不安障害パニック障害 緊張度高めのクラシックコンサート攻略法 | 女性のためのカウンセリングルームこころの木 公認心理師 窪田洋子のブログ

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不安障害パニック障害専門カウンセラー、公認心理師窪田洋子です。自身がパニック障害うつを克服し、体験をもとに少しでもお役に立てることを願ってカウセリングをしています。2023年2月20日開業です。カウセリング、ご質問は⬇公式ラインより。
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こんにちは。不安障害パニック障害専門カウンセラー、公認心理師の窪田洋子です。

 

 

 

 

今回は、やはり緊張の高い、クラッシック音楽コンサートについてです。

 

 

 

    

目次

  • 趣味だったクラッシックコンサート
  • 小澤征爾さんが来た!
  • 緊張度マックスな会場
  • 切り抜けた喜びと自信

 

 

 

 趣味だったクラッシックコンサート

 

 

私は音楽が好きで、クラシック、ロック、ジャズ、ポップなど色々聴きます。

 

 

小さいころからピアノをやって来たので、特にクラッシック音楽は、両親も含め家でよく聴いてきました。

 

 

当然のように、病気の前は、地元のホールから始まり、東京や横浜のホールに出かけていき、

 

 

クラッシック音楽をライブで聴きに行きました。一緒に行く仲間もいて集まって楽しかったです。

 

 

しかし、パニック障害になったとたん、人混み、大きな音、臨場感、会場の緊張感、逃げれない場所…

 

 

突然これらが私にのしかかり、病気中、悲しいかな、何年も生のライブを行くことが出来ませんでした。

 

 

推しの指揮者やピアニストが来日しても、家でCDを聴いて我慢するしかなったのです。

 

 

 

 小澤征爾さんが来た!



そうやって、パニック障害の服薬をしながら、何とか子供を見てパートや資格勉強を少しずつ行っているとき、

 

 

なんと、地元のホールに、かの有名な指揮者、小澤征爾さんがいらっしゃったんです!日本のクラッシック音楽界の巨匠であり、あのバーンスタインのお弟子さんですよ!(知ってる方は知ってますよね!)



およそ10年ぐらい前の話ですが。

 

 

むむむ、これは何とか予定をつけて、マエストロを観に頑張って行くしかない!これを逃さない手はない。



だって、小澤征爾さんだって確か80歳近い…いつ最後のコンサートになるか……。(あーすみません、😅まだ十分今もお元気です!)

 

 

当時はこのように、本当に貴重な滅多に聴けないコンサートだと思い、自分の病気を押してでもなんとかしたい願望がムラムラと起こってきたのです!



パニック障害か?、世界のオザワか?究極の選択だったのです。

 

 

今思えば、このようにきっかけを作ってくださった、小澤征爾さんに感謝しかありません。

 

 

 

 緊張度マックスな会場

 

このようにして、音楽界の巨匠と、私のミーハー(死語)根性のおかげで、私のコンサート会場での、エクスポージャー、行動療法がはじまりました。

 

 

コンサート会場までの車の運転、会場前の人混みぐらいはまあなんとか。

 

 

ポケットに小さなクマのぬいぐるみのキーホルダーみたいのをもって握りしめて行きました。

 

 

前回のおさらいです。私は不安で眠れないときに、ぬいぐるみを枕も周りに団子のように積んでいました。

 

 

そのいわば応用版というわけです。



あとは、小さめのハンドタオルも握りしめてよし!これは、ライナス症候群の応用です!

 

 

問題は、会場内です。音楽ホールは音響を考えて、やたらと天井を高くしてるし、壁も遠近法みたいに奥から小さく並んでいるように見えます。

 

 

プーさんの100エーカーの土地に、ポツンと独り置き去りにされているような錯覚です。

 

 

楽器を湿気させないような、誇り一つない、乾燥させた空間。愛好家に多いちょっとお上品な出で立ちや服装、咳をすれば瞬く間に非難の目を浴びるような静寂の空気…

 

 

緊張を乗り越えるには、最高の場所かもしれませんが。手強いですね……

 

 

 

 

 切り抜けた自信

 

 

このような会場で、とたんに、頭がクラクラ、ぼーっと意識が遠のく、手に汗がにじみドキドキ動機が・・・

 

 

ポケットには、頓服の安定剤、当時は服薬中だったので、やはりコンサート前に頓服を飲み込みました。



お薬もうまく利用しましょう。全てはツールです。

 

 

頓服は30分ぐらいしてから効いて来るので、その間なんとかやり過ごさなければ!😣

 

 

ハンドタオルを出して、クマのぬいぐるみのキーホルダーを膝に置きました。いつもの安心感。

 

 

そうしたら、隣の年配のご婦人が「かわいいぬいぐるみのキーホルダーね」と話しかけてくれたのです。

 

 

この、「話が出来る人がいる、知っている人がいる」というのは非常に安心感をもたらします。孤独ではなくなりのです。ご婦人の存在は私はとても助かりました。音楽の話も出来ました。

 

 

また、飴も大事な必需品です。話が出来たお隣にも差し上げました。自分の居場所が楽な空間になりました。

 

 

更に、小澤さんの素晴らしい指揮、プロオケの感動的な音楽は私の気分をみるみる上げてくれました。

 

 

コンサート中盤には、乗り越えてすっかり気分が良くなり、パニック障害がウソのように消えていたのです。😊なあんだ。

 

 

このようなウソのような体験。

 

 

これを頭に記憶しておくことが大切です。

 

 

症状は、一朝一夕では治りません。しかし、この「切り抜けた記憶」「行動できた記憶」

 

 

これらの記憶を持つことが改善に非常に役立ちます。

 

 

今回の、一大ベント、小澤征爾さんのクラシックコンサートの行く!というミッションは

 

 

その後の私の、症状緩和のきっかけになり、



行動や生活に、大きく喜びと自信を与えたのは、いうまでもありませんでした。

 

 

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パニック障害不安障害専門カウンセラー

公認心理師 精神保健福祉士 


窪田洋子 


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