倉敷美観地区。ホテル前の交差点を渡ればそこ。
夕暮れ時はお土産屋さんも店を閉めていますが、人通りも無く、情緒満点。
道後温泉を出た日は生憎の雨。この年は梅雨明けが遅かったのです。
松山から多度津へ向かう列車の中でもまだ決心がつきません。
この雨の中、金比羅さんへお参りするべきか、否か。雨は小止みになるか本降りか。
子供達は大きななりをして頼りにならない。「どっちでもええでー。」 くっそお!
こういう時はタバコですよ、タバコ。喫煙デッキがあるらしい。
喫煙デッキでタバコをふかしているとサラリーマン風の男性が。しめた!
「雨、よく降りますねえ。」「はあ.....。」「天気予報ご存知ありませんか?」
「午後から小降りになるような事は言ってましたがねえ.....。」 そうか!
よし、決めた!金比羅さんが「おいで。」と言っておられる、という事に。
いつの頃からか、年齢のせいなのか、人様に物を尋ねる事が平気になりました。
時間であれ、道順であれ、その他の情報であれ、迷うよりは聞いた方がまし。
琴平駅で下り、金刀比羅宮の参道、上り口までは徒歩20分。
ひたすら登る。途中で名物の讃岐うどんを頂く。息子のおごり。ありがたや。
娘は、「もうあかん!まだ登るの?」 をくり返す。うるさいわ!
ようやく御本殿にたどり着きお参りをすませ、山の上からの景色を眺める。
しかし、小雨の中の金刀比羅の街はもやに霞んで見えませんでした。
琴平の駅を出て坂出へ。坂出を出ると四国と本州をつなぐ瀬戸大橋。
フェリーで瀬戸内海を渡った時とはまた違う、高みからのパノラマ。
岡山からは又乗り換えで倉敷へ。時刻はすでに夕暮れ近い。
ホテルに荷物を置いてすぐ美観地区へ向かいました。
日帰りで訪れる方には無理でしょうが、こういう場所は夕暮れ時が一番です。
観光客の姿も無く、次第しだいに街灯のあかりが灯り始める。
美観地区ひとり、いや三人占め!
大好きなドーミー・インの内風呂から露天風呂を眺める。
三人で泊まる部屋はこの通り。事前にお願いしてエクストラベッドを遠慮。
手前に引き戸があり、洗面所とシャワーのある場所は仕切れます。
窓を開けると美観地区が見下ろせる抜群のロケーション。
私はドーミーさんの回し者ではありません。全国のドーミー・イン少なくとも10箇所は利用しているので、
そろそろVIPにでもしていただけそうなものですが、そういう事もありません。ただの一ファン。
ドーミーさんのいい所は小ぶりながら朝まで入れる男女別の大浴場がある事。場所によっては天然温泉。
ベッドはダブルですし、内装は白と茶のシンプルモダン。朝食バイキングは種類豊富で、夜には夜鳴きそば
のサービスもずっと続けておられます。この倉敷のドーミーさんは最後に泊まった2011年の時点で三名
一部屋朝食付きで12500円でした。ビジネスホテルの優等生!
貧乏旅行に優しいトーミー・インさんに助けられて、次の目的地はお伊勢さん。
その3の3、に続きます。


