇を抜けていきます。


山頂には太陽光発電のパネルが並んでいるようです。
太陽光発電所はフェンスで囲まれてる事が多いので、三角点まで行けるか微妙です。
地形図にも太陽光発電所は載っていないんで、最近出来たんですかね。


振り替えると浅間山がよく見えます。


三角点の近くまで来ました。
斜度の緩そうな地点で強引に登って尾根に取りつきます。


尾根に出ましたが、トゲのあるヤブが酷くて三角点を発見出来ませんでした。
殆ど山頂のはずなのですが!!


YAMAPを確認。
三角点のすぐ近くまで来ているはずなのですが!
山は諦めと納得が肝心だと思います。
俺ちゃんは四等三角点大平に来ました!!


後で航空写真みたいなのを見ましたら、山頂付近は太陽光発電のパネルだらけでした。

電気も大事。
自然も大事。
地域の産業も大事。
山を歩くのも、俺ちゃんには大事。

色々と考えさせられる話だと思います。
単純に山を守ろうとか、言いきれないもどかしさ。


三角点付近から、登ってきた車道方向のようすです。
慎重に下ります。




帰りは車も通れる車道を降りていきます。
こちらは立ち寄りました、お姫様神社。
前に俺ちゃんが訪問調査した、かわいい名前の神社です。

昔の俺ちゃん、結構真面目に調べ物してたのですね。
神社の由来は下記の通りです。

※※※
北御牧の伝説民話編
平成5年、北御牧村教育委員会作成です。
 
かつて、当地下之城を治めていた望月という殿様がいました。その姫様が玉姫様、地域で愛されていた姫様だったそうです。
事故で視力を失ってしまった玉姫様を祀ったお宮が、お姫さま神社です。かつては眼病の方のお参りが多かったのだそうです。 
 ※※※
当地に来られたら、ぜひお立ち寄り下さい。


鹿曲川まで降りまして、車に戻りました。
短い時間ながらも楽しい山行でした。

信州小諸の辺りから、当地の美味しい楽しい面白いを、ほんのりそよそよお届けします。



↑Yahoo地図より、今回の登山の山頂付近。
太陽光パネルが並んでいます。


↑Google地図より、今回の登山の山頂付近。
太陽光パネルがありません。

場所にもよると思いますけど、ネットの地図の情報も大事な所は何社か見比べた方がいいかもしれませんね。