基本、穏やかで
無口(本人談・友達との集まりでは騒ぐ)な
夫、カズシは
ここまでほとんど口を挟まずにいました。
が、さすがに話が見えなくて
私に怪訝な目を向けてきました。
ひいおじいちゃんのことは
知ってるけど
"後継ぎ"ってなんぞや⁉︎
私が早口でかいつまんで説明。
意外と旧家だったらしい
おばあちゃんの生家。
そこで代々、代表者たる男子が
地域から"様"よばわりされて
貴ばれていたらしいこと。
苗字が千壽だから
"せんじゅ様"だけど
最後の生きせんじゅ様の
ひいおじいちゃんが
形だけでも名前を継いでくれる男子を
探したいらしい、という話。
「う〜〜〜ん、なんか変だなぁ」
夫がうなった。
「そこんちってホントに男性が
いないんですか?
継いでくれる人くらい
いるでしょう」
おばあちゃんが答えます。
「男、おるよ。
婿に入ってきたもんもおるし
男の子も家でこれまで産まれとるよ。」
「え⁉️」
今度は私が聞き返しました。
なんか…私も話が見えなくなってきた?