高齢で独居で、それぞれ持病のある利用者様と接する仕事だとお迎えに行った際に、ボスが言う〈何があってもおかしくない〉という状況に遭遇する事も覚悟しなくてはいけません。
まだ寝ていたり、持ち物の準備が出来ていなかったり…そんなのは序の口。
時には救急車を要請しないといけない場面に遭遇する事もあります。私はまだそういう重大なシーンに遭遇した事はないですけどね。
去年救急要請をする事態が1回2回と立て続けて起こり、その際に救急隊の方にその方の情報、かかりつけ医、既往症や服用しているお薬とか正確に伝えられず、これではいけないと総合病院で救急外来勤務経験のあるナースが、最低限必要な情報を表にまとめてくれました。
それを持って送迎に出るんですが、先日独居の方がお手洗いで倒れていて、お迎えに行った職員が救急要請をしたんです。
救急隊員が到着して、ナースが作成した情報書を元に伝えていたら、仰向けに倒れていた為に後頭部を強打したかもしれないと、外傷がないかどうか確認して
「この方の頭部は絶壁ですか?」
と聞かれたそうです。
倒れた際に後頭部を強打してこうなったのか、元々こうなのかって。
「わかりません」としか言えなかったとか。
そりゃそうだ。
じゃこれからは頭の形も情報書に書き込む?
そんな事…必要?
結局その利用者様、一命は取り留めたと連絡が入りました。
とりあえず良かったです。