味の大王総本店(苫小牧)【元祖カレーラーメンで朝ラー】2019カレー160軒221食目
2019.4.29
Pen 2017 No.434 365日カレー天国 掲載店
![]() | Pen(ペン) 2017年 8/15号 [365日 カレー天国] 700円 Amazon |
■元祖カレーラーメン ¥820
■ラム餃子 ¥400
元祖大好きゴーグル仮面は、旅大好きゴーグル仮面であって、カレー大好きゴーグル仮面だ。
それで、元祖カレーラーメンの店にやってきた。実は昨年の12月に一度訪れた。しかし、それは残念な出来事だった。
前回2018年12月16日のリンク
https://gamp.ameblo.jp/komedarian/entry-12427950989.html
その時、新千歳空港でのバスの乗り継ぎを失敗してやむなくタクシーで30分くらいで辿り着いたのだけど、工事中で店は休みだった。その日はここに来るのはレンタカーがいいのだとも思った。
それでも今回もバスで挑戦した。レンタカーで簡単にこれたら以前のせっかくの苦労がなんとも味気ない結末になる。より楽しくより面白くしよう。カレーは旅だ、カレーはワクワクしなければいけない。
だから、朝7:00に苫小牧のホテルを出て、緑小学校前というバス停から新千歳空港行きのバスに乗った。そう、目的地に行くには空港バスしか手段がない。1時間に1本だけ。
途中の停車場は沼ノ端のいう駅だった。ジブリアニメの千と千尋で、銭婆を訪ねた沼の底を思い出すような駅名だった。30分ほどして目的のバス停で降りた。
『白鳥湖』
地図で見ると、苫小牧と新千歳空港とのちょうど真ん中くらいに位置する。
最寄駅は植苗駅だけど、そこからは徒歩43分の距離。沼ノ端からだと83分。いずれにせよ、普通はJRの駅から歩いてこれる場所ではない。地図の南側はウトナイ湖。周辺は湿地帯ですぐ西側にも大きな沼がある。
バス停から近くに店はあった。
『味の大王総本店』
苫小牧市に4店舗、室蘭にも姉妹店のある、味の大王 発祥の店舗だ。ここはPen 365日カレー天国の課題として訪れた。
食べるべきメニューは
『カレーラーメン』
なぜであれば、この店こそ"元祖カレーラーメンの店"だからだ。
前回の北海道行脚では味の大王室蘭本店に行った後、タクシーの運転手がカレーラーメンは温まっていいんだとしみじみ言ったのを思い出す。
(味の大王室蘭本店訪問記)
https://ameblo.jp/komedarian/entry-12427795710.html
さて、ここは苫小牧。白鳥湖のほとりの店にやってきたわけだ。幹線道路沿いで民家は全く見えず、工場やゴルフ場の看板などが見える。
普通に何もないというような場所。でも、そこに味の大王総本店は、立派な看板を立てている。駐車場へ入りかかった時に、一台のトラックが出て行った。そう、こういう場所ゆえにトラックやタクシーの運転手が多く利用するのだろう。
店に入ると、すぐさまカレーラーメンのポスターが目につく。
券売機でカレーラーメンを押したのだけど、ここはラーメン屋だし、餃子くらい食べていこうと見てはラム餃子のボタンを押した。
北海道に来たら一同はラム肉食べたいよね。
店はとても広いけど、客はGKひとりだけ。
こんな様子も北海道気分にさせてくれる。お昼時になるとトラックの運ちゃんとかわんさと来るのだろうな。
元祖カレーラーメンは、やっぱり元祖らしい昭和の味がする。カレーは普通のカレールーから作るどろっとしたものを混ぜ込んでいるのがわかる。元祖はやっぱり最初にカレーをラーメンに入れたことが偉大なのだから、その存在に敬意を表したい。
ラム餃子がまたいい風味。
カレーラーメンに浸してみてもとても相性がいいのだった。
去り際に、ご店主に挨拶した。
今のご店主は2代目。もともと苫小牧市街地の飲食街にあったけど移転してきたのだそうだ。一方で、昨年訪れた室蘭本店は、先代の一番弟子の暖簾わけなのだそうだ。それで、現在は室蘭本店も2代目。それぞれ元気にやれていることが嬉しそうだった。
Pen掲載店の中でも、最寄駅の存在しない超難関店の一つをクリアだ。
めでたしめでたし
味の大王 総本店
0144-58-3333
北海道苫小牧市字植苗138-3
https://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010802/1003490/