夫はおおよそ信じがたい

本家の話に


おばあちゃんがボケてんじゃないか、

テキトーな話をしてんじゃないかと

思い始めつつも


結局は我が家とは無関係な家の話なんだと

はっきり言ってもらえて


な〜んだと拍子抜けしたんだと思います。


私だって

おばあちゃんの話にはビックリしたけど

多分テキトーに

だいぶ大げさな話にしちゃってるんだろう、


だから縁のない家の話でしたってオチに

なってんじゃん

と、人ごととして聞く姿勢に。


ただ


オウガ君の言葉だけには

ちょっとギョッとさせられます。


『ねえママ、おばさんの赤ちゃんが生まれて

 島に行く時じゃあ

 だいぶ先になるからさあ

 今年のうちにひいひいおじいちゃんとこ

 行きたい。

 来年は勉強も忙しくなるし


 僕が行って

 どんな様子かおばさんに

 教えてあげられるしさあ


 おばさん、島のことぜんぜん

 知らないみたいだもん


 こんなだよ、って

 教えておいてあげたら

 おばさんも安心するよ?」


え、おばさんて私?

私のために島に行くって?


私はマキちゃんの方を見ました。


マキちゃんは困った顔をしてましたが

ちょっと考えてるような様子。


「そうねえ

 今ならちょっと遊びに行けるかもねえ

   ていうか、今しかないかも


 ひいおじいちゃんもお年だものね

 そんなにもう一度会いたいなら


 ほんとに今しかないかしらねえ?」


マキちゃんはおばあちゃんの方を

向いていました。


「あーそうやね 

 はよ行っとかんと 

 二度と会えなくなるかもしれんわ」


なんだなんだ?

ちょっとばかし私のことダシにして

ご旅行の計画立ててます?