補助金の種類によっては作成する書類が多く、内容も難しいため専門家に依頼したい場合があると思います。
専門家に相談するときは以下の点に注意しましょう。
①専門家は玉石混交。補助金申請代行業務は士業の独占業務ではないので、誰でも参入できます。
ノウハウのない自称「経営コンサルタント」もいますので注意が必要です。
高額な手数料を要求する業者も要注意です。
②昨今、代理申請を推奨しない若しくは禁止している補助金が増えてきています。
補助金運営者は、補助金の申請は経営者自身が行うべきという考えのようです。
今後は士業による申請代行の需要は縮小していくのではと思っています。
③電子申請を強く推奨する補助金が増えてきています。
あえて郵送申請すると減点評価になり採択率が下がります。
電子申請システムが代理申請に対応していない場合に、無理やり代理申請すると運営側から不正アクセスとみなされ申請が却下され、以後の申請もできなくなるペナルティが課せられます。
以上のような状況により、申請書類は申請者自身で作成しなければならない補助金が激増しています。
専門家に依頼できることは「相談とアドバイス」のみと思った方がよいかもしれません。