夫とひいなが
公園へ出掛けてしまうと、
私とおばあちゃんは、うまい具合に
きれいに空になった
お弁当の箱を片付け始めました。
「ひいなは元気やね。
子供らしい子供やわ。
おうがはなんだかおとなびてるんだか
機嫌が悪いんだか
小学生の男の子らしい勢いのいい元気が
感じられんのよ。」
「おうが君ていうんだっけ
マキさんとこの息子さんね、さっきの。
でもなんか…美少年じゃない?
ジャニーズにいそう。」
「ジャニーズは知らんけど
あの子は7歳の時に島に行ってから
様子が変わったんかしれんわ。」
「島?ひいおじいちゃんの?
行ったんだ」
「男の子はねー
一応連れてくねー
センジュのおじいちゃんと話してかえってくる
だけやけどねー。
あんたんとこはひいなが女の子やったから
声がかからんかったんやろ
あたしの長男は3歳でおじいちゃんに
会わしたし
長男の長男は5歳くらいやったな
島に連れてったの
こもちゃんのお兄ちゃんも7つか8つんとき
あたしが連れてったんやで
だれもセンジュはつがんゆうことで
それで終わりやけどなあ。
おうがは小さい頃から聡い子やったのに
おじいちゃんに
認めてもらえんかったように
感じたんかもしれん。」
なんじゃそりゃ
別に認められなかったから
継がないわけじゃないだろうし
それで様子が変わったりなんか
しないでしょう
「なによ、ひいじいちゃんちって
後継いないの?
男の子じゃなきゃってわけで?」
さすがド田舎!
(行ったことないけどたぶん田舎)
それにしても本家(でいいのかな?)では
よっぽど女の子ばかり
産まれ続けてんのかしら?