最初に、予備知識を。
<太陰暦(旧暦)>
お月さんは、
・新月から、15日間掛けて、満月に、
・満月から、15日間掛けて、新月に、
満ち欠けをする。
で、
お月さんの満ち欠けを基準にして、
一か月を30日、
とした「太陰暦(旧暦)」で、
昔の日本の人々は、
生活していた。
だから、
昔の人にとって、
お月さんの満ち欠けは
とても重要で、生活に密着した
ものであった。
しかし、
明治維新を迎え、
外国の文化を積極的に取り入れた、
明治政府は、
外国に習い、
「太陰暦」を廃止し、
太陽の動きに合わせて作られた
「太陽暦(新暦)」を取り入れた。
「太陰暦」だと、
一か月が30日の為、
積み重ねて行くと、ずれが大きくなり、
ややこしい調整をしなきゃならず、
「太陽暦」の方が、合理的、
なので、それは、良かった。
<旧暦の中秋の名月>
「太陰暦」から「太陽暦」に変わっても、
人間の、慣れ親しんだ、
習慣、行事、情緒、生活、商売、
などは、そう簡単には、廃れない。
と言うよりも、
そちらの方に愛着を覚えることが、
多いようだ。
で、
今でも使われる「中秋」とは、
どう言うことか。
「中秋」とは、
秋の真ん中、
のことである。
「太陰暦」では、
・春は、1、2、3月。
・夏は、4、5、6月。
・秋は、7、8、9月。
・冬は、10、11、12月。
と考えていた。
だから、
「太陰暦(旧暦)」の8月15日は、
秋の8月の満月の日、
だったのである。
で、
お月様の動きで作った「太陰暦」では、
毎年、毎月、15日は満月で、
問題は、無かった。
<新暦の中秋の名月>
ところが、
太陽の動きを基準にする「太陽暦」に、
「太陰暦」の8月15日を当てはめると、
毎年、日が、ずれて行くのである。
例えば、
「太陰暦」での、8月15日は、
「太陽暦」では、
・2023年は、9月29日(今日)、
・2024年は、9月17日、
・2025年は、10月6日、
と言うようにだ。
となると、
・新暦の今年9月29日は、
旧暦の8月15日で、
たまたま満月が重なったが、
・来年2024年の9月17日が、
旧暦8月15日なんだが、
決して満月ではなく
満月になる日は、9月18日で、
一日、ずれるし、
・2026年は、
旧暦8月15日と、満月の日は、
二日、ずれる、
のである。
そんなわけで、
2023年は、
旧暦8月15日である、新暦9月29日が、
本当に、珍しく、満月になった、
珍しい「中秋」であり、
「中秋の名月」
と騒ぐ、
値打ちの有る年、日、
なのである。
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今日、
美人奥様と会ったら、
”今日は、中秋の名月ですね。”
と、教えてくれた。
何と、
今日は、
・外仕事、
・入院中の姉のお見舞い、
・日本女子オープンゴルフ観戦、
とかで、
インターネットニュースを、
殆ど観ていなかったので、
言われるまで、知らなかった
んだよね。
で、
夜になって、外に出たら、
光り輝く、「十五夜お月さん」が、
空に、浮かんでいた。
流石、満月。 明るい。
それに、
雲が、全く無く、
秋めいて来た空気の中で、
より一層、奇麗に見える、
ではないか。
で、
カメラを持ち出し撮影したが、
お月さんが明る過ぎて、
暗くて、調整も上手く出来ずに、
とび気味の写真になってしまった。
まあ、
クレーターとかが見え難くても、
明るくて、如何にも満月らしくて、
良しとしよう。
朝夕は、
随分と涼しくなって来た。
日中は、まだ暑いが、
寒いよりも暑い方が好きな私なので、
今が、一番、好きな時期、
かも知れないなあ。
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<日本女子オープンゴルフ選手権>
「日本女子オープンゴルフ選手権」は、
JLPGA日本女子プロゴルフ協会の
メジャー大会ではあるが、
主催者は、JGA日本ゴルフ協会
共催者は、NHK、
と言う、位置付けである。
そして、
この「日本女子オープン」は、
メジャー大会の中でも、
最高峰と、言われている。
その「日本女子オープン」の、
2日目が行われ、
予選通過者が、決まった。
で、結果、
・-10の、単独首位に、
菊池絵理香、
・-7の、2位タイに、
青木瀬令奈、
原英莉花、
稲見萌寧、
岩井明愛、
と続いている。
なお、
私の一押し「川崎春花」は、
2打、落として、
-1の35位タイで、
予選は、通過した。
やっぱり、伸びないねえ。
また、
最近、大注目の「櫻井心那」は、
5打、伸ばして、
-2の23位タイまで、
上がって来た。
明日は、
もっと伸ばしてほしいものだ。
期待しているよ。