みなさんこんにちは、みー先生です
最近、医院の方が忙しくなり更新ができずにいましたが、ゆっくりとですがまた再開したいと思います。
さて、最近来院した患者さんのお話をしてみますね～
先日、5歳の子どもさんを連れて来院したお母さんが「この子、いつも死にたい…って言うんですがどうすれいいのかわからなくて連れてきました…」
そのお子さんは、本当に死にたいと思って言っているのかふざけて言っているのか、カウンセリングをしてみないとわかりませんが、子どもさんの表情は暗い顔つきで嘘を言っているようは見えませんでした
お母さんは、よその心療内科を何件もまわられてうちに来院したようで、子どもさんをどう扱ったらいいのか？それを教えて欲しいということでしたが私が心療内科を開業してから5歳の子どもさんが「死にたい…」という相談は初めてだったので大変ショックを受けました。
本当ならば、いつもお話しする(アドバイス)ことより先にまずお母さんに言ったことは、
「死にたいという我が子をどう扱っていいのか…ということよりもこの子がいてくれること、存在していること、生きていることが幸せだな、と思ってください」
というようなお話をしました、そして
⚪子どもさんを無条件に可愛がる
⚪最初は形だけでもいいのでいつもニコニコして子どもさんを見守るようにする
⚪どんなに忙しくても子どもさんがスキンシップを求めてきたら手を止めて、抱っこしてあげたり頭をなでで甘えさてあげてください
⚪まだ小さいからと子どもさんの気持ちを無視したり、親の考えを押しつけることは決してしないでください
⚪家庭の問題が子供さんに影響してしている場合もあります
・夫婦間の不仲
・嫁姑の確執など…
これから子どもさんとお母さんのカウンセリングがはじまりますが、小学校に入学する前くらいの子どもさんが自ら「死にたい…」と訴えるのは、やはりお母さん自身の問題、家庭の問題があって子どもさんが影響を受けてこういう状態になっているのですからお母さん自身がカウンセリングで少しずつ吐き出してらくになって頂きたいものです。
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