「こんなのも読んだら~?」と教えてくれた。
これが、面白いったらありゃしない!
北アルプス、黒部源流の出入り口、三俣蓮華岳、
ここには昔、山賊がいて…って、
日本昔話ほど前じゃなく、戦後くらいの話!
山賊って言ってもね、
追い剥ぎとかそう言うのばっかりじゃなくって
(もちろんまあまあそういうのもある!、
何となーくぼやかして書いてあるときもある!)
山に住んでそこで暮らしている人、の話、
つまりは、山の常識って言うのがあるのよ。
(読んだだけでもう知ったかぶり)
山賊曰く、「山で餓死するやつは馬鹿」だって!
いたるところにウサギやら熊やら岩魚やら
食べるものだらけ、とのこと。
狸が人間がたてた音を夜中にそっくりに真似する話、
カワウソが女に化けて岩魚を小屋に取りにくる話、
山で「オーイ、オーイ」と声がしたら、
それは魔物だから、ぜったい返事をしたり
ついていったら駄目だって、
「ヤッホー」と答えると良いんだって。
(大事なことだから覚えておいて!)
でも何人もが目の前で「オーイ」の声に誘われて
そっちに行ってしまう話、不思議だ!
色々驚いたけれど、中でも
埋めても埋めても出てくる白骨のところ、
何より人間の骨をそのまま山に埋めちゃうところに吃驚だ。
また、登山中遭難して死んだ人を
山で火葬するところ。
(昔はおろすのも大変だったんだね)
山賊が熊と話し、狸に騙され起こされて、
河童が泳ぎ、白骨に呼ばれ、
神隠しに合い、カワウソに舌を抜かれる…
こう書くと、ほら話にすっかりのせられてるみたいで
笑ってしまうけれど、
どれもこれもとても面白く、
自然が失われていない昔の日本では
本当にこういう事があちこちであったんだろうなあ。









