2024.03.01 お坊さん姿の数珠掛けを自作 | 交々ブログ

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 2月27日の日記に書いたように、
かみさんに頼まれ、
数珠掛けを、工作した。

 取り敢えず、
少しでも早く、提供する為に、
一番簡単、と思えるスタイルの、
数珠掛けを、作った。

 で、
・使い易いし、
・安定しているし、
・2連、掛けられるので、
かみさんも、私も、
満足し、喜んでいた。





 しかし、
それが切っ掛けで、
私の、工作好きに、火が点いた。

 と言うのも、
もう少し、風情の有る、
見掛けの良い、
数珠掛けを、作りたくなった、
のである。



 で、
インターネットで、
数珠掛けを検索して、見付けた、
托鉢するお坊さんの姿、
を気に入って、使うことに。

 そして、
コメリに行って、
・厚さ0.9cm、
・横幅6.0cm、
の、ヒノキの板を買って来て、
お坊さんの姿を描いた。



 問題は、
板を、どう、切って行くか、だ。

 と言うのも、
お坊さんの姿に合わせて、
丁寧に切り取らなきゃ、
折角、描いた絵が、
死んでしまうから、
細かな作業が、必要、
なんだよね。



 そこで、
活躍するのは、
小型の万力(バイス)だ。

 これは、
対象物を挟んで固定する物で、
・しっかり、挟んでくれるし、
・360度、回転するので、
  一々、取り付け直さなくて良いし、
・作業台や、ちょっとした板に、
  本体を取り付け出来るので、
とても、重宝だ。

 で、
この万力で、板を挟み、固定し、
小さなノコギリと、
糸ノコギリで、
お坊さんの姿に沿って、
板を切って行った。





 形が整ったので、
内孫1号の持ってる彫刻刀を借りて、
・角を削ったり、
・顔や手、足の部分を、
  薄くなるよう、削ったり、
して、仕上げた。




 そして、
1)土台にする集成材に、
   切れ込みを入れ、
2)木工ボンドを塗って、
   お坊さんの姿の板を挿し込み、
3)念の為に、
   グルーガンで、隙間を埋め、
4)最後に、
   防腐、防カビ塗料を塗って、
完成させた。

 で、最後は、
”いつもながら、良い出来じゃないか?”
”私って、中々、やるよね?”
と、自画自賛して、終わった。





 因みに、
今回の材料費は、
・ヒノキの板が、358円、
・土台は、余ってた集成材、
・塗料は、巣箱用の余り、
だったので、
殆ど、費用が、掛かっていない。

 ただ、
細かな作業が多かったので、
前回の、棒の数珠掛けに比べると、
手間は、何倍も、掛かっている。

 で、
売るとするなら、
・前回の、棒の形は、1,000円。
・今回の、お坊さんの形は、2,000円。
 (Amazonで、同タイプが、5,280円。)
だね。

 どんなもんでしょう?