著者 : 伊藤正一
ブルーガイドセンター
発売日 : 1994-08
こちらの本は、アマゾンが
「こんなのも読んだら~?」と教えてくれた。

これが、面白いったらありゃしない!

北アルプス、黒部源流の出入り口、三俣蓮華岳、

ここには昔、山賊がいて…って、
日本昔話ほど前じゃなく、戦後くらいの話!

山賊って言ってもね、
追い剥ぎとかそう言うのばっかりじゃなくって
(もちろんまあまあそういうのもある!、
何となーくぼやかして書いてあるときもある!)

山に住んでそこで暮らしている人、の話、
つまりは、山の常識って言うのがあるのよ。
(読んだだけでもう知ったかぶり)

山賊曰く、「山で餓死するやつは馬鹿」だって!
いたるところにウサギやら熊やら岩魚やら
食べるものだらけ、とのこと。

狸が人間がたてた音を夜中にそっくりに真似する話、
カワウソが女に化けて岩魚を小屋に取りにくる話、

山で「オーイ、オーイ」と声がしたら、
それは魔物だから、ぜったい返事をしたり
ついていったら駄目だって、
「ヤッホー」と答えると良いんだって。
(大事なことだから覚えておいて!)

でも何人もが目の前で「オーイ」の声に誘われて
そっちに行ってしまう話、不思議だ!

色々驚いたけれど、中でも
埋めても埋めても出てくる白骨のところ、
何より人間の骨をそのまま山に埋めちゃうところに吃驚だ。

また、登山中遭難して死んだ人を
山で火葬するところ。
(昔はおろすのも大変だったんだね)

山賊が熊と話し、狸に騙され起こされて、
河童が泳ぎ、白骨に呼ばれ、
神隠しに合い、カワウソに舌を抜かれる…

こう書くと、ほら話にすっかりのせられてるみたいで
笑ってしまうけれど、
どれもこれもとても面白く、
自然が失われていない昔の日本では
本当にこういう事があちこちであったんだろうなあ。
またまた、素晴らしい小説を読んだ!

おいそれと感想を言いたくないくらい。

それに今はまだ、悲しくって…。

突然、穴に落っこちたくらい驚いたけれど、
よくよく考えたら
ずっと前からそんな予感があったような気が
だんだんして来たんだ。

ところでこの小説はところどころ、
私の大好きな映画
「なまいきシャルロット」を彷彿させるシーンが、
あるのよね。

「なまいきシャルロット」を作った人は
この小説が好きなのかな?

とにかく、色々戸惑って悩んでいる少女に
うかうか近付くとランプなり、水がめなりで
頭をかち割られるってわけ、さ。

男の人も、色々大変だと思うけれど、気を付けてね。

また、ちょっとしたらすぐに読み返したい。
こちらは奥多摩の山岳救助隊の副隊長さん(当時)が書かれた本。

奥多摩と言えば、割に近所だし…

高校の頃は夏休みにバンガローに泊まるのが流行って
山は登らないにせよ、
あそこら辺、なんか行ったな…。
そしてどでかい蛾がいたな。

でも、この本を読んで驚いた、
奥多摩の山でも結構遭難して亡くなったり、
行方不明も多数あるんだね。

この私の驚きがよくあらわしているように、
実際「まさか…奥多摩で」
と言う感じの登山者が多いらしく、
家族にも「奥多摩の山に登ってくる」とだけ言って
予定も細かく決めず気ままに歩いてみたりしている人も
少なからずおられるみたい。

これがトラブルもなければよいのだけれど、
いざ「時間になっても帰ってこない」となると
探すのも大変!

剱岳や穂高などでは、
急な天候の変化とか、難所での滑落とか
そういうのが多いみたいだけれど、

ここでは装備不足、
(散歩の延長みたいな感じで山に入って日が暮れて
真っ暗になって動けなくなる、
また登山靴ではなくスニーカーの様な滑る靴だったり)
あと体力不足、準備不足、計画不足…

色々の不足があふれる中、
とにかく「何とかなるだろう」と言う勝手な考えだけは持っている。

そんな皆さんが次から次へと現れて、呼び出される金さん、
それでも優しく対応している金さんは人間が出来ているんだな。

あと不思議だったのは、
「なぜこんな場所で?」と言う場所で亡くなることが続いた話。
その登山者を言う目撃情報もなんだかおかしくてね。
(日が暮れるのに頂上へもう一度向かったみたい、とか)

穂高でも何人か続けて滑落で亡くなって、
その谷の下に遺体があった事がある、と
穂高の山荘で働く方のブログにあったよね。

ね、山ってなんかそんな不思議なこと、あるんだよね。
(訳知り顔で)

ともかく、近所の山だからって甘くみたらいけないんだ!
トマス・ハーディと言えば、
私が大好きな小説ベスト10に入る
モーム作「お菓子と麦酒」のドリッフィールドのモデルとされる人物。

多分その影響で張り切って「テス」も買ってきたけれど、
目下挫折中。
(どこまで読んだかと言えば牧師さんが村人に話しかける場面、って
はじまって5ページくらいだから、挫折ではなく「まだ読んでいない」で
良いのではないかい?)

そのことを映画好きの人に話したら「『テス』は読むものじゃなく
観るものだよ」なあんて言われてますます遠のくばかり…

そんな中、噂の「村上柴田翻訳堂」でこちらの短篇集が出たので
興味をそそられ読んでみました。

まあ、本当に、見事なまでにどれもこれも悲しくって暗いのだわ。

「モームさんならここでユーモア的に思わずニヤッとしてしまう
展開にしてくれそう…」と折々考えてしまった。

でも一方、ひたすら陰鬱で救われない話、と言うのも
案外好きな私なのです。

大体どの話も無駄に遠慮していることから
不幸を引き寄せている、と言った印象。

特に「わが子ゆえに」は私も自分自身不思議なほど感情移入して
「もう…、思い切って良いんじゃないの?!」と。
主人公の見栄をはる息子を憎みながら、
本当に大事なことに気付く、って言う…。

最後に載っている柴田さんと村上春樹(呼び捨て)の
対談でも「テス」を読んでいないとお話にならないみたいだし、
この勢いで読んでみるかな。
こちらの本は図書館に無く、
BBの行きつけの本屋さんで求めました。

「山の天気は変わりやすい」と言うのはよく聞くので
急な天候の変化でトラブルになることは
仕方のないことなのかな?と思っていましたが、
実はそういう事ばっかりでもないみたい。

この本によると
天気図をみて理解(予測)することはもちろん必須。

さらに空(雲)の様子をみていると
ある程度予測ができるそうです。

それを「観天望気」と言うそうです!

山に登る人はこの知識を身に着けて
注意深く空を観察するのが望ましいとのことです!!

確かに他のパーティーが登山を中止しているのに
そのまま続行して遭難、と言う事例は多いみたい。

山小屋のおじさんが止めたのに
振り切って遭難、と言うのもあった。
(山小屋のおじさんの言う事は素直に聞いた方が良さそうなのに…)

せっかく来たのに行かなきゃもったいないし…とか、
明日は仕事だから(帰らなくっちゃ)…とか、
グループのみんなが行くっていうし…とか。

遭難して大けがしたり、死んだりしてみたら
どうでも良い理由、なのですがね。

また亡くなった事例でビバークしていた場所が
「ここじゃなくて反対側だったら…
(風も当たらず助かったかも)」と言うのもあった。

おそらく非常事態でパニックになっていると
想像できるけど、

程度の差はあれ、
「こんな時こうすると良いってあの人が言っていたな」とか
知識や体験があれば、やっぱりちょっとは違うのかな。

「強風時に転滑落の危険のある箇所を通過するときには、
アンザイレンをしてはならない。」とのこと。

『あ、…はぁーい…(???)』

アンザイレン→登山者が岩壁などを登る際に、
安全のために互いにザイルで身体を結び合うこと

だそうです。

毎月一回、都心にて

午前中の用事と、午後4時からの用事があり、

それをわざと同じ日にいつも入れているので、

その間の「空白の4時間」と

自分ではよんでいるタイム、

 

季節が良ければ谷根千あたりをぶらぶらしたり、

東京駅近辺で本と毛糸をみるツアー(刀削麺ランチつき)、

秋葉原の物産館へ、

 

などなど、一度行って気に入るとちょいちょい同じところへ出掛ける女、

 

今回はちょっと涼しいから久しぶりに谷根千も良いかも?

と思ったけれど、ちょうど根津神社のお祭りだったから、

混んでいそうなのでやめて、

 

ユニットおりがみにはまって

みんなどこで買っているのかな?と調べて、

人気のあった銀座の伊東屋に行こうと大決定!

 

トーシローでも最高の素材を探す女。

 

そして伊東屋で素敵な紙をみつけ、お買い上げ

 

「帰り道、折れないように、濡れないようにしてほしい」と言う心配は

この伊東屋様の前では無用!

 

IMG_20160918_200208.jpg

 

まだまだ綺麗な紙を使って折れる段階ではないので(やっぱりね)

この紙は大事にしまいまして、

普通の折り紙で練習しています。

 

ゆらゆらして持ったそばからバラバラになるものが

最初出来て、

「オーナメントなのにこんなの飾れない!」と思って

よくみたら一工程抜かしていました。

 

直しながらさっきのあんな変なのを完成品と思い込んでいた

自分のことが面白すぎて一人笑いが止まらなくなり…

 

今後、ユニット折り紙を続けて行ったとして、

自分の情緒面が心配。

(精神が崩壊したりしないよね)

 

DSC_0088.jpg

組んでいって完成した時が一番楽しいですね(当たり前~)

後ろは本日もとめました和紙の折り紙、です(また、凝ってる~)

 

 

 

富山県警山岳警備隊の動画を見付けたので

どうぞご覧ください。

 

こちらに出てくる高瀬さんと言う実直そうなかっこいい方が

現在では

同僚の三度の殉職を体験し、

自身も滑落し後輩に助けられ九死に一生をえた方、

と知ると、誠に勝手ながら胸に迫るものがあります。

 

今は富山県警山岳警備隊長、をされているようです。

 

この前読んだ富山県警山岳警備隊の本
(「遭難者を救出せよ」)
は、隊員に取材をして書かれた本だから、

とにかく富山県警山岳警備隊の素晴らしさが
際立つ内容でしたが、

こちらは、隊員それぞれが手記を寄せているので、
葛藤や逡巡、山岳警備隊あるあるや裏話など、

隊員の皆さんが身近に感じられた。

105キロもある単独行の男性が怪我をし、
背負って降ろさなければいけなくなったとき
途中で合流した他の隊員も「…え?」となったり、
またその怪我人が態度が悪く、痛いのを我慢せず
背負われながら暴れたりして、
つい厳しく叱ってしまったところで
胸がスーッと…

頭を打って倒れている女性の救助で
まだ新人で何もできず先輩に言われるまま
声かけだけをして、「あれで良かったのか?」と
悩んでいたら、後日その女性が署にお礼に訪れて、
「声をかけて頂いたのが嬉しかった」と手紙をくれ、
何度も読み返した話、

富山県警山岳警備隊の合言葉
「苦しくても苦しくない!辛くても辛くない!寒くても寒くない!」

また「山で死んではいけない、死なせてはいけない」
だそうです。

昨日電車でSSから乗り込み
表紙むき出しでこちらの本を読んでおりましたら、
BBから後期高齢者とみられる女性が
私の斜め前に立ちました。

座れるように始発駅から乗り込んだこともあり
一瞬逡巡もありましたが、
この本を読んでいるにふさわしい人間の
ふるまいについて考え
席をお譲りさせていただきました。

赤毛のアンにとっての牧師様の奥さんの様に
私のもう一つの良心、となるのか、この本は。

図書館で借りたんだけど、
感動あり、ユーモアあり、の盛りだくさんの内容、
この本、買おうかな~
滑落遭難、道迷い遭難、気象遭難、単独行遭難…

これだけ取り憑かれた様に(実際そうなのかも知れん)
山岳遭難にどっぷりひたる毎日、
話を聞かせると周りの人も心配するので今では誰にも内緒ですよ。

そして、いよいよ遭難を
今度は助ける側の視点からみてみたい、となりました。
(セカンドステージ?)

この本で紹介されている富山県警の山岳警備隊は
日本一、だそうです。

山登り人の憧れ、北アルプス剱岳、

ここは天候が変わりやすく、また地形の関係上、
ヘリでの救助が困難なパターンが多く、
遭難者を担いで救出することが少なくないとのこと。

富山県警山岳警備隊になった理由が、
「剱岳を登っていたとき、偶然出会った山岳警備隊の
活躍を目にし、憧れた」と言うのが多々ある。

もちろん、すれ違う人のハートを
一撃で射止めるかっこよさ、
そうなるまでの訓練は半端ではなく、
はじめての合宿で死にそうな目に合い、
そして同じことをしても
全然へばらない先輩たちをみて驚愕する、
普段優しい先輩が豹変して熱血指導してくる、
と言うのが真剣な中
申し訳ないけれどとても面白かった。

遭難救助をされてから10年、松葉杖をついて
「やっとこられました」と
お礼に来てくれた男性(救助当時は大学生)の話、

大学時代、剱岳で友達を失い、
山岳警備隊になった人、
またその亡くなった男性の両親とのエピソード、

訓練中転落し、ザイルで宙づりになった先輩のもとへ
おりて、(狭い足場、背中は氷壁)一晩中寄り添った話、
などなど…

「誰かを助けたい」と言う一心で
厳しい訓練を積み、憧れの先輩の背中を追いかけながら
いつしか、後輩の面倒を見るようになり…

男同士の信頼の絆が眩しくって…

「女には向かない職業」と言う探偵小説があるけれど、
こっちが一番じゃないかな~?

男女差別と言われて怒られるかもしれないので
この辺で。
バリバリと音がするほどの犬派から猫派へ?

と、そんなことはありませぬが、

ふとみかけたロバート キャンベルさんとこの猫が
可愛くって!

この号に載ってると知って図書館で借りました。

女の子なのに夕吉って芸妓さん風とあったけど、
とあったけれど、本当に素敵!

こういうのとか、皇室の方みたいに
簡単な漢字で意外な読み方をする
(良子とかいて ながこ)
とかの方が、キラキラネームなんかより
お洒落で気が利いてると思うけど!
(ま、実際女の子で夕吉は難しいかも、だけど)

その他の記事も猫愛に溢れていて
なにかと感動話に寄せていくのには
ちょっと笑っちゃったけど
でも久しぶりに色々と読み応えのある記事を読んだ気がする。

また、憧れている吉川美代子さんが猫バカ全開で登場し面白い。

「犬好きは自分の家の犬が好きで
猫好きはすべての猫が好き」と言う言葉、
あらためてしみじみと、ほんとかも!と思った。

しゅっとしてても、おデブでも
きょとんとしてても、ぼんやりしてても、寝てても、
毛も長いのも短いのも、どの猫もやっぱり可愛いかも。

犬好きから言うと「この種類の犬、嫌い」と言うの
やっぱりあるもんね。

と言うか、犬ってバリエーションありすぎだけどね!
(チワワからピレネー犬まで、
って、どうしてこれらが全部同じ種類ってことになったの???)