26歳市長誕生! | 米の心

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23日に開票された芦屋市長選で26歳の高島崚輔さんが市長に当選したとのことです。史上最年少の市長ということになります。

高島さんについては学齢がすごい方ですね。灘高出身で、東大とハーバードに合格、東大に進学後に退学しハーバードに入学し、環境工学を専攻、再生可能エネルギーについての研究を進めていたそうです。

ハーバード大を卒業後に芦屋に移り、市長選出馬に向けて動き出し、見事当選に至ったのだそうです。

26歳の若さで当選したわけですが、当選に至るには、彼の学歴の影響もやはり大きかったと思います。26歳となると大卒社会人でいえば4年目くらいで、仕事を覚えてようようとといった扱いでまだ場所によっては一人前扱いとまではいかない場合もあるわけですね。

26歳という年齢は、つまりはまだそういう見方をされてしまう年齢なのです。

その点何かしらの形で箔を付ける必要があります。その上で灘を出て、ハーバードに出てというのは絶大でしょう。それだけでこの人は頭がいいという評価をされます。そして、それだけ頭が良く若くやる気があるのであれば、任せてみようという話にもなりやすいわけです。

市長選は25歳から受けることができますが、実際のところ、25歳で市長になりたいといってもなかなかなるのは難しいと言えます。よほど25歳までに積み上げてきた何かがなければ投票に結びつかないからです。

起業などの実績があったとしても、起業した企業の知名度がなければ、世間的にはどれほど評価されるかはわかりません。世界の一流企業に勤めていたとしても、25歳という年齢では何をしていたのかとなるでしょうから、相応の肩書きが必要となります。となるとある程度まだキャリアを重視される日本企業では難しく、外資などでよほど優秀な実績が必要となりますが、ではそれほ優秀な人が市長になろうと思うかという点でまた困難さが発生します。

高島さんの場合は、若くしてまず、市長になろうという強い意志があったという点について素晴らしいのであり、そして、若くして市長選に臨むべく、それだけの実績があるからこそなり得たとも言えます。

他の手段で25歳や26歳で市長になろうと思えば、おそらく、youtuberになるなどで成功しよほどの知名度を築く必要があったでしょう。

再生可能エネルギーなどについて研究していたということもあって、市長に対しての期待値というのは非常に高いものになりそうですが、それだけに、現実として何ができるかという点でどうなるかは気になるところです。

結果が出なければ、期待値が高かっただけに色々と言われそうですが、若い市長ということで積極性を持ってどんどんチャレンジしていって欲しいですね。

高島さんの場合、学歴が素晴らしく、頭がいいという印象を持ってもらえやすいので、その点プレゼンテーションや話の持っていくにはアドバンテージとなるかと思います。だからこそ、それを生かして欲しいですね。

若い彼のような市長が出てくるというのは、参政権の意味でも非常に大きく変化をもたらします。

どうしても高齢者ばかりを意識するため、選挙に行く人も高齢者が多いということになってしまいがちなところに若い層が参加する理由になりやすいからです。

まぁ、若い層はそもそも人口が少ないので人数の壁はどうしようもなかったりもしますがそれでも若い世代が参加するようになるならないの差は大きいと思います。

高島さんが結果を出した場合、他にも若い市長、若く国会議員などになろうという人も増えてくるかもしれません。

選挙に行かない理由様々にあるかと思いますが、単純に投票したい人がいない、いない中での消極的な選択肢を迫られているにすぎないという点があります。

その点そういう流れをもしかしたら変えてくれるのではという流れであり、また、芦屋市民もそれを願って高島さんに投票したのではないでしょうか?

高島さんの市長としての活躍期待したいですね!