みなさん、あけましておめでとうございます
今年は雪も少なく、穏やかな年末年始でしたね
雄勝地域振興局では、県民ホールにて、「Akitaコレクション」の展示をしています。
Akitaコレクションとは...
県内の家具メーカーや木材企業等からなるグループで、秋田発信の新たな家具づくりに挑戦しています。湯沢雄勝地域からは、秋田木工・松井木工・中野木工の3社が参加しています。
今回展示中の家具は、世界的なプロダクトデザイナーの喜多俊之氏によるデザインで、ミラノ(イタリア)などの展示会で海外からも高い評価をいただいたものです。
振興局では、木材や木材製品を身近に感じ、木の優先利用につなげる「ウッドファーストな雄勝」の取組の一環として、Akitaコレクションの家具を、県民の方々に向けて展示しています。
雄勝地域の「Akitaコレクション」がこちら。
左の椅子が「YUZAWA」、真ん中と右の椅子が「OGA」
こちらのテーブルとスツールのセットが「OMAGARI」
えっ
湯沢雄勝地域なのに、なんで「OGA」と「OMAGARI」?
実は、海外出展にあたり、各企業の製品シリーズには、それぞれ秋田の地名にちなんだ名前が付けられたとのこと。
だから、湯沢市内の企業で作った家具にも、オガやオオマガリといった名前になっているそうです。
では、「Akitaコレクション」シリーズをそれぞれ見ていきましょう。
まずは、秋田木工による「YUZAWA」。
秋田木工自慢の、曲げ木の高度な技術と、重厚かつモダンなデザインが素晴らしい逸品。
曲線が非常に美しく、座った人の体に優しくなじんでくれます。
座ってみると、背もたれに寄りかかると、いい感じに体にフィットするので、全然腰がつらくないと感じました。
長時間座っていても体が痛くなりにくそうです。
次に、松井木工による「OGA」。
背もたれの高いハイチェアーと、低いローチェアー。
贅沢な無節のスギの柾目材を使用し、赤白の対比をデザインに組み込むとともに、職人技による精度の高い仕上げが光ります。
背もたれの丸が木の温かみと相まって、柔らかい印象の椅子です。
最後に、中野木工による「OMAGARI」。
スギの赤白の色味を生かしたデザインの、ラウンドテーブルとスツール。天板や座面は綺麗に丸く仕上げられています。今回展示されているバージョンは、浮造り加工が施されており、木の触感も楽しめます。
表面の浮造り加工。
とてもくせになる触感です・・・
展示は1月いっぱいの予定ですので、ぜひ、この機会に素敵な家具に触れてみてください。
場所:雄勝地域振興局1階 県民ホール
(秋田県湯沢市千石町2丁目1-10)
期間:1月6日(月)~1月31日(火)(予定)
時間:平日8時30分~17時15分(土日・祝日は閉庁しています。)