2021/11/6 参拝ブログ

御香宮神社

(京都市伏見区  御香宮門前町)


京阪電車、伏見桃山駅を降りて
歩いていくと、

きっとここですね
という風情ある壁が。




御香宮神社。

旧府社。
伏見地区の産土神社。


主祭神は、神功皇后。

今回は、神功皇后を祀る京都の神社、
に行こうと思い、

1つは、石清水八幡宮は決めていたので、
近くの神社を検索していたら、

京阪電車 x 神社
のコラボ企画を見つけました。

↓今回頂いた御朱印。
左の京阪特急が描かれたものが、
御朱印包みになっています。


御香宮神社、石清水八幡宮、宇治神社
の三社での企画のようで、

それぞれの御祭神の、
神功皇后、応神天皇、菟道稚郎子
が親子関係にあることから、

親子神社参拝企画のようです。


私、以前、大阪に住んでいた時、
森小路という京阪ローカル駅が最寄駅で、

京阪電車、好きなんですよね🚞

今回頂いたこの京阪特急の御朱印包みも、
御朱印帳に一緒に綴じてます😆


そんなおけいはんが結んでくれた神社。
御香宮神社、いざ参拝。


入ってすぐ左、迎賓館跡。

の狛犬のビジュアル。
思わず二度見😳

なかなか見たことない頭の大きさに💦
かわいいのやらコワイのやら。


後ろのイチョウがオーラのように見える
写真を撮ってしまいました😅



鳥居を潜り少し歩くと右手に

桃山天満宮。


狛犬さん。


なんかさっきの狛犬を見た後なので、
妙に落ち着きます(笑)


拝殿前に立つと、
とても気が落ち着く、
心静かにさせてくれる感覚。

創建は1390年頃。


境内社に、
厳島社、老松社、白太夫社、紅梅殿。

厳島社には、
市杵嶋姫命・多紀理姫命・多岐津姫命 
宗像三女神が祀られていました。


晴れやかな空に流れるような雲。


狛犬さんと撫で牛さんの間に、
存在感のある大きなイチョウの木。


拝殿前もそうですが、この境内、
なぜこんなに静かに落ち着くのか、
と思ったんですが、


社を守るように、
四方に大きな木々。


それらの木々が穏やかな、
それでいて神聖な空気感を
創りだしていました。


さて、参道に戻ります。
一直線に伸びる参道の脇に松。
歩いていて、気持ちよく。

あと神社に来て、
こういう流れるような雲がある時は、
ついつい写真を撮ってしまいます。


御香宮神社。

創建は不詳ですが、
862年には名水としての御香水の逸話が
残されていて、この地にあったようです。

1590年、豊臣秀吉の時代には、
伏見城築城にあたり、城内鬼門を守る神として
伏見城内に移されました。

1605年、徳川家康によって、
元のこの地に戻され、本殿はその時のもの
だそうです。

天下人に愛された神社なんですね。



狛犬さん。


色彩、とても綺麗な拝殿。
1625年、徳川頼宣の寄進によるもの。

徳川頼宣自身も産まれた際に、
名水として知られるこちらの御香水を
産湯として使用されたとのこと。


古代史への関心から、神社巡りもそちらの観点から参拝してしまうことが多いんですが、

あと、争いの中に消失していく歴史にうんざりしていて、ついつい戦国時代の神社関連に
踏み込めずにいたんですが、

その時代、時々の神様との向き合い方や
思いもあっただろうなと、

あらためて室町時代以降の神社も見ていきたいなと
そんなことを思わせてくれた拝殿でした。


本殿前では、七五三の御祈祷が途切れることなく行われていました。


桃山天満宮、参道、拝殿、

そして境内。

見どころが多く、何より心地よくて、
写真を撮りすぎてしまいました。


次回、御香宮神社その②

続きます。