ベストナイン2023 | 米の心

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さてGG賞に続いてB9についても発表がありましたね。

それぞれ見てみるとまずはB9≪セ・リーグ≫ 投票総数=3有効投票総数=305

セ・リーグ
投 東 克樹(DeNA)

捕 大城 卓三(巨人)
一 大山 悠輔(阪神)
二 牧 秀悟(DeNA)
三 宮﨑 敏郎(DeNA)
遊 木浪 聖也(阪神)


近本光司(阪神)
西川龍馬(広島)
岡林勇希(中日)

パ・リーグ

投 山本由伸(オリックス)

捕 森 友哉(オリックス)
一 頓宮 裕真(オリックス)
二 浅村 栄斗(楽天)
三 宗 佑磨(オリックス)
遊 紅林 弘太郎(オリックス)


近藤 健介(ソフトバンク)
万波 中正(日本ハム)
柳田 悠岐(ソフトバンク)

DH
グレゴリー・ポランコ(ロッテ)

となりました

GGについてはこちら

セ・リーグ
投 東克樹(DeNA)

捕 坂本誠志郎(阪神)
一 大山悠輔(阪神)
二 中野拓夢(阪神)
三 宮﨑敏郎(DeNA)
遊 木浪聖也(阪神)


近本光司(阪神)
岡林勇希(中日)
桑原将志(DeNA)

 パ・リーグ
投 山本由伸(オリックス)

捕 若月健矢(オリックス)
一 中村晃(ソフトバンク)
二 中村奨吾(ロッテ)
三 宗佑磨(オリックス)
遊 源田壮亮(西武)


辰己涼介(楽天)
万波中正(日本ハム)
近藤健介(ソフトバンク)

B9とGG共にセ・リーグの投手は横浜の東投手となりました。山本投手と共に沢村賞候補に挙がっていたということを考えると妥当かもしれませんが、阪神の優勝や最優秀防御率のタイトルは村上投手だったことを考えると、もっと分かれる結果もあるのかなと思っていましたが、東投手となりました。

捕手に関しては阪神は坂本と梅の選手を併用しており、広島の坂倉選手とは打撃成績でも大城選手が上なので順当な選出かなと思います。一方でGGで坂本選手が選ばれたのは阪神の投手成績の良さがあってのところといった感じでしょうか?

内野手では一塁は大山選手が選ばれました。こちらについては岡本選手の起用法というところが問題になったかなと思います。岡本選手は一塁でも三塁でも選ばれないという結果になりました。正直なところサードの守備などでいえば宮崎選手よりはうまいと思いますが、途中から坂本選手をサードにコンバートしたというのもあって岡本選手は一塁と三塁で中途半端に試合に出たということによって、票が分かれた結果になったのかなと思います。

大山選手も守備がうまく、バッティングもいいですが、単純に1塁で岡本選手が固定されていれば、一塁のB9は本塁打王になった岡本選手となった可能性もあったかと思います。

実際投票数で見てみると宮崎選手は140とセリーグのすべてのポジションで最も低い数字となっています。この辺りは本塁打王の岡本と首位打者の宮崎選手で票が分かれた結果かなと思いますね。

セリーグの遊撃手で規定打席数に達したのは木浪選手と坂本選手ですが、坂本選手がサードにコンバートした結果遊撃手は木浪選手が選ばれたという印象を持ちますね。守備指数では龍空選手がよかったシーズンでしたが、中日の成績が悪かった影響が出たかなと思います。ヤクルトの長岡選手についてもUZRで優れた数字を示しましたがチームと自身の成績が伴わなかったところがマイナスイメージになったように思います。

セカンドについては、バッティングでの貢献度が高かった牧選手がB9、セカンドにコンバートした中野選手がGGというのは住み分けがされたという感じがしますね。

セリーグの外野手についても、打撃成績からすると妥当なB9になったかなと思います。GGについてもこんなところかなーといった印象で、票の分かれかたなどが変だという声は毎回上がりましたが、割と妥当なB9、GGだと思います。

すでに守備指数は下がってきていた菊池選手がイメージ先行でずっとGGをとっていて指数上は山田選手の方が良くても取れなかったという時代もありましたが、今回中野選手がとれたというのはいい傾向ではないでしょうか?

パはというと、投手については3年連続沢村賞投手の山本投手がどちらもというのは当然でしょう。

捕手はB9が森、GGが若月選手と住み分けをされました。若月選手は際郵趣バッテリーを山本投手と共に獲得しており、今シーズンはGGの常連である甲斐選手が規定打数に到達していないなどを考慮すると妥当な落とし所にしたかなと思います。

内野手も基本的には妥当なところかなと思いますが、楽天の村林選手には来年さらなる活躍を期待したいですね。もうGGの常連である源田選手の名手のイメージが強すぎてなかなかGGを取るのは難しいかもしれませんが、今年UZRで源田選手を上回った選手の一人です。

ちなみにGG常連ともはやなってきている宗選手ですが、サードのではロッテの安田選手やSBの栗原選手の方がデータ上は優れているとも言われたりしますね。(昨年も確か安田選手の方がUZR上は上だった気が)

まぁ宗選手は強権ですし、その分イメージがいい気はしますね。

外野については、万波選手が共に初受賞となりましたが、打撃でも守備でも貢献度が高く妥当な結果ではないでしょうか?

GGなどについてはどうしてもイメージやなんだかんだ打撃成績なども最低限のラインというところを考慮されている印象がありますね。B9は完全に考慮するので毎年そこまで違和感があるということはないのですが、GGに関しては守備指数などを見ている人からするとん〜と思うところが出てきてしまいます。

今年の活躍からしてGGの選出にセパともに不満があるというわけではないですが、守備だけの賞ではないというところにモヤるところもありますね。

さて来年は誰が受賞するのか、どうなるのか、注目です。