観劇日記『今日もしんでるあいしてる』☆

おはようございます

小林桃子です。

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今朝は久しぶりの観劇日記☆

先日、下北沢・本多劇場で観劇してきました～。

悪い芝居『今日もしんでるあいしてる』

昨年、『忖度裁判』で共演したかわんでぃこと、川人早貴ちゃんのホームの劇団さんです。

初めての悪い芝居さん。

劇団名が悪い芝居って、なかなかにパンチのある劇団名だと思うんですけど、

実は『「悪い」けど「芝居」させてください』という実に謙虚な名前なんですって

まったくの初見なので、どういう作品なのか全然知らなくて、でも、かわんでぃが本当に魅力的な女優さんだから、

ひそかに期待大で観に行きました。

開場中・終演後の場内アナウンスがかわんでぃだったのでウキウキしちゃいました

映像が流れていて、へ～って感じだったんですけど、登場人物が開演直前から主人公が舞台に現れて、徐々にお話が始まっていく感じがとてもスムースで自然と物語の中にいざなわれます。

そして、主人公のセリフで本格的に物語が始まって照明が光り輝いて始まる感じがすごくよかった！

あのねその時の「中止にならなくてよかったね」ってセリフがズキューンでした。

もうね、これ、演劇人にはたまらない！！！

めっちゃわかる

で、その照明がめちゃくちゃきれいなんですよ！

舞台照明っていろんなスタイルがあると思うんですけど、ショーの要素があって綺麗だった～

全体的に好きな照明でした

あの綺麗な照明を客席から見られて良かった

お話は最初いったい何が始まるのか…？って感じだったんですけど、登場人物が増えていくたびに物語が深まっていく作りで、

どんどん引き込まれました。

久しぶりに関西の空気あふれる舞台を観て、たくさん笑わせてもらったし、

物語より、ヒロインのスピーチのシーンのセリフに今のコロナ禍でほんろうされる舞台芸術の現状と相まって、

すごくパワフルに届きました。

あそこが一番心が動いたなぁ。

自分も延期して開催された公演があり、友達も何人も延期や中止になっている中で、それでも演劇の力を信じて、

お客様と作り出す演劇空間の尊さを感じてきた一年が詰まりまくってました。

とってもファンタジーなお話でしたが、登場人物が魅力的なんですよね。

当たり前なんだけど、誰一人かけても成り立たないお話。

こうやってみんなが魅力的に書ける作家さんってすごいなぁって思います。

そしてそれにこたえる俳優陣も本当に素敵でした。

あったかいファンタジー。

これが私の初めての悪い芝居さんの感想です。

公演は日曜日で終わったんですが、まだ配信チケットが販売されています。

心がすさんでしまっているなぁ、行き詰っているなぁって方には特におすすめ。

そして、自分では気づいてなくてもストレスにさらされている方がご覧になったら強がっている心が緩むかもしれません

悪い芝居@waruishibai
悪い芝居vol.27『今日もしんでるあいしてる』無事、全7ステージ終演いたしました🙇‍♂️ 劇団初の本多劇場公演、たくさんのご来場誠にありがとうございました😢💖 いつも心にエンターテイメントを！ DIE LOVE YOU!!… https://t.co/re0UBgNd3B
2021年02月21日 17:47