こんにちわ、小松あやです。

 

 

今日は昨日のブログの続きです。

 

 

 

 

昨日のブログはこちら↓

 

心拍が見えなかった日

 

 

 

 

不妊治療だけでなく、

病気の検査をしたことのある方なら

誰もが思うことだと思うんですが、

 

 

「今日は何とも言えないので、

また5日後にみてみましょう」

 

 

って言われてからの5日間て、

 

 

まさに生き地獄ですよねチーン

 

 

 

 

 

生きた心地もしないし、

 

 

かと言って、

5日間だけ死ぬわけにもいかず、

 

 

仕事も家事も

いつも通りしないといけないし。。

 

 

 

 

 

私はとりあえず、検索魔になりました。

 

 

 

 

 

「胎児心拍 6週5日 見えない」

 

 

をネットで調べまくりました。笑

 

 

でもやはり、

 

 

先生が言ってたように、

 

 

この日に心拍が見えないのは

なかなか厳しいものがあるらしく、

 

 

同じように体外受精からの移植で

妊娠を目指してる人のブログなんかを

何十記事と読んでみたのですが、

 

 

その後の診察で心拍が見えて

妊娠・出産に至った人ってのは

ほとんど見つけられなかったんですね。

 

 

だからと言って、

この現実をなかなか受け入れられず、

 

 

でも、

検索すればするほど、

悲しい結果に目を向けざるを得ず、

 

 

「妊娠の証拠だ」と思ってたつわりも、

「赤ちゃんの成長とは必ずしも関係がない」

と医者に言われたことで撃沈して、

 

 

いい結果を信じたい気持ちと、

現実を受け入れなきゃいけない気持ちとが

ごっちゃまぜの日々を過ごしました。

 

 

それでも、

4日目ぐらいには腹をくくれるようになって、

 

 

5日目、

運命の診察の日は、

 

 

比較的、覚悟を決めて

クリニックに向かった記憶があります。

 

 

そして、

結果から言ってしまうと、

 

 

この診察で心拍が見え、

とりあえず第一関門は突破

 

 

というふうになったのですが、

 

 

この診察の時のことを書いた日記が、

後から読んでもなかなか面白いので、

今日はこれを皆さんにシェアしようと思います。

 

 

 

 

 

 

“採血から1時間ほど経って内診に呼ばれた。

 

内診室から出てきた人が、

「ありがとうございました」と言っていた。

私も、たとえ結果がよくなかったとしても、

彼女のようにありがとうございましたを言おうと思った。

 

2番に呼ばれた。

 

怖いから、

エコー画面を見ないようにしようと思えば、

それもできる。

 

でも、それじゃあ母親にはなれない。

とすかさず思った。

 

嬉しいことも悲しいことも、

全部受け止められてこそ、母親なんだから。

だから私は、たとえ真っ暗な胎嚢だったとしても、

我が子を最後まで見届けよう。

そう覚悟を決めた。

 

〇〇(親友)にもらったネックレスと、

結婚指輪を何度も触って気持ちを落ち着かせた。

大丈夫、どんな結果だったとしても、

きっと神様がいいようにしてくれる!

 

内診台に上がり、エコーが入って、胎嚢が見えた。

その中に白っぽいものも見えた。

目を凝らして、見た。

ボワボワっと何かが点滅してる気がした。

すかさずドクターがズームした。

明らかに、何かが動いている。

 

小さな白い点が、一生懸命動いていた。 

 

次の瞬間、みんなのブログで読んだ、

バーコードのような画面が隣に写し出された。

心拍計測のサイン。

 

左目から涙がツーと落ちた。

涙を堪えようと思って震えた。

お腹に力が入って、

看護師さんに「力抜いてください」と言われた。

 

もし見えなくても泣かないと決めていた。

でも、見えた時のことは想像していなかった。

 

内診台の上で、

おまたにエコーが刺さりながら、泣いた。

人間、こんな格好でも泣けるんだなと思った____”

 

 

 

 

 

 

後から振り返ると、

 

 

私はこの時、

少し大人になったんだなと思います。

 

 

相変わらずビビリですが、

 

 

“たとえどんな結果でも

我が子を最後まで見届けよう”

 

 

っていう心意気に、

何だか自分なりの成長を感じられて、

 

 

数ヶ月経って読み返したときに、

我ながらプチ感心してしまいました。

 

 

そして、

割と感動ストーリーなのに、

 

 

最後の、

 

 

“人間、こんな格好でも泣けるんだなと思った”

 

 

 

 

 

 

それいる?!

 

 

 

 

 

 

って感じですが、

これが日記の面白いところです。笑

そうリアルに感じちゃったんだから仕方ない。笑

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、

 

 

心拍が見えるまでの経緯

こんな感じだったのですが、

 

 

いま、改めて思うのは、

 

 

妊娠て、

一人一人にそれぞれの結果がある

もんなんだなと思います。

 

 

医療者らしからぬこと言いますが、

 

 

生命って計り知れなくて、

 

 

確率とか統計とかエビデンスとか、

もうそんな概念を超えて、

 

 

私には私の結果があるし、

その人にはその人だけの結果があって、

いくら「他の人のブログではこうだったから」

と思っても、

最後の最後は、

自分だけの結果が待ってるんですよね。

 

 

だからこそ大事なのは、

 

 

治療とか妊娠のプロセスの中で、

どれだけ自分の心を磨いていけるか

 

 

で、

 

 

悲しくて泣いたり、

現実を受け入れられなかったり、

信じてみたり、諦めてみたり、

腹括ってみたり、嬉しくて泣いたり、

 

 

そんなこんなを繰り返しながら、

だんだんと成長していくんですよね桜

 

 

 

 

妊娠38週。

 

 

なんとかここまでやってきた、

という感じですが、

 

 

いろんな経験をさせてもらった不妊治療にも、

 

 

そして、私をほんの少し

大人にしてくれたおなかの赤ちゃんにも、

 

 

感謝感謝で、

 

 

あとは何とか無事に

産んであげたいなと思います。

 

 

そして、

奇跡のように授かった命だからこそ、

 

 

この先大変なこと、辛いこと、

たくさんあるんでしょうが、

 

 

心拍が見えた時の気持ちを忘れずに、

大切に育てたいなと思いますお願い

 

 

それでは、

2回にわたる長編ブログになってしまいましたが、

お読みいただきありがとうございました。
Have a good one!!!