読書日記『ケモノの城』 | コバヤシ桃子ブログ「旬のもも日記」

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おはようございます合格

小林桃子です。

今日も読みに来てくださってありがとうございますドキドキ

昨日のブログにいいねして下さった16名様

コメントくださった理花さん、

いつもありがとうございます!!

ツイッターやFBでもいいねやRT、リプ、本当に嬉しいですラブラブ

 

さてさて、今朝は読書日記にお付き合いください。

一昨日読了した『ケモノの城』誉田哲也さん:著

 

スリジエ候補生ツリーの古川雅ちゃんが初めてあいどるーーつ☆に出たのがパフォーマンス披露の時でね、その時レッスンをしてから皆で一緒に押上に向かったんです。

で、雅ちゃんと桜矢穏空ちゃんと話しながら向かっていて、三人とも読書好きということで本の話をがっつりしていたんですよ。

そこで雅ちゃんに熱く勧められて今回読んでみました。

 

衝撃でした。

今まで読書家の方と比べたらそんなに多くはないだろうけどいろいろ読んではきた方だと思うんです。

特にミステリが好きという傾向があるので、小説の中で人が死ぬのは当たり前になっていたけど、これはちょっと別物でした。

 

昔、新井素子さんの「ひとめあなたに」を読んで衝撃を受けたことを思い出しました。

あれも怖かったんだよなぁ~。

でもすごく引き込まれたし、心に残る小説なんだよな~。

両方読んだことのある方ならきっと「あの事」を言ってるんだなぁと思ってもらえるかとwww

 

でも、引き込まれる人間の不思議っていうか。

共感出来るか?と聞かれたら共感できないけど、なんか想像できるっていう感じ?

あの…人はいろんな面を持って、そして常に演じて生きているということを思っていて、だからこそ、どんな自分もあり得ると思っているんです。

でも、こういう自分だけは絶対出しちゃダメだと警告音が出るようなそんな感覚。

なんだそれ?

伝わりにくいかもしれないんですが…汗

書いている自分もよくわからないあせる

 

お話は実際にあった事件『北九州監禁殺人事件』が題材になっているそうで、私はこの小説を読むまで勉強不足でその事件を知りませんでした。

てか、こんなことが実際にあったのか!?ってことが本当に衝撃で目あせる

なんでもノンフィクション作品(豊田正義さん著『消された一家~北九州・連続監禁殺人事件』)もあるそうなので、読んでみたいと思ってしまうほどのとんでもない事件。

 

とんでもないけど、理解も少しできる。

正確には「情報の遮断をしたうえで、暴力と精神的攻撃で人はマインドコントロールできるということ。」が理解できる。

それはきっと今まで観てきた映画や読んできた小説、そして人生の中で自分が経験したことも踏まえて理解できる。

どうしてそんなことをするのかは理解できないけど、コントロールされる側の感覚はわかる気がする。

 

人間はもろさ、強さ、はかなさ、したたかさ、そんなものが混じって初めて成り立つんですよね。。。

 

その描写はエグイというか、グロいというか、正直気持ち悪いガーン

 

実際とんでもない事件にもかかわらず私のようにその事件すら知らなかったというほど、倫理観を無視した状況、なにより残虐性が強すぎるため報道規制がなされたというのもうなずけるグロさ。

 

サイコパスっていうのが、いまいち実感としてよくわからないけど、でもそういう人は世の東西を問わず時代を問わずきっと少数でもずっと存在していて、そういう思考に触れてしまうときっと価値観の崩壊を見るんだろうなと想像できます。

 

小説としては非常に先が気になってぐいぐい読ませるすごく力のあるお話で、私にしてはすごく早い読了でした。

なにせ、最近はまっている携帯ゲームをそっちのけで寝る時間も削って読んじゃう位wwwに、読んでいる最中にこの後どうなるんだろうか?とついつい全然小説を知らない人に話しちゃうくらいに・・・

面白かったです。

 

誉田さんの作品を読むのは本当に久しぶりで、以前読んだ時は読みにくかった印象が強いんですけどそういう印象が吹っ飛ぶくらい、ぐいぐい読み進めました。

この先どうなるの?

これはどこでつながるの?

ドキドキハラハラ。

二つの視点で物語が描かれていくんですけど、その視点が変わることで映画のシーン展開のような、カット割りのような効果があって、よりドキドキ感が高まります。

グロいんだけど、読んでいて映像が浮かびました。

人の嘘つく心理とかもね、なんかこう理解できる部分も出来ない部分も含めてなんかやっぱり怖いなぁって。

それでも、愛しくもなる。

人間の多面性の面白さと怖さを感じられました。

 

吐き気を感じる方もいらっしゃるかと思いますが(私も気持ち悪くなったし…)、ある程度グロさに免疫があり、読むときに精神が健全・平穏でいれば面白いミステリとして読めると思います。

グロさがダメという方には絶対お勧めできません。

 

読む人は選ぶけど、私は読んで良かったです。

雅ちゃん、教えてくれてありがとう!!

ちなみに、その時みやびちゃんとしずくちゃんに私がお勧めしたのは『ソロモンの偽証』でした。

読み終えて間もなかったっていのもあるんですけどwww

現役の学生の視点であの作品を読んだらどう言う感想を持つんだろうか?っていうのが気になって…

 

作品との出逢いも人生の中で確実に糧になると思うので、私自身ももっといろいろ読んでいきたいと思いますアップ

 

写真がないのはさびしいので…

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いつか食べたパンケーキ。

可愛いし美味しかったですラブラブ

思い立って一人で行っちゃったのは後悔。

大概なんでも一人で出来るけど、出来るならこういう可愛いのは友達と話しながら食べたかったなぁ~。

 

今日はニコニコ日曜日ニコニコ

今日もあなたにとってビッグハッピースマイルな一日になりますようにドキドキ

またこのブログでお会いしましょう虹

 

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