葛西臨海水族園のペンギンが結構エグいことになっていた件 | komomo日和

komomo日和

思いつくまま、気の向くまま
アラフィフ独身女の
ネコと旅行とその他もろもろ
孤高で優雅で役に立たない日常の記録

日記には書いていないが、先日全国旅行支援を利用して千葉県にある夢のネズミの国に1泊2日で行って来た。

夢の国を満喫した翌日に訪れたのが、葛西臨海公園である。

 

ここで東京都民にお詫びをしなければならない。

私はディズニーリゾートのある舞浜は「千葉県」なのはもちろん知っていたが、葛西もなんとなく「千葉県」だと思っていた。

 

今回「全国旅行支援クーポン」の千葉県版を使用するにあたって、初めて明確に葛西が「東京都」であると認識した次第である・・・どうもすみませんショボーン

 

 

さて、前日はドン曇りくもり&凍えるような寒さ雪の結晶だったのに、この日は気持ちの良い晴天晴れ&穏やかな日和晴れ

昨日のディズニーと逆だったら良かったのにむかつき・・・とブツブツ文句を言いながら葛西臨海公園駅で下車する。

 

お目当ては公園内にある葛西臨海水族園だ。

 

 

正面ゲートから入り、チケットを購入してしばらく歩くと見えてくるガラスのドームが入場口。

入場料は大人で700円。

随分リーズナブルな感じだが、その分規模が小さく、普通の水族館ならいるようなイルカイルカやアシカなどはいないので、当然ショーなどもほとんどない。

逆にショーの時間に行動が縛られることもないので、自分のペースでゆっくり回れるのは利点である。

 

館内で特筆すべきはマグロうお座の大水槽だろう。

各地の水族館を回ってきたが、(ほぼ)マグロ専用でこれだけの規模の展示は観たことが無かった気がする。

本物のマグロは思ったよりも巨体、それが銀色に輝きながら結構なスピードで泳ぎまわる様はなかなかの迫力びっくり

コレが日々日本人の食卓を彩っているのか・・・と思うと漁師の皆様ありがとうございますお願いって感じだ。

 

・・・スピードが速すぎて全てピンボケ。

 

水槽前には階段状のステージもあるので、猛スピードで回遊するマグロをひたすら

「ぼーーーー・・・・・・無気力

っと眺めるのもシュールで良い。

ちなみに水槽に貼られた黄色のテープは、水槽の工事のためとの注意書きがあった。

 

そういえば、水族館でマグロが大量死したとのニュースを結構前に読んだ気がするが、それがここ葛西臨海水族園だったか。

マグロが水槽にぶつかる事故も時々聞くし、泳いでいないと生きていけないマグロの人生(魚生?)も「働かなければ食っていけない」人間同様になかなかハードである真顔

 

などと自分とマグロの人生を重ね合わせて感慨にふけった後は、屋外に出るとしよう。

待っているのはペンギンペンギンエリア

パンフレットの表紙にもなっているので、ペンギンはここのウリなのだろう。

(ウリという意味ではマグロでも良いのだが、パンフレットの表紙としては子ども受けは悪そうだ。)

 

ちなみに今年1月に訪問したしながわ水族館のペンギンエリアはこんな感じ。

 

水族館にも動物園にもいるオールラウンドプレーヤーのペンギンだが、小規模な水族館ならこの程度だろう。

 

葛西臨海水族園はどうかというと。

結構広いな凝視・・・園内のそこそこの面積を割いているのがはっきり分かる。

 

それにしても

・・・ちょっと数多くね?汗汗

 

地下への階段を下れば、水槽の中の様子を横から観察できるのだが。

 

いや、もうイモ洗い状態じゃんあせるあせる

 

だいたいペンギンって、泳いでいるのもいれば日向ぼっこしているのもいる・・・と気ままに過ごしている印象だが、ここのペンギンは殆どが何故かぐるぐると回遊していた。

これがもう、マグロも真っ青の迫力なのだ!!

その様子を音楽付きの映像でご覧いただきたい。

私の編集テクニックが少し上達したのがお分かりだろうか。

 

落ち着きのないペンギンどもだなぁ、と呆れていたら、その理由が直ぐに分かった。

たまたま訪れたのが10:30からのお食事ナイフとフォークタイムの直前で、彼らはそこに向けて準備運動の真っ最中だったのだ。

 

時間になると、飼育員のお姉さんが解説付きで食事の様子を見せてくれた。

アジ25㎏をばらまいた時の様子がコチラ。

普通の水族館だとお皿に入れたり1匹ずつ食べさせたりするのだが、ここでは豪快に撒き餌方式である。

 

ここのペンギンは4種類。

恐らく日本で一番メジャーな「フンボルトペンギン」

特徴的な眉毛が可愛い「イワトビペンギン」

小柄で青みがかった羽根が特徴の「フェアリーペンギン」

皇帝(エンペラー)ペンギンに次ぐ大きさでゆったりした動作がキュートな「オオサマ(キング)ペンギン」

 

先ほどから我が物顔で水槽内を暴れまくっているのが最も数の多いフンボルトペンギン。

その数140羽!!!

そりゃあ迫力満点なワケだよ驚き

 

ちなみに食事会が終了し、満腹になったペンギンたちはというと。

先ほどまでとは打って変わって明らかにダレまくっていて、誰一人としてヤル気が無いのがよく分かる。

 

隅っこにいたフェアリーペンギンは、飼育員さんから魚を直接貰っていたりしていた。

可愛らしい小さなボディとやりたい放題のフンボルトにはない奥ゆかしさで、好感度アップアップだ。

 

という訳で、葛西臨海水族園のペンギンエリアは食事時が絶対におススメ!!グッド!

 

他にも同園では他の水族館ではなかなか見れないバックヤードものぞかせてくれたりする。

 

波が目の前なので天候が良ければテラス席でのんびりするのも気持ちがいい。

旅行に行ったら一度は食べる恒例のソフトクリームソフトクリームで、水族園の行程は終了。

 

ちなみに同じ葛西臨海公園にあるダイヤと花の大観覧車は、水族園の半券を提示すると大人800円の乗車料が1割引きになる。

 

高さ117mは日本でも最大級、頂点まで来ると年々高所が苦手になって来たアラフィフとしては足がすくむ景色が見られる滝汗

スリルを味わいたい方は、水族園とセットで行ってみてはいかがだろうか。