続きです。
ホテルにチェックインしてから食事時間を決めて温泉へ行きました。
古いホテルだったせいなのか金庫が鍵穴に鍵を差し込むタイプだったので、そんなことはないだろうけどこれだと合鍵を入れられたら終わりだね、ということでまずはハイエナと下の子が温泉へ行って、二人が帰ってきたら私と上の子が温泉へ行くという形にしました。
ハイエナが決めた部屋はシングルベッド二つと畳の部屋がついている和洋室だった。
値段の割には古臭くて狭いという印象。
何だか窮屈で薄暗い部屋だった。
ハイエナたちは30分ぐらいで帰って来た。
それで私と上の子が温泉へ行くことになったのですが、私は生理だったので生理用品を入れなければいけませんでした。
それが苦痛で苦痛で。
鍵のかからないユニットバスにて入れたのですが、私は普段タンポンを使わないので、自分で入れるのが嫌でたまりませんでした。
こんな嫌な思いをするぐらいなら温泉なんて入らなくていいとも思いましたが、遠路はるばるやってきたわけだし上の子が温泉を楽しみにしているので我慢しました。
この時点でかなり精神的に消耗しましたが、上の子と二人で温泉へ行くと疲れが吹き飛ぶほどにいい温泉でした。
源泉かけ流し100%という話だったのですがまずシャンプーをしても髪がきしまなくてむしろサラサラになってびっくり。
温泉に浸かると肌がきゅっと引き締まったのが分かったのでこれはいい温泉だとウキウキしましたが、慣れないタンポンがいつ飛び出してくるか分からなくて落ち着きませんでした。
もっとゆっくり浸かりたかったけれど上の子が暑くなったからもう無理というのですぐに上がって食事に行きました。
食事はネットで見ただけだとハイエナには足らないだろうなと思ったけど、子どもたちが思っていたよりも食べなかったのでその残りにありつけたハイエナは
「腹がいっぱいになったな~」
と喜んでおりました。一人で三人分食べたような物でしたね。
それからまた二組に分かれて時間差で温泉へ。
またタンポンと戦った私はげんなりしましたが、滅多に入れない温泉なので我慢しました。
ハイエナは一度もベッドの方へは行かず、畳の上に敷かれた布団の中に入っていつの間にか寝ていました。
下の子も「婆ちゃん家を思い出す」と言って布団に入りました。
上の子は最初からベッドで寝ると言っていたけど「一人じゃ寝られない」と言うので仕方なく上の子が寝付くまで狭いベッドで一緒に寝ました。
そこから私は全く寝付けなくてようやくウトウトできたなと思っても一時間おきには目が覚めて朝まで熟睡できませんでした。
この時は薬を飲んでいるのにおかしいな、旅行で環境が変わったせいかなと思っていました。
翌朝はハイエナたちは5時から温泉へ。
私たちも6時頃に温泉へ行って7時から朝食へ。
せっかくのバイキングだと言うのに上の子も下の子もあまり食べなかった。
上の子は家ではたくさん食べるけれど外ではあまり食べないんですよね。
せっかくなんだからいつも以上に食べればいいのに![]()
そこから慌ただしく支度をして某動物園へ向かいました。
最初は晴れていたものの次第に雲行きが怪しくなって、途中から土砂降りの大雨になりました。
ググったところ朝は降水確率40%だったのに100%に変わってました![]()
![]()
急に変えんなよ。
傘はハイエナのせいで家に忘れてしまったから持ってないし![]()
あまりの土砂降りっぷりに
「動物園止めて帰る?」
と聞いたものの
「せっかくここまで来たんだから帰らない!!」
と言うハイエナ。
でも私はすっかり大雨への不安に心を奪われてしまってぼんやりしてしまいました。
その時カーナビが「左です」と言ったのが聞こえた。道は真っすぐの方向には橋が架かっており、左下に繋がる道もあった。
ハイエナが
「これ左?」
と聞いてきたときにはもう左へ入る余地がなくて、そのまま真っすぐ行くしかない状況だった。ハイエナはギリギリのところで止まったけど凸凹があってタイヤがガタガタ言った。
ハイエナはいつも車線変更の際には私にどうしたらいいかと聞いてくる。でもこの時の私はこの時全然カーナビを見てなかったのでハイエナに指示できなかった。
ですが運転している人がカーナビを見て道を判断するのは当然のことだと思いますが?
何で助手席にいる人が運転している人にああしろこうしろ言わないといけないわけ?
この時点でハイエナの依存心の強さにかなりムカッとしたけど、ハイエナは無理やり左に入ろうとした。
すると後続車が追い上げてきてハイエナは
「何だあの車は!!!俺が入ろうとしているのに何でスピードを出してくるんだ!!!」
とキレた。
でも私は後続車の気持ちが分かりますよ。
後続車からすれば真っすぐ行くものだと思っていた前方車がいきなり目の前に割り込んで来ようとしているようなものですからね。
左の車線に入りたいのならもっと早いうちから左に入ってろって話です。
それをハイエナに言いたい気持ちをぐっとこらえていると、後続車はどんどんやってきてハイエナの入る余地はなかった。
困った、これはどうするべきか、と思っていると親切な誰かが減速してハイエナを入れてくれた。
そこからハイエナの悪口スタート![]()
「何だあの車は!!どうして入れてくれないんだ!!!俺だったら入れるぞ!!!どんどん追い上げて来やがって何なんだ!!!」
「あんたがいきなり割り込むようなことをするから悪いんだろ!ナビはもっと早いうちから左に入れと言っていたんじゃないの!あんたがちゃんとカーナビの話を聞いてないからこうなるんだろ!!人を悪く言うな!!悪いのはお前だ!!!」
「何だクソがーーーーっ。俺が入ろうとしているんだから入れるのが筋だろ!!!」
反省の色ゼロですね。
駄目だこりゃ。
まずは運転は運転者の判断でするものだと言うことを理解するところから始めて下さいね。
いつも世話してもらって当たり前、誘導されて当たり前って甘えているからこんなことになるんですよ。
運転ぐらい一人でできるようになってください。
それから雨が止む気配がなかったので途中のコンビニで傘を買うことになりました。
コンビニの駐車場に止まると隣がドラッグストアでした。
「コンビニよりもドラストの方がいいかもね」
と言うとハイエナが「そうだな!行ってみる」と言って車のキーを持ってエンジンをかけたままドラストに入っていきました。
で、突然思い出したんですよ。
確かどこかの動物園に行ったときに傘の貸し出しサービスをしていたところがあったことを。
もし今から行くところでも傘を貸してもらえるのならわざわざ傘を買わなくても済むかも!
と思った私はすぐに動物園に電話。
有料で貸し出しているとの答えだったので、ハイエナにすぐ電話をすれば買わずに済む!!と思って電話をしたけど・・・
何回鳴らしても奴は出なかった。
お店に追いかけて行こうにもキーがなくてエンジンがかけっぱなしだから寝ている子供たちを置いて行くのは危険だからできない。
私は悶々としてハイエナの帰りを待ちました。
すると10分後ぐらいにハイエナが傘を持って帰って来ました。
「それ返してきて」
と言うと
「え?傘はもう使えるように開けてもらったよ」
と言うのでムッカーーーーーーーとなってしまって
「何で電話に出ねーんだよ!!人が何度電話したと思ってんだよ!!!動物園に電話したら傘を貸してもらえるって聞いたんだよ!!だからそれを借りるから傘は買わなくていいって言おうとしたら電話に出ねーし舐めてんのかーーーーーっ」
「え?電話した?全然鳴らんかったで。あ、昨日ゲームをする時に通知がうるさいから電話が鳴らないようにしたわ」
「ふざけんなーーーーーーっ。買わなくてもいい物を買ってんじゃねーよ!!」
「いやでも傘はいるよ。駐車場から動物園に入るまでの間に濡れるやろ」
「そういう問題じゃない!!何で電話が鳴らないようにしてんだよ!!電話の意味ねーだろ!!!傘も使えるようにしてもらったらもう返品できねーじゃねーか!!そもそもお前が出る前に私に一緒に戸締り確認しろって言うから傘持ってくるの忘れたんだろ!!!」
「傘はいるよ」
「うるせーーーーーーっ」
そして気まずい雰囲気のまま動物園に向かうと、何とそれまでの天気が嘘のように晴れたのだった・・・。
せっかく傘を買ったのに・・・。神様の意地悪。
でももしかしたらまた急に振り出すかもしれないので傘を持って行こうと言うと三人共「傘いらない」と言ったので私だけ傘を持った。
そして入り口の手前で「喉が渇いた」と言うので四人分のペットボトルを買った。
私の手にはバック、傘、ペットボトル。
身動きがとりずらい。
ふと見るとリュックと水筒を持った親子連れがいた。
しまった、私もリュックで来ればよかった![]()
子どもたちはそれぞれペットボトルを持って入園。
ハイエナは持つと邪魔になるからとポカリを一気飲みしてすぐにゴミ箱へ捨てた。
外は晴れていて暑かった。
動物園は広かった。
歩いているうちにどんどん曇って来た。
下の子は次から次に現れる動物に大興奮していた。
私は写真をたくさん取りたかったけど手持ちのバックが邪魔で写真を撮りづらかった。
そうこうするうちにまた雨が降り始めてあっという間に土砂降りになった。
せっかく傘を買ったのに私以外持ってなかったから意味がない。
ハイエナはいつも無駄なことしかしない。
雨に打たれながら、園内の飲食店へ避難した。
そこはお昼ご飯時だったので入り口の所で行列ができていた。
見ると入り口に食券販売機があったので、ふむふむここで食券を買ってから中で渡すシステムだなと思っていると
何を思ったのかハイエナが列を飛ばして勝手に中に入りました。
私は一瞬何が起こったのかよく分からなくて、どうしてみんな並んでいるのに一人だけ先に店に入ったの???という気持で一杯になりました。
するとそんな私の様子を見ていた上の子が「パパに何を買うか聞いてくるよ」と言って中に入っていきました。
ハイエナよりも子どもの方がしっかりしているのは草が生えますね。
待っていると「パパはカレーがいいって」と上の子が言いました。
私は蒸し暑い中長い行列に並んで順番待ちをしていると言うのに一人だけのうのうと涼しい冷房が効いている中に入って座ってくつろぎやがってこの野郎![]()
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ようやく順番が来て、上の子と下の子が欲しいものとハイエナのカレーの食券を買って最後に私はラーメンの食券を買った。
上の子はお腹が空いていないからとお子様カレーを頼んだ。
中に入るとハイエナは無料サービスの水をがぶ飲みしていた。
恥ずかしいから止めなさい。
そして「俺が出すよ」と食券を持って行ったハイエナ。
役割分担をしているつもりですかね。
私は暑くて疲れましたよ。
どうせなら並んで食券を買う方をやってくれませんかねー![]()
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待つこと10分前後、4人分の食事が揃いました。
いざ食べ始めると上の子は「足りない」と言い出した。
それで私は手が震えてお盆の上にスープをこぼしてしまって、そのまま食べるのは嫌だったのでお盆の向きを変えようと動かしたところ上の子が
「あー、ありがとー」
と私のラーメンを差し出してもらえたと勘違いしました。
いや全然そんなつもりじゃないけど![]()
まだちょこっとしか食べてないし。
それにお子様カレーでいいと言ったのならそれだけで我慢しろよとも思いましたが、子どもにお腹を空かせたおもいはさせたくないので上の子にラーメンを譲りました。
私はお腹空いたよ。
それからお土産を見てホテルに戻りました。
昨日と違う部屋を案内されたのですが、そこに入るなりハイエナは
「この部屋はいいなぁ!感じがいいでぇ!!」
と喜んでいた。昨日の部屋の方が高くて広かったのになぜ?
「昨日の部屋は何かおかしかったからな!ベッドの方は気味が悪かったから俺は行かんかったろ!!あの部屋には何かあるで!!」
「えー、そう?私はあんまり感じなかったけどでも窮屈な感じはしたねー。ん?でも待って。それってあんたあのベッドが悪いものと知りながら私に寝かせたってこと?」
「いや、俺はあんたにベッドで寝てもいいかって聞いたらあんたがいいよって言うから」
「そのような事実はございませんが?」
「いやあんたがベッドがいいって言うから俺は布団で寝たんだ!!!俺はちゃんとあんたに布団で寝た方がいいって言ったで!!」
「でもあんたは私には何も言わないで勝手に布団に入ってなかった?」
「俺はちゃんとあんたが変な場所で寝ないように言ったでー」
嘘つけコラ!!!!
続く
